2021/12/02日本シリーズJTカップ
「心臓痛かった」片岡尚之ら97年生まれ初出場組 憧れの最終戦で粘りのプレー
◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日(2日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)
最終18番(パー3)、片岡尚之は心臓の鼓動を確認するかのように手を胸にあててホールアウトした。10ホールを終えた時点で2オーバーにまで降下したスコアを13番、17番でバーディを取り返してイーブンパーで迎えたからこそ、最後はパー以下で上がりたかった。
宮里優作がチップインで初勝利を決めた2013年大会が強く記憶に残っていたからかもしれない。グリーン右ラフに落とした2打目で思わず「チップインしたくなった」と放ったボールはピンから1mほどオーバーして奥から下りのラインにつけてしまい...