2014/12/29ツアーギアトレンド

2014年PGATOURギアトレンド(5)ピン

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM PGAツアーの2013-14シーズンのギアに関する話は心を捕らえるストーリー性に満ちていたが、最も大きなストーリーではないとしても、間違いなくその中の一つにあたる話はツアースケジュールの中程を過ぎた「ザ・グリーンブライアークラシック」で始まった。 シーズンが佳境を迎え、重要なフェデックスカップポイントが競争の対象となると、通常、選手たちはギアの変更を最小限に留める。しかしながら、オールドホワイトTPCでPINGのG30ドライバーが発表されると、8人の選手がその新しいクラブをバッグに加え、中でもそこで優勝を飾ったアンヘル・カブレラと「マ...
2013/03/13ツアーギアトレンド

トッププレーヤーの最新クラブセッティング・トピックス<ピン編>

2012年はバッバ・ワトソンがプレーオフの末、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)を制した「マスターズ」。両者はいずれもピンのクラブを使用、そして3位は同じくリー・ウェストウッド(イングランド)だった。今季もマイケル・トンプソンが「ザ・ホンダクラシック」でツアー初勝利をマーク。「ソニーオープンinハワイ」で優勝争いに加わったスコット・ラングレーなど多くの新鋭も楽しみな存在だ。 今年新発売のG25シリーズが話題で、ワトソンのピンクドライバーもG20からスイッチ。そして昨年リリースされたANSERシリーズも、上原彩子ら日本人選手からも根強い人気を誇る。ブリヂストンスポーツ契約のマット・クーチャーら...
2011/03/03ギアニュース

~第2部 一人一人にあったクラブを提供するために~ 米国PING本社に潜入レポート!

第1部では、PING社の商品開発に関するこだわりを紹介したが、今回はPING社の肝である「クラブフィッティング」に関してお伝えする。最近ではクラブ量販店にフィッティングスタッフが現れるなど、日本でも関心が高まりつつあるが、第一人者としてフィッティングを提唱してきたメーカーはPING社以外に他ならない。 PING社の理念である「一人一人に合ったクラブを提供し、ゴルフをやさしく楽しくしてもらう」のために、40年以上も前からフィッティングを行ってきた。身長や腕の長さが違えば、適正なライ角やシャフト長さは違うことに着目し、独自でカラーコード表を作成。身長と腕の長さを照らし合わせ、適正なスペックをユー...
2011/03/02ギアニュース

~第1部 前作を超えない限りリリースしない!徹底した商品開発~ 米国PING本社に潜入レポート!

米国でゴルフクラブの売上高トップ3に入る「PING GOLF」。他の売上上位メーカーとは違い、ほぼゴルフクラブの売上で成り立っており、ゴルフクラブに関してユーザーから高い信頼を得ている大手メーカーだ。今回、人気の秘密を探るべく、米国アリゾナ州フェニックスにある「PING GOLF」本社に潜入調査を行った。 「PING GOLF」の創始者カーステン・ソルハイムは、「ピンパター」や「キャビティアイアン」を発明したクラブ開発出身の人物。「前作の製品を超えない限り、新製品はリリースしない」という会社理念は、2011年1月に日本の社長に就任したばかりの3代目ジョン・K・ソルハイムまで引き継がれており、エ...
2022/09/01クラブ試打 三者三様

PLD ミルド パターを筒康博が試打「性能云々は不要」

ピンゴルフ社にあるパター専門研究開発室の名から取った、トッププロのこだわりを反映したモデル。トニー・フィナウ、ビクトル・ホブランらが使用して、発売当初から結果を残し、今夏からは渋野日向子が「PLD
2013/08/27ギアニュース

