2023/03/30国内男子

今平周吾は新調したドライバー&アイアンで首位発進

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(30日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7062yd(パー71) 昨季2勝の今平周吾が、6季連続優勝に向けて絶好の位置で滑り出した。8バーディ、1ボギーの「64」で回り、金谷拓実と並んで7アンダーの首位発進に「アンダーで回れればいいと思っていたので上出来」とうなずいた。 前半5番で4mのバーディパットを沈めると、続く6番(パー3)で5m、7番で3mを沈めて3連続バーディ。後半11番でこの日唯一のボギーをたたいたが、12番(パー5)ですかさず取り返した。その後も13番(パー3)、15番、16番(パー3)と快調にバーディを重ね、最終18番も10...
2020/09/06国内男子

石川遼はドライバー&スプーンの精度に課題抱え「全米オープン」へ

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 最終日(6日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨)◇7566yd(パー71) 石川遼はメジャーの狭間の国内ツアーを21位タイで終えた。3アンダー9位から3バーディ、6ボギーの「74」とスコアを崩し通算イーブンパー。進行中の新しいスイングづくりについて、「なかなか体現できない。自分の脳と神経がつながりきっていないんだなという気がする」とロングゲームへの不安を解消できていない。 プレーオフで敗れた堀川未来夢は首位から6打差のスタート。5打差をおいかけた石川にも逆転のチャンスはあったはずだったが、ティショットに苦しむ姿は変わらなかった。週末2日間のフェアウェイキープ率...
2022/08/31国内男子

直ドラと相性よし 池村寛世が「グローレ」新ドライバーを即投入

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前情報(31日)◇富士桜CC(山梨)◇7541yd(パー71) 300yd超えの飛距離を誇るパワーヒッターが今週新たな武器を手に入れた。ツアー3勝目がかかる池村寛世がテーラーメイドの新1Wを投入する。 詳細についてメーカー側からは明かされなかったが、「グローレ」シリーズの新作でヘッドには「ステルス グローレ+」の文字。前日の火曜日にテストし、この日のプロアマ戦はバッグに入れてラウンドした。計4本の1Wを試しながら、「良い感じなので、あしたからも使っていこうと思います」と投入を決めた。 気に入った点はよりスピンが入りやすくなった点。ティアップせずに直接1W...
2022/10/09国内女子

小祝さくら“練習・ギア・メンタル”の変革 スリクソン新ドライバーは4連勝

◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 最終日(9日)◇東名CC(静岡)◇6570yd(パー72) これまで手にした8つのタイトルの中で、最も実感がない勝利だったかもしれない。「納得のいくプレーではなかった。ショットは思い通りいかなかった。課題を残した感じです」。グリーン上でもこの日、小祝さくらの最初のバーディパットが決まってくれたのは後半10番。「耐えたゴルフで勝てたのはうれしいです」と54ホールボギーなしで終えたことを勝因に挙げた。 2日目の日没順延を回避した24歳はこの日、午前6時半に起床した。わずか30分後には未消化分を再開させた他選手はもちろんタフなスケジュール。その...
2021/08/21国内男子

ドライバーOBはプロ10年で“1回”だけ 稲森佑貴の苦い記憶

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 3日目(21日)◇ザ・ノースカントリーGC(北海道)◇7178yd(パー72) “日本一曲がらない男”として直近5シーズン連続でフェアウェイキープ率ナンバーワンに輝いている稲森佑貴は、ザ・ノースカントリーGCに苦い思い出がある。2015年の同大会の2日目、13番(パー5)での1Wショットが右サイドのOBラインを越えた。 当時、予選ラウンドで一緒にプレーしていたのは“ジャンボ”こと尾崎将司だった。終始「緊張していた」まま迎えた後半のパー5で「ちょっと逃がした。やってしまった」と痛恨のミスショットからボギー。続く14番でもボギーをたたいたところで、ジャンボ...
2021/07/01日本プロ

