は記憶から出ていくタイプなんです」と笑う。 ルーキーだった昨年、毎週初めてのコースを戦う上で事前の綿密なチェックが欠かせなかった。ここブライズフィールドCCでもびっしりとヤーデージブックに“成果”を

経過して走りながら登場。すぐにクラブを手に取りティショットを放った。同伴競技者らによるとヤーデージブックを取りにクラブハウスにいったん戻っていたという。 今大会は各ホールのスコアに応じて与えられる

コースの雰囲気も、海外の選手と回れることも全部が楽しい」と、現地のキャディと会話をするために、ヤーデージブックの空いたスペースに英単語のメモも作った。 前半9番（パー5）では、キャディのアドバイスもあり

ことがポイントとも話す。「何も変わらないっていうのが一番大事」とうなずいた。 水曜夜のルーティンは決まっている。初日のピン位置、風など天気予報もインプットしながら、ヤーデージブックとにらめっこ。30

は気温36度を超える猛暑。午前7時35分と早めのスタートだった稲見も、この暑さに苦しめられた。「傘をずっと差して、ヤーデージブックで扇いでいた。水分補給もたくさんして、後半は氷のうを使おうと思ったけど

。「15番までは見えていたんですけど、上りの3ホールは見えなかった」と終盤は暗闇との戦いとなった。 17番（パー3）では「ヤーデージブックとピンポジを頼りに」159ydを6Iで振りぬいた。「左に出たと

過ごし、最終ラウンドに向けて気持ちを高めた。「天気予報で風が強いとあった。最初の2日間とは逆の風。コースの印象も変わるのでヤーデージブックを見ながら考えていた」。アマチュアだった5年前の16年大会（96

行った。ヤーデージブックの打ってはいけないエリアを赤いマーカーで塗るなど可視化。「情報共有して、ほかの人が調べたことに助けられたり。行っていいところ、行ってはいけないところをはっきりさせられたのが

し、初日74位から結局7位に浮上してフィニッシュ。今季5試合目（出場17試合）のトップ10に入り、「プレー中も考え過ぎたりしたら、ヤーデージブックに書かれた『シンプル・イズ・ベスト』を見て思い出す

08分のスタートまでにしたのは、お祈りと昨年のヤーデージブックの復習だ。「去年のピン位置とあまり変わらないと思ったので、イメージしていた」とイ。「ほとんど合っていましたね」と、茶目っ気たっぷりの笑顔を

たくなっちゃうんですよね」と、ラウンド中、常に持ち歩くヤーデージブックの表裏に挟まれた子供の写真を見つめて微笑みかける。 「去年は飛距離も戻らないし、体力も戻らないので無理かなと思った」と話す佐々木

揺さぶられ、番組内に出てきたバイルズの名言をヤーデージブックにも書き込んだ。そのひとつが「自分の結末は自分で決める」。くしくも、この日の「68」で通算9アンダー首位タイに浮上してラスト18ホールを迎える

データを各自がヤーデージブックに書き込んでいる。 この日は12番（パー3）と17番（パー3）で10mのバーディパットを沈めるなど、「良いリズムで打てていた」と雨で湿ったグリーンも苦にしなかった

預けた。まず、ヤーデージブックにメモを残すようアドバイスされた。それまではほとんどメモをしていなかったが、ホールごとに使った番手や距離、風向きなどを記せばその後に生きる、と説かれた。 今大会で今季5

」と周囲の様々な助言を受け徐々に復調に向かっていった。 ヤーデージブックの最初のページに「楽しむ」と大きく書き込んでいる。次週の日米共催「TOTOジャパンクラシック」に向け意気込みを問われると、「予選

感激したという。 「ああいう人になりたいと思った」と2日目のホールアウト後には、勝とともにヤーデージブックにサインをもらいに行った。自身が出場したプロツアーで、ほかの選手にサインを求めたことは「初めて

。1年の中で最も頑張りたい気持ちが強い」と意気込んだ。 この日はプロアマ戦で最終調整。ジュニア時代から何度も回ったコースに「ヤーデージブックもいらないくらいコースのレイアウトが頭にある。ドッグレッグも

「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」。オフシーズンの間に自分に足りないものを考えた結果、たどり着いたのはヤーデージブックを手放すことだった。 アマチュア時代からの習慣で、練習

収集を始めたそうだ。「ヤーデージブックを全部コピーして、手書きでショットがどこに行ったのかを全部メモしていた。スプーン(3W)でいえば、何回打ったのか、フェアウェイに何回行ったのかをつけていて、それで

と一緒に回った事前チェックはゴルフ脳をフル回転。特に複雑で厄介なグリーン傾斜の把握に時間を割いた。パターで実際にボールを転がす以上にヤーデージブックとにらめっこしている感覚。「1日じゃ、調べ足りない