家族思いの選手に贈ったクラブメーカーの粋な計らい

今年7月に行われたPGAツアー「RBCカナディアンオープン」にて、2日目首位に立ったハンター・メイハンだったが、待望の第一子が生まれるとのことで、カンディ夫人の出産に立ち合うため試合を途中棄権した。ハンターは出産にも間に合い無事、娘のゾーイが誕生した。 そんな家族愛に溢れたエピソードがあったのだが、先週末に行われたPGAツアー「ザ・バークレイズ」にて、クラブ契約先のピンからハンターにサプライズなプレゼントを用意していた。 通常はツアー優勝者のみがもらえるゴールドパターレプリカ。今回の記念すべき出産のお祝いとして、ピンは特別に、娘であるゾーイ・オリビア・メイハンの名前と誕生日、体重 が刻まれたゴ...
2009/07/28ギアニュース

PING発表会 「G15、i15シリーズ」 フォトギャラリーレポート

先日、米国ゴルフメーカーの『PING』が2010年モデルのゴルフクラブを発表。エンジョイ派の「G15シリーズ」と、アスリート向けに作られた本格派の「i15シリーズ」の2タイプだ。今回はフォトギャラリー形式でドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンまでをじっくり紹介していく。...
2010/04/27ギアニュース

アイアン全番手の顔「ピン アンサーアイアン」

43年ぶりに復活した「ピン アンサーアイアン」。最新のテクノロジーを駆使した中空軟鉄鍛造アイアンは、機能と打感を兼ね備えた優等生クラブ。今回、従来のモデルを踏襲した構えたところ、バックフェース、フェース、の全番手を公開する。...
2010/07/27ギアニュース

アイアン全番手の顔「PING S56アイアン」

2010年「全英オープン」でメジャー初優勝を飾ったルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)。PING所属の契約プロである彼は、発表されたばかりの「S56アイアン」を使用していた。今回はメジャーチャンプが使用していた「S56アイアン」に迫る。 このアイアンの初代モデルにあたる「S59アイアン」は、2003年に発売されて以来、数多くのPGAツアー選手に愛され名器となった。商品名についている「59」とは、ゴルファーが求める理想のスコアを表しており、2代目以降は、クラブの進化とともに1つスコアを減らしたネーミングで発売された。 そして4代目にあたる「S56アイアン」は、プロからのフィードバックをもとに作ら...
2011/03/10ギアニュース

~第3部 復刻版 EYE2 XGウェッジをリリースした理由とは~ 米国PING本社に潜入レポート!

米国PING本社に潜入レポート!第3部では、4月末に発売予定の「EYE2 XG ウェッジ」について、復刻モデルをリリースした経緯を探るべく、米国PING社の会長ジョン・ソルハイム氏にインタビューを行った。 1982年に発売され、世界中でロングセラーとなった「EYE2 ウェッジ」。復刻モデルには「XG」と表記されているが、これは2010年溝規制適合モデルの意で、10「X」と、Groove(溝)「G」を意味する。ツアープロを唸らせてきた性能とクラブデザインで、難しいライやバンカーから驚きの性能を発揮するウェッジだ。形状は初代「EYE2 ウェッジ」と同じ金型を使用して再現。仕上げはディープ・サテンを...
2011/03/11ギアニュース

~番外編 工場見学、鋳造アイアンができるまで~ 米国PING本社に潜入レポート!

米国PING社のヘッドを製造している工場(米国ドルフィン社)に潜入し、鋳造アイアンのヘッドができるまでをお伝えする。ここの製造方法はロストワックス製法を採用。ロウで成形した型にコーティングを施し、その後ロウを溶かすことによって鋳型を得ることから「ロストワックス」と名付けられている。形状・材質を自由にできる加工方法として、多くの工業製品にも取り入れられている。 他ではなかなか見られないアイアンヘッドができるまでを、フォトギャラリー形式で一挙公開。(米国アリゾナ州フェニックス/宮田卓磨)...
2022/10/05ギアニュース

