ドライバーやパターは、ちょこちょこ買い換える人が多いが、なかなか変えれないのはアイアンセットだろう。ドライバーに比べると、可変スリーブなどといった見た目ではっきりと分かる劇的な技術革新が少ないので、買い換えるきっかけがないのも事実。
アイアンのモデルチェンジは見た目のデザインは変わるが、性能的にどう変わったのか聞かれると答えに困る場合も多い。まずマッスルバックやハーフキャビティなど、顔や形状を気にするクラブは性能的に変化を出しにくい。形状が大きく変わらないと性能も大きくは変わらないからだ。
しかし今やっと注目されてきた要素がバウンス角。ゴルフギアのレーティング企画「HOT LIST JAPAN...
米国男子ツアー第2戦「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で石川遼が2位タイに入り、一時の不調から復活ぶりをアピールしている。2013年シーズンから米ツアーに本格参戦した石川遼だが、腰の不調からくるパッティングの練習不足など、シードを失い入れ替え戦を余儀なくされた。
ショットは徐々に復調したが、パターがなかなか本調子にならず、トレードマークのL字マレットから、オデッセイ WHITE HOT PRO #7に変更するなど、悩みの深さを感じさせた。復活の糸口は、もちろん練習量もあるだろうが、2014年度から米ツアー本格参戦の松山英樹が言った「L字の遼が俺は好きだ」というこの一言ではない...