2018/04/17優勝セッティング

マスターズ覇者と同じ1W 今季からピン契約・比嘉真美子の14本

大会名:KKT杯バンテリンレディスオープン 日時:2018年4月13日(金)~15日(日) 開催コース:熊本空港CC (熊本県) 優勝者:比嘉真美子 12位から出た比嘉真美子が最終日に「66」で回り、通算6アンダーとして逆転優勝した。この2年間はクラブ契約フリーだったが、今季からピンゴルフと用具契約を結んだ。「去年の秋口からピンのクラブを使っていたから、大きく変わることなくスムーズにシーズンに入れた。クラブは自分のスイングにあっている」と語った。 14本すべてを同社のクラブでそろえ、1Wは男子メジャー「マスターズ」を制したパトリック・リードと同じ『G400 LSテック ドライバー』を使用。今大...
2018/05/29優勝セッティング

契約フリーで選んだ1Wはロッディオ 岡山絵里の初Vクラブ

大会名:リゾートトラスト レディス 日時:2018年5月25日(金)~27日(日) 開催コース:関西ゴルフ倶楽部(兵庫) 優勝者:岡山絵里 2015年のプロテスト合格で21歳の岡山絵里が、勝みなみとのプレーオフを制してツアー初優勝を飾った。今季は永峰咲希、新垣比菜、ペ・ヒギョン(韓国)に続いて、初タイトルを獲得した4人目の選手となった。 キャディバッグやキャップ、ボールは住友ゴム工業と契約するが、クラブは2017年から契約フリーで活動する。1Wはグローブライド傘下のスポーツライフプラネッツ『ロッディオ タイプM』を使用。ツアーではあまり見慣れないブランドだが、「構えたときの顔が私に合っている気...
2018/06/05優勝セッティング

「変装して」購入したパターが大活躍 大山志保の復活Vクラブ

大会名:ヨネックスレディスゴルフトーナメント 日時:2018年6月1日(金)~3日(日) 開催コース:ヨネックスカントリークラブ(新潟) 優勝者:大山志保 単独首位からスタートした大山志保が最終日を「68」で回り、後続に4打差をつける通算10アンダーで通算18勝目を達成。故障によるツアー離脱から復帰4試合目で、2シーズンぶりの優勝を飾った。 首から背中にかけての痛みによりフルスイングを封印する中、さえわたったのはグリーン上のプレーだ。バーディパットは次々とカップに吸い込まれ、後続を突き放すチャージを演出。今年から使用するテーラーメイドの『スパイダー ツアー レッド』について「構えやすいし、打感...
2018/06/04優勝セッティング

アイアンセットは自腹で 市原弘大が選んだ“忖度”のない優勝ギア

大会名:日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills 日時:2018年5月31日(木)~6月3日(日) 開催コース:宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県) 優勝者:市原弘大 プロ転向から18年。市原弘大が、パッティングのイップスや腰のヘルニアを克服し、ついにツアー初優勝を手に入れた。大会週の火曜日に36歳の誕生日を迎え、「人生の半分をプロゴルファーとして過ごしている。シードを獲ったり落としたり、アジアに行ったりいろいろな経験をさせて頂いた。優勝こそなかったけど、自分でもよくやっているなと思っていた」と、自身のプロ人生を回想していた時期だった。 昨シーズンは賞金ランク88位でシードを落...
2018/09/10優勝セッティング

最新1Wで飛距離アップ マッチプレーを制したクロンパの初優勝クラブ

大会名:ISPSハンダマッチプレー選手権 日時:2018年9月5日(水)~9月9日(日) 開催コース:鳩山カントリークラブ(埼玉県) 優勝者:タンヤゴーン・クロンパ 国内ツアー参戦5年目のタンヤゴーン・クロンパ(タイ)が計7日間にわたるマッチプレー大会の頂点に立ち、待望のツアー初優勝を飾った。 1Wは2週間前の「RIZAP KBCオーガスタ」から、9月22日に発売予定の『ダンロップ スリクソン Z785 ドライバー』を使用する。「新しいドライバーに変えてから自信を持って打てているし、きょうも安定していた」という最新モデルは、以前に比べて「15ydくらい飛ぶようになった」と頼れる武器になっている...
2018/11/20優勝セッティング

