2017/11/19新製品レポート

糸を引くような球でライン出し タイトリスト 818 H2

強弾道が打てるアイアンみたいなUT 【ミーやん】 前回試打した『818 H1』に続いて、今回は『818 H2』を試打します。搭載されている調整機能やヘッドの構造は『H1』と同じですが、こちらの『H2』はヘッドが小ぶりのモデルになっています。 【ツルさん】 『H1』はフェアウェイウッドからの流れで作られているクラブで、『H2』はアイアンからの流れで作られているクラブです。ヘッドの大きさだけでなく、シャフト軸からリーディングエッジにかけての見え方が異なるので、ボールに対しての構え方も自然と変わりますよね。兄弟モデルで球筋がどう変わるのか、試打して確かめてみましょう。 【ミーやん】 『H1』と打ち比...
2017/11/15新製品レポート

しっかり打ち抜けるウッド型UT タイトリスト 818 H1

寛容性がありながら強弾道で狙える 【ミーやん】 2年前に発売された816シリーズと同じように、新しい818シリーズにもヘッドタイプの異なる2モデルが用意されています。今回試打する『818 H1』はヘッドが大きめで、まさしくウッド形状のユーティリティ。もうひとつのモデル『818 H2』は次回に試打しますが、こちらの『818 H1』ほうがやさしく球を上げられそうな雰囲気です。 【ツルさん】 818シリーズには「シュアフィット CG」機能が新たに搭載されました。乾電池のようなバー状のウエイトを入れ替えられるようになっていて、ヘッドの重心位置を変えることで弾道調整が可能になっています。今回はスタンダー...
2017/11/05新製品レポート

4年ぶりの新作 キャロウェイ X フォージドアイアン

見た目・性能を一言でいうと「ツンデレ」?! 【ミーやん】 大手メーカーからは毎年のように新しいモデルが登場していますが、この『X フォージドアイアン』はなんと4年ぶりの新作となります。一般的にアイアンの買い替え周期は4年と言われているので、ちょうどいい頃合いなのかも知れません。 【ツルさん】 前作は、いまだにプロや上級者か使い続けている人気のアイアンですから、ファンには待望のリリースだと思いますよ。新作ではどこがどう変わったのかを細かくチェックしていきましょう。 【ミーやん】 まず見た目からいうと、前作よりほんの少しヘッドサイズが大きくなりました。とはいえ、アスリート向けのハーフキャビティとし...
2017/11/08新製品レポート

しっとり感が増した ミズノプロ 518 アイアン

フィーリングと扱いやすさを高次元で両立 【ミーやん】 ミズノのMPシリーズは、今季から「ミズノプロ」シリーズへと生まれ変わりました。販売体系もこれまでとは変わって、ミズノ推奨のショップでフィッティングを受けたうえでカスタムオーダーして購入するシステムになっています。用意されているヘッドは3種類で、今回試打する『ミズノプロ 518』は中間的な性能のモデルになります。 【ツルさん】 『518』は、ヘッド裏側の中央部をくりぬいて、そこに比重の軽いチタンをはめ込んだミズノ独自の「チタンマッスル」構造を継承しているモデルです。「チタンマッスル」というと、ルーク・ドナルドが使用したことで人気モデルとなった...
2017/10/26新製品レポート

アメリカでは圧倒的な人気 タイトリスト 718 AP1 アイアン

多くのゴルファーが満足できるやさしさと飛距離 【ミーやん】 『718 AP1』は、APシリーズでいちばんヘッドが大きいモデルです。従来よりもロフト角が1度ストロング化されて、さらに飛距離性能がアップしているとか。おそらくゴルファーが気になるのは、新登場した『718 AP3』との性能差でしょうね。 【ツルさん】 ミスヒットに強くて少し飛ばせる「AP1」の性能は、従来モデルから高く評価されていました。718シリーズでは中間的な性能の「AP3」が登場したことで、「AP1」はさらにやさしく飛ばせるアイアンへと性能がシフトしているようです。ちなみに日本ではヘッドの見た目がいい「AP2」が人気ですが、アメ...
2017/11/12新製品レポート

