2022/02/01フットジョイ特集

シューズで飛距離を伸ばす!? ゴルファーの要望に応えるNo.1ブランドの気概

道具を使うスポーツであるゴルフにおいて、とかく注目はクラブやボールに集まりがちだが、シューズは同等かそれ以上に重要な役割を担うギアといえる。歩くこと自体に調子の良し悪しは感じなくても、足元の快適性は全ショットに影響し、それこそスイングの再現性や疲労度などプレー内容を左右する。 ゴルフシューズの最適なフィット性にこだわった靴作りで、長きにわたって世界中のゴルファーから高い支持を集めているブランドが「フットジョイ」だ。 ツアー使用率No.1 PGAツアーが統計を取り始めた1945年以降、フットジョイのゴルフシューズは2020-21年シーズンで「ツアー使用率No.1」(約58%)を獲得するまで、実...
2021/07/26日本シャフト特集

「自社の弱点も正直に伝える」営業担当の接客ポリシー

<ゴルフシャフトの“新定番”を生み出す熱きリレー> ゴルフクラブの性能を語る際、ヘッドと同様に重要なのがシャフト。求める弾道やスイングを作る上で、最適なものを使うか使わないかで、全く変わってしまう。そのシャフトを完全国内生産で製造する唯一の総合シャフトメーカーが日本シャフトだ。 1959年に「ばね」の世界トップメーカーであるニッパツのグループ企業として誕生。「N.S.PRO」シリーズなど、世界的にも評価されるヒット商品の数々を世に送り出している。 「ウッズ生観戦」からギアマニアに シャフトメーカーにとって、最もエンドユーザーに近いところでの営業活動は、全国各地にある「工房」や「問屋」に製品を卸...
2022/04/07フォーティーン特集

ゴルフ界を席巻した強烈スピン 「MT-28」ウェッジが与えた衝撃

ゴルフ界には名器と呼ばれるクラブがある。機能性と造形美、従来の常識を覆す革新性を持ち、それが次なる時代の常識へとつながっていく――。いま手にしているクラブにも隠された系譜があるはず。さかのぼることができたなら、いずれかの名器にたどり着くだろう。 日本からそんな名器を生み出してきたのが、1981年創業のクラブメーカー「フォーティーン」だ。社名の由来でもある「すべてのゴルファーにベストな14本を」という信念が、ゴルフ界の常識を打ち破り続けている。 過渡期にあった単品ウェッジへの挑戦 アイアンセットはPWまで、AWやSWは単品で別のモデルを組み込む。いまではアマチュアにも多く見られるセッティングだが...
2022/05/02日本シャフト特集

シャフト開発の極意は「固定概念を捨てる」こと プライベートでも貫く開発者の信念

<“こだわりの人”に聞くライフスタイル&仕事術> 技術、クラブ、ウェア……。ゴルフのこだわりは人それぞれ。そこに様々な楽しみ方が存在するからこそ、幅広い層に愛され続けているのだろう。日本シャフトは完全国内生産でスチール、カーボンの両方を扱うこだわりのシャフトメーカー。新たなシャフトを生み出す開発陣から、それを手にするエンドユーザーまで、同社の周りには“こだわりの人”にあふれている。 食生活を一変させた固定概念を持たない“こだわり” 「固定概念を持たない」――。仕事でも、プライベートでも、日本シャフトの生産本部開発課主査の藤原甲介(敬称略、以下同)のこだわりはこの言葉に集約される。昨年11月に始...
2022/04/21フォーティーン特集

中空構造と有用性 クラブ史に多大な影響を与えた「HI-858」

昔はユーティリティ(UT)なんてなかった――。こんな言葉を口にするベテランゴルファーもいるだろう。UTは誕生から約30年、一般化してからは20年程度とゴルフの長い歴史においては新しいジャンルのクラブだ。世界のトッププロから一般のアマチュアまで多くのゴルファーがUTを手にするようになる過程では、日本から生まれた名器が大きな影響を与えていた。 ロングアイアンが打てないアマチュア向けの“お助けクラブ”という当初のイメージを一変させたのが、1999年にフォーティーンから誕生した「HI-858」。国内ツアーで、さらには海外メジャーで、この一本の中空クラブが大きく脚光を浴びたのだ。 「あのクラブは何なんだ...
2021/04/30日本シャフト特集