勝みなみは新ウェッジ3本構成でプロ初優勝

大会名:大王製紙エリエールレディス 日時:2018年11月15日(木)~18日(日) 開催コース:エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県) 優勝者:勝みなみ 勝みなみが2位に4打差をつける通算20アンダーでプロ初優勝。アマチュア時代に最年少優勝(15歳293日)した2014年「KKT杯バンテリンレディスオープン」以来となる通算2勝目となった。4日間の平均パーオン率は85%、パット数も27.5と安定感が際立った。 クラブは契約先の住友ゴム工業が中心。今季開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」(3月)から大幅な変更はないものの、9月に発売された「クリーブランド RTX-4 ブラックサテン ウェッジ」(...
2018/11/19優勝セッティング

クラブ契約フリーの市原弘大 ケプカのアイアンを“ポチっ”とお買い物

大会名:ダンロップフェニックストーナメント 日時:2018年11月15日(木)~18日(日) 開催コース:フェニックスカントリークラブ(宮崎県) 優勝者:市原弘大 市原弘大が6月の国内メジャー「日本ツアー選手権森ビル杯」以来となるツアー通算2勝目を飾った。最終日に1イーグル7バーディ、1ボギーの「63」をマークして通算15アンダー。5打差を逆転し、豪華な歴代優勝者のリストに名を連ねた。 初優勝時からスイッチしたギアはSWと、1Wのシャフトだけ。7月に発売されたUST マミヤ The ATTAS(ジ・アッタス)を夏場に装着した。「直進性が強く、ボールのねじれが少ない。変なボールが出ないのが大きい...
2018/09/24優勝セッティング

ツアー3勝目の大江香織 オノフのユーティリティが武器

大会名:ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 日時:2018年9月21日(金)~23日(日) 開催コース:利府GC(宮城) 優勝者:大江香織 身長153cmで、今季平均飛距離は230.39yd(76位)。小柄な大江香織が得意とするのはユーティリティクラブだ。「全部ユーティリティにしたいくらい一番好き。ずっと苦手だったけど、2、3年前にオノフのユーティリティにしてから、球は上がるし、飛距離もちゃんと出て止まる。グリーンの硬さの影響を受けづらくなって、シンプルにやれるようになった」という。 前半折り返しの9番は、残り170ydを5Uで2mにつけてバーディとし、首位をとらえた。終盤の17番ではティシ...
2018/05/07優勝セッティング

会心の一打で引き寄せたメジャー制覇 申ジエの14本

大会名:ワールドレディスサロンパスカップ 日時:5月3日(木)~6日(日) 開催コース:茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県) 優勝者:申ジエ クラブ契約フリーの申ジエ(韓国)が、メジャー初戦で今季初優勝を挙げた。最終日に「70」と伸ばして4打差を逆転した。 1打ビハインドで迎えた終盤17番(パー5/515yd)。「このコースはティショットをいかに遠くに飛ばすかが重要になる。1Wを振り切りました」。今季の平均飛距離は233.67ydで全体55位ながら、1打目はフォローの風にも乗って271ydを飛ばした。 残り244ydの2打目を昨季から使用するテーラーメイド M2 ツアー フェアウェイウッドの3...
2018/04/10優勝セッティング

マレット型パターのプロトタイプで今季2勝目 鈴木愛の優勝ギア

大会名:スタジオアリス女子オープン 日時:2018年4月6日(金)~8日(日) 開催コース:花屋敷GCよかわコース(兵庫県) 優勝者:鈴木愛 鈴木愛が通算10アンダーで逃げ切って、ツアー通算7勝目となる今季2勝目を挙げた。今季初優勝をあげた3月の「Tポイントレディス」はピン型とマレット型のパターを使い分けていたが、今大会はマレット型・ピン ヴォルト 2.0のプロトタイプを投入。実戦では初めての使用だったが「フィーリング良くいけました。ショートパットに不安があったが、これだとしっかりとボールに食いついてくれる。不安を最小限に抑えてくれた」と振り返った。 パーオンしたホールの平均パット数「1.68...
2018/11/27優勝セッティング