フェース溝がダレずに長く使える ミズノプロ S18 ウェッジ

豊富なバリエーション こだわりを持って選びたい人に 【ミーやん】 ミズノプロのシリーズからは、キレイなカラーリングのウェッジが登場しています。通常のサテン仕上げも用意されていますが、こちらのブルーIP(イオンプレーティング)仕上げを選ぶ人のほうが多そうですね。 【ツルさん】 色は個人の好みだと思いますが、僕は青いウェッジには違和感があります…。とはいえ、フェースのヒール側がミラー仕上げになのに対して、トウ側だけは太陽光を反射しないサテン仕上げを採用しており、細かいところまで凝った作りになっています。見た目は華やかに飾っても、プレーでの使いやすさを犠牲にしてないのが分かりますね。 【ミーやん】 ...
2017/11/01新製品レポート

日本人が好きな打感に キャロウェイ GBB エピック フォージド ドライバー

金属的な打感で、球を上げやすく、つかまえやすい 【ミーやん】 大ヒットしているエピックシリーズの追加モデルとして発売されたのが、こちらの『GBB エピックフォージド ドライバー』です。フェースの裏側に2本のバー構造を持たせた独自の「ジェイルブレイク テクノロジー」を採用しつつ、クラウンの素材がチタンになっていて、フェース素材にフォージドチタンが使われているのが特徴です。構えてみると、ヘッドの形状も既存モデルとはずいぶん違います。 【ツルさん】 キレイな丸型ヘッドで構えやすいですよね。打点の後方延長線上にヘッド後部の膨らみの頂点が位置していて、フェース長はやや短く見えます。そのおかげでターゲット...
2017/10/19新製品レポート

日本人にドンズバは本当?! タイトリスト 718 AP3 アイアン

見た目が良くて、見た目よりもカンタン! 【ミーやん】 718シリーズになって新たに追加されたのが、今回試打する「AP3 アイアン」。性能的にはアベレージ向けモデル「AP1」と、アスリート向けモデル「AP2」の中間に位置するモデルだそうです。近未来感のあるバックフェースのデザインが、カッコいいですね! 【ツルさん】 性能から考えるとネーミングは「AP1.5」なのですが、“AP1 + AP2 = AP3”という意味合いがあるらしいですよ。アスリートゴルファーに人気の「AP2」と比べて、どの程度やさしく打つことができるのか、どれくらい飛ぶのかもチェックしてみましょう。 【ミーやん】 ヘッドの大きさは...
2017/10/23新製品レポート

ガチ勢にささる性能 タイトリスト 718 AP2 アイアン

許容性と操作性がちょうどいい! 【ミーやん】 日本のゴルファーは、見た目がシュッとしていて、打ってみると少しやさしいクラブが大好きなんですよね。なので、タイトリストのアイアンのなかでは「AP2」がもっとも人気があります。新モデルの「718 AP2」も、クセのないヘッド形状でちょうどいい大きさ。バックフェースのデザインもスタイリッシュでカッコいいですね。 【ツルさん】 「AP2」は、アメリカではツアーアイアンの“ゴールドスタンダード”とも呼ばれているのだとか。ここまでポピュラーになったのは、やはり使用プロであるジョーダン・スピースの活躍が大きいでしょうね。従来モデルから完成度が高かったので、あえ...
2018/01/10新製品レポート

テクノロジーてんこ盛り テーラーメイド M CGB アイアン

とにかくまっすぐ遠くへ飛ばしたい人に 【ミーやん】 『M CGB アイアン』は、飛距離を重視して開発された“飛び系アイアン”です。モデル名のCGBとは「センター・グラビティ・バック」の略で、深い重心位置設計を意味しています。聞き覚えがある名前だと思ったら、過去にr7シリーズで使われていたモデル名なんですね。 【ツルさん】 まさにテクノロジーがてんこ盛りのアイアンです。ソール溝の「スピードポケット」、フェース溝の「フェーススロット」、重量を軽くした「フルーテッドホーゼル」、フェース偏肉設計「インバーテッドコーン」といったテーラーメイドの独自技術に加えて、360度カップフェースや計8グラムのタング...
2018/01/07新製品レポート