「そのときのベスト」に込めた開発責任者の矜持

<ゴルフシャフトの“新定番”を生み出す熱きリレー> ゴルフクラブの性能を語る際、ヘッドと同様に重要なのがシャフト。求める弾道やスイングを作る上で、最適なものを使うか使わないかで、全く変わってしまう。そのシャフトを完全国内生産で製造する唯一の総合シャフトメーカーが日本シャフトだ。 1959年に「ばね」の世界トップメーカーであるニッパツのグループ企業として誕生。「N.S.PRO」シリーズなど、世界的にも評価されるヒット商品の数々を世に送り出している。 3つの流儀 南アルプスをのぞむ長野県駒ヶ根市の風光明媚なロケーションに同社の製造拠点のひとつ、駒ヶ根工場がある。そこで開発課長を務める井上明久は入社...
2023/12/19ダンロップ特集

モノにも人にも歴史あり ゼクシオは“みやこんじょ”から世界へ

宮崎自動車道「都城」で下りてすぐ、霧島の山々を遠方に望める宮崎県都城市の玄関口ともいえる地に「ダンロップゴルフクラブ」はある。カーボンシャフトの製造、そして特注品を含むダンロップのゴルフクラブの組み立てを担う工場だ。最新のゼクシオやスリクソン、クリーブランドのクラブ、「宮崎」を冠したMiyazakiシャフトなどは、ここ「みやこんじょ」から世界のユーザーの手へと渡っている。 松山英樹や畑岡奈紗ら世界で活躍する選手らのパネルや展示クラブに迎えられる工場の1階。奥へと足を進めるとクラブの組み立てラインがある。整然とした空間に響く機械音。パステルカラーの制服やブルーのエプロン姿の女性従業員の多さも目立...
2024/01/25テーラーメイド特集

高慣性モーメントが“ぶっ飛び”をもたらすメカニズム

「慣性モーメント」という言葉がゴルフ界でこれまで以上に脚光を浴びている。単位は「g・cm2」。数字が大きくなればなるほど、物体が回転しづらくなることを表す。ゴルフクラブに当てはめれば、インパクト時のヘッドがブレにくいことの指標であり、つまり「寛容性=やさしさ」の基準となっている。 テーラーメイド「Qi10 MAX ドライバー」は「飛距離を犠牲にせず 究極のやさしさ」を目指した最新モデル。フェースの上下方向、左右方向の慣性モーメントが合算値で10,000g・cm2を突破したことで、ゴルファーは今、「飛距離を犠牲にせず 究極のやさしさ」を手に入れる新たな扉の前に立っている。 過去最高の寛容性を持つ...
2023/12/15トゥルーテンパー特集

米国と日本の2大ブランドが手を組んだ理由

アメリカ発のシャフトメーカーであるトゥルーテンパー社の「ダイナミックゴールド」と、20年以上の歴史を誇る住友ゴム工業(ダンロップ)の「ゼクシオ」は、どちらもゴルファーの誰もが知る超有名ブランドだ。 そんな両者が2023年12月発売の「ゼクシオ エックス アイアン」で初タッグを組んだ。プロツアー使用率が高く、中・上級者向けで“難しい”というイメージがあるダイナミックゴールドと、アベレージ層のアマチュアにも人気が高いゼクシオの融合。相反するイメージが中和され、新モデルで実現した理由とその狙いに迫る。 軽量モデルの投入で積極的にアプローチ 「ゼクシオの純正シャフトとして採用が決まった時にはアメリカ本...
2023/11/29ゴルフプライド特集