不変が示す信頼のクラブたち 申ジエの快挙を支えた14本

大会名: LPGAツアー選手権リコーカップ 日時:11月22日(木)~11月25日(日) 開催コース:宮崎カントリークラブ(宮崎) 優勝者:申ジエ 申ジエ(韓国)が2015年以来となる2度目の最終戦優勝で、ツアー史上初のメジャー年間3勝を記録した。3打差あった首位のペ・ヒギョン(同)を通算11アンダーでとらえ、プレーオフを制した。クラブ契約フリーの申は、前回優勝した9月「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」からクラブの変更はなく、今季4勝のうち3勝が同じ14本だった。 勝負どころの終盤にショットの精度を見せつけた。15番では170ydから7Iで50cmに絡めると、フォローの風が吹く16番(...
2018/08/27優勝セッティング

ロングアイアンは最新モデル 出水田大二郎の優勝クラブ

大会名:RIZAP KBCオーガスタ 日時:2018年8月23日(木)~26日(日) 開催コース:芥屋ゴルフ倶楽部(福岡) 優勝者:出水田大二郎 25歳の出水田大二郎が待望のツアー初優勝を飾った。最終日に首位からスタートし「69」とスコアを3つ伸ばして通算14アンダー。2位に1打差とし、プロ8年目で初タイトルを手にした。 183㎝、88㎏の大型プレーヤーらしく飛距離が一番の武器だ。初めてシード選手として迎えた今季のドライビングディスタンス部門では全体10位(296.15yd)につけている。キャディバッグに入ったウッドは2本だけ。2I代わりのアイアン型UT(ダンロップ スリクソン Z U45 ユ...
2018/08/20優勝セッティング

ウッズ使用ボールにハイスペック1W 大里桃子の優勝ギア

大会名:CATレディース 日時:2018年8月17日(金)~19日(日) 開催コース:大箱根CC(神奈川県) 優勝者:大里桃子 大里桃子が通算10アンダーでツアー初優勝。首位で出た最終日に同じ最終組だった格上・森田遥に迫られながら、2打差で競り勝った。7月のプロテストに合格したばかりの20歳は、身長170cmと恵まれた体格を生かし、ハイスペックなクラブを使いこなす。 ブリヂストンスポーツと用具契約を結び、1Wは「ツアーB XD-3C ドライバー」にシャフト「三菱ケミカル クロカゲ XT 60」(45.5インチ、硬さS)の組み合わせ。同社の担当者は「女子選手でこのシャフトのスペックを使うのは珍し...
2018/10/15優勝セッティング

驚異のFWキープ率100% 稲森佑貴の初優勝ギア

大会名:日本オープンゴルフ選手権競技 日時:2018年10月11日(木)~14日(日) 開催コース:横浜カントリークラブ(神奈川) 優勝者:稲森佑貴 2011年に16歳の若さでプロ転向してから7年。24歳になった稲森佑貴が通算14アンダーでツアー初優勝をメジャーで飾った。 15年から3年連続でフェアウェイキープ率1位を記録するなど、ティショットの名手として知られる。16年にはツアー最高の71.66%(記録が残る2001年以降)をマーク。今季はそれを上回る75.94%(10月14日時点)という驚異的な数字を残している。今大会最終日は、なんと一度もフェアウェイを外さず100%を記録した。 初優勝の...
2018/06/26優勝セッティング

ダンロップの孝行息子 秋吉翔太が未発売モデルのアイアンで2勝目

大会名:ダンロップ・スリクソン福島オープン 日時:2018年6月21日(木)~24日(日) 開催コース:グランディ那須白河ゴルフクラブ(福島) 優勝者:秋吉翔太 秋吉翔太が5月の「ミズノオープン」以来となるプロ2勝目を飾った。首位と2打差からスタートした最終日は9バーディ、1ボギーの「64」をマーク。通算20アンダーとして山岡成稔を1打差で振り切った。 初めて出場したメジャー「全米オープン」を終え、大会開幕2日前の19日(火)に帰国。コース入りした20日(水)に、秋吉を待っていたのは用具契約を結ぶ住友ゴム(ダンロップ)の多くのスタッフだった。雨の降る練習場でテストを重ねたのは、未発売のニューモ...
2018/07/10優勝セッティング