見た目と打感がいい中空構造 テーラーメイド P790 アイアン

思いのほか簡単に飛ばせる 【ミーやん】 テーラーメイドからはカスタムメイドクラブとして、P700シリーズのアイアンが4モデル発売されています。こちらの『P790 アイアン』は中空構造で、ヘッド内部が「スピードフォーム」という充填剤で満たされているのが特徴です。中空構造により、フェースの弾きを向上しつつ、充填剤によって打感も良くしているそうですね。 【ツルさん】 モデル名の三桁の数字はヘッドの大きさを示していて、『P790』はブレード長が79mmであることを意味しています。P700シリーズのなかでは、もっともヘッドが大きいモデルですが、構えてみるとそれほど大きさは感じません。P700シリーズはア...
2018/01/17新製品レポート

ロングアイアンが好きな上級者へ キャロウェイ X フォージド UT アイアン

弾きの良い現代版アイアン型UT 【ミーやん】 昨年、『X フォージド アイアン』が4年ぶりにモデルチェンジしましたが、その上の番手として発売されたのがこちらのユーティリティです。S25Cのフォージドボディで、フェースに17-4ステンレスを採用した中空構造になっています。 【ツルさん】 アドレスした状態の視界で、ほんの少しソール部分が見えます。アスリート向けのロングアイアンと比べるとソール幅は広めですが、角が取られたヘッドシェイプでサイズが小さく見えるし、全体的にはとてもシャープな印象のモデルです。 【ミーやん】 ロフトが立っていて、いかにも手ごわそうに見えるし、打ってみるとやはり難しいです。ヘ...
2018/01/31新製品レポート

構えやすさと打感が向上 キャロウェイ ローグ サブゼロ ドライバー

ハードヒッター御用達の超・低スピン性能は健在 【ミーやん】 既存のエピックシリーズにラインアップされていた強弾道かつ低スピンが打てる「サブゼロ」が、ローグシリーズにも数量限定モデルとしてラインアップされました。ソールのフェース寄り中央部分にウエイトが配置されていて、ヘッドが浅重心設計になっているのが特徴です。 【ツルさん】 『GBB エピック サブゼロ ドライバー』は、驚くほどの低スピン性能を備えていながらヘッドの慣性モーメントが高く、比較的安定した球を打てる優秀なドライバーでした。ローグのシリーズになって、どのように進化しているのか楽しみです! 【ミーやん】 参りました…。ロフト角9度の試打...
2018/01/28新製品レポート

エピックよりも直進性が高い キャロウェイ ローグ スター ドライバー

ロフト選択を間違わなければ、やさしく飛ばせる 【ミーやん】 昨年、大ヒットした『GBB エピック スター ドライバー』ですが、一部のアマチュアから「上がりづらい」「つかまえづらい」といった声も出ていたそうです。そこで、よりやさしく飛ばせるように設計されたのが『ローグ スター ドライバー』。ヘッド内部の2本の柱を軽量化してヘッドの重心位置を最適化し、ドローバイアス設計にもなっています。それにしても、すごいヘッドが大きいですね。 【ツルさん】 ヘッド後方のふくらみが広がって、『GBB エピック スター ドライバー』よりも120%増しぐらいにヘッドが見えます。見た目からして、やさしく打てそうな雰囲気...
2018/02/07新製品レポート

距離のバラツキが少ない クリーブランド CBX ウェッジ

キャビティ効果で安定したフルショットが打てる 【ミーやん】 『CBX ウェッジ』は、ミスに寛容なキャビティバックのアイアンを使っているゴルファーが、ウェッジもやさしく打てるように開発されたモデルです。バックフェースに複雑な凹凸が作られているのが特徴ですね。 【ツルさん】 バックフェースが変わった構造になっているのは、ソール部分とトップブレード周辺に76グラムもの重量を配して、ヘッドの慣性モーメントを高めているためだそうです。どれほどの効果があるのか、さっそく打って確かめてみましょう! 【ミーやん】 初心者向けのウェッジかなと思ったのですが、ヘッド形状はオーソドックス。万人受けしそうな顔つきで、...
2018/02/02中古ギア情報

フェアウェイキープ率トッププロ愛用の1Wは?