ピン最新1Wは「G430」か? R&A適合リストに画像掲載

ゴルフルールを統括するR&Aと全米ゴルフ協会(USGA)は3日、適合ドライバーヘッドリストを更新し、ピンの最新モデルとみられる3タイプのヘッド画像が公開された。 3タイプともソールのヒール寄りに「G430」と刻印されている。ソールのトウ側にはそれぞれ「MAX」「SFT」「LST」と記載されており、2020年9月に発売されたピン「G425」シリーズの後継モデルとみられる。 公開された画像によると、フェース寄りに「G410」「G425」で採用された「FORGED FACE」と記載されている。また、ソール後方にはそれぞれ「TUNGSTEN」と刻印されたウェートが見受けられ、「G425」に搭載されて...
2011/08/10ギアニュース

パッティングを分析できるアプリ「iPING」を開発

米国ゴルフクラブメーカーのPINGが、「iPhone 4」や「iPod touch(第4世代)」を使って、パッティングを向上させるアプリを開発した。デバイスの加速度センサー・ジャイロを使い、自分のパターにデバイスを取り付けるだけで「ストロークテンポ」「インパクト時のフェースアングル」「ストロークタイプ」の3つの項目を分析できる優れもの。 使い方は、アプリをインストールしたデバイスを、パターのシャフトに取り付ける専用のクレードルを使い、パッティングを5回行うだけ。自分のパッティングを分析することで、弱点を克服するための練習や、自分に合ったヘッド、ネックタイプを見つけ出すことができる。また、パッ...
2011/08/01ギアニュース

全英OPではやくも投入された「PING G20ドライバー」に迫る

2011年9月2日から発売される「PING G20シリーズ」。7月に行われた「全英オープン」では、同社契約プロのミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が、迷いもせず新ドライバーを投入。途中優勝争いに絡む活躍を見せ、巷では発売前から評判を集めている。 このドライバーの使用感について、ヒメネスに聞いてみると、 「G20のドライバーはとにかく曲がらないね。イメージ通りの弾道で飛距離も出るよ。タイトな全英オープンのコースでも、フェアウェイをキープすることができ、攻めるゴルフができた」 と、さっそく新ドライバーに信頼を寄せているようだ。 昨今、各メーカーが少し小ぶりなヘッドのドライバーを出す中、同社は...
2017/04/20ツアーギアトレンド

世界限定14本?ピンのプロトタイプパターを発見

◇国内男子&アジア共同主管◇パナソニックオープン選手権 事前(19日)◇千葉カントリークラブ梅郷コース(千葉)◇7130yd(パー71) 塚田好宣と亀代順哉の2人のピン契約プロが手にしているのは、同社のプロトタイプパター。シグマGタインパターのように見えるが、いくつかの部分が通常モデルとは異なっている。 特徴的なのは、シャフトとヘッドをつなぐホーゼル部分。通常モデルはシャフトがそのままヘッド本体に挿さっているが、このプロトタイプではクランクネックのホーゼルが使われている。これにより、通常モデルよりもフェース開閉が行いやすいノンフェース側へと、バランスが変わっている。 「タインのヘッドが好きで、...
2018/04/10ツアーギアトレンド

「マスターズ」覇者の1W 国内男子プロの使用状況は

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前情報(9日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71) 海外メジャーの今季初戦「マスターズ」を制したのは、今年からクラブ契約フリーになった27歳のパトリック・リード。複数メーカーのクラブが混在するセッティングのうち、1Wはピンの「G400 LSテック ドライバー」を使用する。日本の男子ツアーでも、同じく契約フリーで昨季賞金王の宮里優作が使うほか、契約プロの多くが手にする人気モデルだ。 3種類がラインアップされたG400シリーズの低スピンモデルで、男子契約プロでは昨季のドライビングディスタンス1位のチャン・キム、同4位で日本人トッ...
2010/02/25ギアニュース

43年ぶりに復活!「PING アンサーアイアン」

2月19日、ジャパンゴルフフェアの会場2Fの会議室にて、ピンゴルフジャパン株式会社が中空軟鉄鍛造アイアン「アンサーアイアン」を発表した。記者会見にはPINGの創設者カーステン・ソルハイムの次男