肥野竜也のモデル人生はゴルフで出来上がった 目標は「日本ミッドアマ」出場

人気モデルの肥野竜也は「日本ミッドアマチュア選手権」(25歳以上)出場を目指す競技志向のアマチュアゴルファーでもある。ゴルフ関連のメディアやアパレルでモデルを務める姿をよく見かけるが、作り物ではない本気のゴルファーなのだ。ギアへのこだわりも当然持ち合わせているが、中でもこだわるのはグリップ。そのルーツはかつてプロとしてプレーしたテニスの経験にあるという。 ■高校卒業後はテニスで進学するはずが … スタートは遅いけど、どこかで追いつく。肥野のエピソードにはそんな内容の話が多い。テニスを始めたのは高校に入ってから。 「小学校、中学校ではバスケ部だったんですけど、高校では個人競技がやりたいなと思っ...
2023/09/07ゴルフプライド特集

義手のプロゴルファーを支える“一本筋”の通ったメンタルとグリップ

豪快なドローで240~250ヤードを飛ばし、正確なショットでグリーンをキャッチする。その男の右手は義手だ。身体的なハンディを乗り越えてプロゴルファーとなった小山田雅人のゴルフ人生は、不屈のマインドとともに「ゴルフプライド」のグリップを抜きには語れない。 ■努力すれば、できないこともできるようになる 現在は主に講演活動を行いながら、レッスンに試合にと忙しく飛び回る小山田。2歳のときに、実家の精肉店にあった肉を切る機械に右手を入れてしまい、右の手首から先を切断した。 「私が生まれ育った町(那須町伊王野)は山の中にあって人口が少ないので、周りに障がい者がいませんでした。なので、特別扱いはナシ。他の...
2023/11/01日本シャフト特集

日本シャフトで結ばれたカリー・ウェブと藤田さいきの今とこれから

第一線を退き、現役時代とは違ったスタンスでゴルフとかかわるカリー・ウェブ(48)と昨年の「AIG全英女子オープン」で自身初の海外メジャー出場を果たすなど、ベテランと呼ばれる年齢を迎えてさらなる進化を見せる藤田さいき(37)。 2人は今秋、契約先の「日本シャフト」のはからいで、サプライズ対面を果たした。ゴルフとの適度な距離感を楽しむレジェンドと現役としてさらに上を目指すベテランが、それぞれの今とこれからを語る。 ■2人の共通点 ラウンド対決や対談を通じて、藤田はいくつかの質問をウェブに投げかけた。例えば、トラックマンなどの計測機器の必要性について。 「最近の若い選手は少し計測機器に頼り過ぎか...
2023/10/11日本シャフト特集

カリー・ウェブと藤田さいきがサプライズ対面 演出したのは日本シャフト

昨季11年ぶりのツアー優勝を果たした藤田さいきに今秋、思いがけないサプライズが用意された。中学生のころからの憧れの存在であるカリー・ウェブ(オーストラリア)との対面。その機会を提供したのは両者と契約を結ぶ「日本シャフト」だった。同社のYouTube撮影とだけ聞かされ、何も知らずにやってきた藤田の反応はいかに。 ■「神様が降臨した」 上総モナークカントリークラブ(千葉)の室内練習場で撮影を前に軽くウオーミングアップをする藤田にゆっくりと近づく人影。それがウェブだと気づいた瞬間、藤田は悲鳴にも似た声を上げて泣き崩れた。メジャー通算7勝、米女子ツアー賞金女王3回のスーパースターが突然現れれば、驚く...
2023/07/10日本シャフト特集

だからこそ標準シャフトに選び、選ばれた【国内クラブメーカー編】

国内唯一の総合ゴルフシャフトメーカー「日本シャフト(NIPPON SHAFT)」。信頼と実績は、国内外のクラブメーカーにも純正として採用されていることでも明らかだ。先のコロナ禍では品薄状態でもメーカーへの誠実な対応でエンドユーザーの手へ。その精神はまさに日本が誇る“おもてなし”。クラブメーカー、住友ゴム工業(ダンロップ)の場合、日本シャフトからどんな恩恵を受け、どんなメリットを享受しているのか。 ■「ゼクシオ」誕生の裏側 1988年から約10年間、ダンロップがキャロウェイ製品を販売していたのをご存じだろうか。ダンロップとキャロウェイが代理店契約を結んでいた当時の代表モデルといえば、「キャロウ...
2023/06/26ゴルフプライド特集