シャフトがマッチしてショット安定 アン・ソンジュの優勝ギア

大会名:ニッポンハムレディスクラシック 日時:7月6日(金)~ 8日(日) 開催コース:アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(北海道) 優勝者:アン・ソンジュ 首位から出たアン・ソンジュ(韓国)が「67」でプレー。通算13アンダーで今季3勝目となるツアー26勝目を飾った。今季からクラブ契約フリー(アイアンのみミズノと契約)ということもあり「今は色々とクラブを試すのが楽しい」と振り返った。 試合のなかった前週は韓国に帰省し、旧知の販売店でフィッティング。シャフトは「グラファイトデザイン ツアーAD TP-4」(硬さS)を選び「とても良かった。このコースはフェアウェイが狭いところもありますが、...
2018/05/22優勝セッティング

ドライバー好調でグリーン狙いやすく ペ・ヒギョンの優勝ギア

大会名:中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 日時:2018年5月18日(金)~20日(日) 開催コース:中京GC石野コース(愛知) 優勝者:ペ・ヒギョン 25歳のペ・ヒギョン(韓国)が通算13アンダーでツアー初優勝。会見では「先週からだいぶショットがよくなった。フェアウェイから2打目を打てるようになったので、グリーンを狙いやすくなりました」とドライバーの好調さを勝因にあげた。 今季はキャロウェイ GBB エピック フォージド ドライバーとキャロウェイ ローグ サブゼロ ドライバーを併用していたが、今週はローグに固定し「これまでは左に曲げることが多かったが、それがなくなった。ドライバーがよ...
2018/10/22優勝セッティング

信頼のミズノ製ウェッジ アン・ソンジュの優勝クラブ

大会名:NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 日時:2018年10月18日(木)~21日(日) 開催コース:マスターズゴルフ倶楽部(兵庫) 優勝者:アン・ソンジュ 最終日の前夜は5打リードの単独首位にいながら「寝られなかった」というアン・ソンジュ(韓国)が、通算12アンダーで逃げ切り今季5勝目を挙げた。終盤戦を迎えている賞金レースでも、2位に約3600万円差をつけて独走態勢を築いた。 1W数本を使い分ける今季、最終日は朝練習の状態を見てピンの『G400 LSテック ドライバー』を手にとった。今大会前までの4 勝は、キャロウェイの『ローグサブゼロ』と『ローグ』でマークしたものだった...
2018/10/22優勝セッティング

2本のウェッジがこだわり 今平周吾の14本

大会名:ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 日時:2018年10月18日(木)~21日(日) 開催コース:袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース(千葉) 優勝者:今平周吾 賞金ランキングトップの今平周吾が今季初優勝した。上がり3連続バーディを奪い、前半に最大4打差ついた川村昌弘を終盤17番に逆転した。後続に3000万円以上の差をつけ、自身初の賞金王に向かう。 今平をサポートするメンバーは「取り組み方が良い意味で大きく変化している」と口をそろえる。今年からトレーナーと年間契約を結び、試合への準備を進める。クラブ契約を結ぶヤマハの担当者は「クラブをテストする回数は、格段に増えている」。コンビを組...
2022/11/28優勝セッティング

ウェッジには初デートと入籍日を刻印 圧勝チャン・キムを支えた愛の証しと新パター

◇国内男子◇カシオワールドオープン 最終日(27日)◇Kochi黒潮CC(高知)◇7335yd(パー72) 昨シーズンの賞金王チャン・キムが、ツアー記録を塗り替える通算32アンダーで圧勝した。最終日は「62」の10アンダーをマークする独走。「自分でも何が起こったのかわからない」と苦笑したが、唯一変化を挙げるとしたら開幕直前に変えた新パターだ。 今季長く使っていたピンの「DS 72 C パター」から、気分転換を兼ねてピン「2023アンサー」パターに変更した。「センターシャフトも良かったが、2週前の大会でパッティングに苦戦したから、構えた時の見た目を変えたかった」と火曜にテストして即投入。この日に...