アマチュアゴルファーはショットの飛距離に一喜一憂しがちだが、プロゴルファーはそうではない。たとえその一打の飛距離が出たとしても、次を狙えるところに打てなければ、スコアメイクにつながりにくい。フェアウェイから次のショットを打てれば、当然ながらプレーにおいてかなり有利な要素になる。 では、ツアープロはどのくらいの割合でフェアウェイをキープしているのか? 国内男子ツアーの公式記録によると、2017年のフェアウェイキープ率ランキング1位は稲森佑貴で70.83%。2位の小平智の65.25%を5%以上引き離す驚異的な数値だった。 稲森は2016年のフェアウェイキープ率も71.66%で1位だったが、この時も...
2018/02/21新製品レポート

ツイストフェースで難しさを解消! テーラーメイド M3 460 ドライバー

安定性が高くて、アベレージゴルファーでも使いやすい 【ミーやん】 『M1 460 ドライバー』の後継モデルとして登場したのが、今回試打する『M3 460 ドライバー』です。従来どおりカーボンクラウンが採用されていて、カラーリングはシルバーとブラックのツートンになりました。注目ポイントは、「ツイストフェース」という新しいフェース形状が採用されているところ。これによって打点がブレても曲がり幅が抑えられるそうです。 【ツルさん】 テーラーメイドは盛んに「ツイストフェース」の効果をアピールしていますが、それ以外でも『M3 460 ドライバー』には新しいY字型の移動式ウエイト機能が搭載されていたり、従来...
2018/04/25新製品レポート

球を拾いやすくて刺さらず抜ける キャスコ ドルフィンウェッジ DW-118

歯の浮かないストレートネックでもやさしい 【ミーやん】 アプローチやバンカーショットをやさしく打てると評判の「ドルフィンウェッジ」に、ストレートネックの新作が登場しました。ヘッドが“潜らない”のが特徴のウェッジでしたが、今回はそこに“刺さらない”というキャッチコピーが加わっています。 【ツルさん】 ヒール側のソール幅が広い独自形状を採用しつつ、「DW-118」はリーディンングエッジに削りが入っていて、ソール中央部が山型形状になっているのが特徴です。打ってみるとどんな効果があるのか、人工芝の上からですが、ソールの抜け具合を確かめてみましょう。 【ミーやん】 ヘッドは大きめで、構えたときに安心感が...
2018/04/18新製品レポート

予想外の打感&優れた直進性 ミズノ GX ドライバー

ねじれの少ない新技術シャフトを採用 【ミーやん】 フィッティング専用のカスタムオーダークラブ「ミズノプロ」が好調のミズノですが、“つるし”と呼ばれる既成品で購入できるクラブの新ブランドが登場しました。それがこのGXシリーズです。 【ツルさん】 ドライバーからウェッジまで、GXシリーズはフルラインナップが揃っているようですね。この「GX ドライバー」は、全体的な見た目が真っ黒で非常にシンプル。クラウンにも転写マークがなくて、シャフトにも小さくロゴが入っているぐらい。こう言っちゃなんですけど、新ブランドのクラブにしては、かなりシンプルですね。 【ミーやん】 ヘッド体積は460ccでクラブ長は45....
2018/05/16新製品レポート

「低スピンで飛距離を伸ばせる安定系」キャロウェイ ローグ ドライバー

安定したヘッド挙動で万人受けしそうな性能 【ミヤG】 どーも、はじめまして。前回までのミーやんに代わりまして、今回から試打担当になった「ミヤG」です。ドライバーはスライス、アイアンはドローが持ち球という変わりダネのゴルファーです(笑)。どうぞよろしくお願いします! 【ツルさん】 こちらこそ、よろしくお願いしますね。さて、今回試打するのはキャロウェイの「ローグ ドライバー」。アメリカではレギュラーモデルとして発売されていますが、日本では数量限定で展開されているモデルです。ヘッドの投影面積は「ローグ スター ドライバー」のほうが大きいですが、こちらもヘッド体積は460ccあります。構えてみると、け...