長尺ドライバー連投 石川遼は最終パー5ボギーも今季最高のスタート

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 初日(1日)◇日光カンツリー倶楽部(栃木県)◇7236yd(パー71) 「一番、気を付けている」という注意点が最後に悪い結果につながったのが悔しい。イーグルも狙える最終9番(パー5)、1Wショットは警戒していた右サイドに流れ、木に当たってOBゾーンへと消えた。「まだ(球を)捕まえるタイミングがつかめていない。フェードが曲がりすぎた」と石川遼。ボギーフィニッシュで最上位グループでのスタートはならなかった。 雨の勢いが弱まった午後のスタートで、出だし10番はピンチをしのいだ。3オンから残した5mのスライスラインを沈めてボギーを回避。バーディラッシュはその後、始...
2021/07/03GDOEYE

ドライバーはメルカリ、スプーンは中古ショップで/ある27歳のツアープロの世界

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 3日目(3日)◇日光カンツリー倶楽部(栃木県)◇7236yd(パー71) 隣には片山晋呉と石川遼。見渡す限り、周りはギャラリーでいっぱいだ。優勝を争うムービングデーの組み合わせ。経験豊富な選手ならまだしも、レギュラーツアーはこれがキャリアで2試合目。「アドレナリンがものすごく出た」結果、ズルズルと後退するのも無理はない。 フロントナインの8番までに4つボギーをたたいて思った。「僕に失うものはない」。残り198ydの5Iでの第2打はピンそば60㎝につくスーパーショットになった。「あれで落ち着けました」。起死回生のイーグルに大歓声が降り注いだ。 ツアーの世界で...
2024/08/30米国男子

新ドライバーも投入 松山英樹は後退も復帰ラウンドに「痛みなくいけた」

◇米国男子プレーオフ最終戦◇ツアー選手権 初日(29日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7490yd(パー71) ビッグタイトルへの差は3打から初日のうちに8打にひろがった。プレーオフシリーズ第2戦までのポイントランク順でティオフ時のスコアに差を設けるハンディキャップ戦。7アンダー3位から出た松山英樹は3バーディ、2ボギー「70」で通算8アンダーの4位に踏みとどまりながら、開始時の10アンダーから16アンダーに伸ばした首位スコッティ・シェフラーにいきなり引き離された。 5Wで放ったティショットを左ラフに入れた3番でボギーが先行した。先にプレーしていた下位スタートの選手がスコアを伸ばす展開...
2018/11/30日本シリーズJTカップ

宮里優作は再三のドライバー変更 8位浮上も「今年は“細い糸”」

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(30日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70) 23位から出た前年覇者の宮里優作が1イーグル6バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「66」でプレー。通算2アンダーで8位に浮上した。 首位と7打差の2オーバーからのスタートに、「きょうは攻めるしかなかった。ピンを狙っていった」と3番でバーディを先行。6番(パー5)で残り211ydを5Iでピン右上4mにつけイーグルを奪った。 しかし11番でダブルボギーをたたく。「ボギーでしのげればよかったんですけど。スコアメイクがなかなか苦しかった」と振り返る。あがりの難関18番(パ...
2022/10/15米国男子

小平智は新ドライバーに「曲がらない」 恩返しのトップ10入りへ

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 3日目(15日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70) 小平智が通算5アンダーの26位で最終日に臨む。「この3日間はあまり浮き沈みのないゴルフができている。大ケガもないし、ピンチというピンチもない。落ち着いてできていると思う」と冷静に振り返った。 スタートの1番をバーディ発進とすると、8番まではスコアカードにパーが並ぶ安定したゴルフを展開。9、12番でボギーをたたいたが、パー5の14番でスコアを伸ばし、上がりの18番(パー5)でも2オン2パットのバーディ締めで、3バーディ、2ボギー「69」のアンダーパーとした。 9月の...
2023/03/10米国男子

ツアープロ専用練習場でモリカワが復調 メジャーVドライバーにも回帰

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 初日(9日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ・スタジアムコース(フロリダ州)◇7275yd(パー72) 広大なTPCソーグラスのドライビングレンジにはPGAツアーの選手専用の練習場がある。通常営業時のゲストも使える打席に向かい合うように、500ydほど先に作られたエリア。コリン・モリカワは今週、いや前週末からこちらの打席でボールを打ち込んだ。 「アーノルド・パーマー招待」で予選落ちした週末、すぐに東海岸に車を走らせてコース入り。土曜日から1Wを振りまくり、毎日2時間はフルスイングに時間を費やしていた。努力の成果はすぐに結果に。“第5のメジャー”で暫定首位...
2016/10/14日本オープン

片山晋呉“ドライバー封印”戦法再び 3度目の戴冠なるか?

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 2日目(14日)◇狭山ゴルフ・クラブ(埼玉)◇7208yd(パー70) 「日本オープン」を過去2回(2005年、2008年)制している片山晋呉が、2日続けてのパープレーで通算イーブンパー5位につけた。自身2度目という1Wを抜いたセッティングで戦っている。前回は「日本オープン」2勝目を挙げた2008年の古賀GCでのことだ。 「月曜日にコースを歩いて、1Wは要らないと思った」と、その判断は早かった。コースはパー70としては大会史上初めて7200ydを超え、普段はパー5として使う500ydに迫るパー4も2ホールある。距離は決して短くないが、「(...
2015/04/30GDOEYE

ドライバーじゃなくたって 初勝利狙う上井邦裕が好発進

傍から見れば奇妙な戦法でも、会場が“ここ”ならば、正攻法といえるかもしれない。国内男子ツアーの2015年第2戦「中日クラウンズ」が30日(木)、愛知県の名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開幕。ツアー初勝利が待たれる上井邦裕が3バーディ、ノーボギーの「67」(パー70)で回り、3アンダーの4位タイと好スタートを切った。 上井が初日に1Wを握ったのは、最初のバーディを奪った2番(パー5)だけ。「ティショットがよくなくて元気が出ない」と首を捻りながら、その他のホールは第1打をフェアウェイウッド、アイアンで放ち、ノーボギーラウンドを決めた。 かねてから、なかなか不安を払しょくできない1Wショット。「イメ...
2015/09/11ネスレ日本マッチプレー

アイアンでミス重ね最後はドライバー 石川遼が今年も初戦敗退

北海道の恵庭カントリー倶楽部で11日(金)に開幕したツアー外競技「片山晋呉インビテーショナル ネスレ日本マッチプレー選手権 レクサス杯」の初日、石川遼は堀川未来夢に1DOWNで敗れ、2年連続で初戦敗退を喫した。 出だし2番(パー5)で3打目をピンそば2mにつけてバーディを奪い、1UPと好スタートを切った石川だったが、徐々に苦しい展開を強いられた。ショット、パットともに調子が上がらず、8番までに逆転を許した。 「アイアンが特に悪かった。アイアンでプレッシャーをかけられなかったのが残念」と語るように、前半に落とした2ホールはいずれもパー3(4番と8番)。実績では“格下”の相手に対し、その後ビハイン...
2011/11/21CMEグループ タイトルホルダーズ

今季最終戦を終えた宮里藍のコメント

◇宮里藍 「(大会を振り返ると)トップ10では終わりたかったが、4日間を通してそこまで安定感に欠けるという感じではなかったし、むしろドライバーの調子はここ数週間すごく良くて。スコアメイクに関して
2012/05/10石川遼に迫る

遼、ショット不振で出遅れ「散々でした」

ドッグレッグ、17番(パー5)では右サイドを流れるクリークを恐れることなく、ティショットでドライバーを振りぬき、フェアウェイをとらえたがバーディに繋がらない。しっかりと2オンに成功しながらも、3パット
2012/08/05石川遼に迫る

遼、I.ポールターのプレースタイルに共感

あるイアン・ポールターと同組となった。前日までの自分を振り返り「マキロイと回っていると、彼をかなり意識してしまうんだなと改めて思った。ドライバーのスイングも、飛距離も、やっぱりどうしても『いいな、いいな
2011/02/18石川遼に迫る

石川遼、今季米ツアー初ラウンドは5オーバー暫定126位タイ

、フェアウェイウッド、ドライバーと5球ずつ方向性を確認するように打ち込んだ。 「今日はボギーが先行してしまい、少ないミスがトラブルになってしまいました」と反省の言葉から入った。しかし、手ごたえも掴んだ。「練習場