「全米オープン」で経験値アップ 永野竜太郎のグリップのこだわりには超ベテランの助言も

今年6月、海外メジャーの中で最も過酷といわれる「全米オープン」に初出場し、日本勢最高の20位で締めくくった永野竜太郎。試合の結果よりも現場から何を感じ取り、国内ツアーでどう生かすかが勝負だと語っていたが、今後の戦いぶりを見ればその成果がわかるだろう。 その永野が昨年からグリップを太めのタイプに替えたことをご存じだろうか。握ったときに指が余らず、よりクラブとの密着度が上がったという。「ゴルフプライド」を長年愛用する永野だが、グリップに対してどのようなこだわりを持っているのか。 ■身体とクラブの唯一の接点 昨年の「ゴルフパートナーPRO‐AMAトーナメント」でのことだ。練習日に同組でラウンドしてい...
2023/08/03ニコン特集

“ピン”ポイントでロックオン! ゴルフ用究極レーザー距離計のザ・ヒストリー

「ニコン」という社名を聞けば、おのずとカメラを思い浮かべる人が多いだろう。創業から100年を超える歴史を誇り、店頭にはプロユースから一般ユーザー向けまで多くのカメラ製品が並ぶ。しかし、その原点は“双眼鏡”だ。 1917年に光学機器の国産化を目指し「日本光学工業株式会社」として創業すると、1921年には初めて開発、設計、製造などをすべて自社で行った双眼鏡を世に送り出した。 そして、カメラと双眼鏡、双方の技術を結集する形で作られているのがゴルフ用のレーザー距離計「COOLSHOT」シリーズだ。2016年には世界初の手ブレ補正機能を搭載したモデルを発売し、多くのユーザーに愛用されている。これまでの開...
2022/09/12日本シャフト特集

流行よりも本質を 干場義雅がこだわるグレーのスーツとメイド・イン・ジャパン

ちょい不良(わる)オヤジ――。かつて一世を風靡したこの言葉を世に広めたのが、当時ファッション誌「LEON」の編集者だったファッションディレクター・干場義雅(敬称略、以下同)だ。現在はウェブマガジン「FORZA STYLE」の編集長を務めるほか、さまざまなブランドのプロデュースを行うなど多方面で活躍している。50歳を前にゴルフにもハマり始めたという男のこだわりと、そのルーツに迫る。 ファッション系のバイトから編集者の道へ 父と祖父がテーラーという家庭に育った18歳の干場は、人一倍ファッションに強い興味を持つ若者だった。アルバイト先は渋谷の有名アパレルショップ。さらに割のいいバイト感覚で、ファッシ...
2022/11/11キャロウェイ特集

素材でクラブ性能はどう変わる? コスト度外視で開発したシリーズとは

ゴルフクラブの開発において、技術の進化とともに各メーカーがしのぎを削っているのが、製品のパフォーマンスを高められる素材を見つけ出すことだ。販売するからには素材や加工にかけるコストの制限は常につきまとう。そこを度外視すると、クラブの性能はどこまで高められるのだろうか? キャロウェイゴルフは2022年、その答えを求めるチャレンジに打って出た。ハイグレードな素材を用いて、最高峰のクラブを作り上げることへの経緯と思いに迫る。 クラブ素材が秘める重要性 近年のゴルフクラブには、開発コンセプトや求めるテクノロジーによってさまざまな素材が用いられている。「実現したいテクノロジーによっては、“素材ありき”の部...
2022/10/11日本シャフト特集

清水宏保がこだわり抜いたスケート靴と理想のゴルフクラブ

技術、クラブ、ウェア…。ゴルフのこだわりは人それぞれ。そこに様々な楽しみ方が存在するからこそ、幅広い層に愛され続けているのだろう。日本シャフトは完全国内生産でスチール、カーボンの両方を扱うこだわりのシャフトメーカー。新たなシャフトを生み出す開発陣から、それを手にするエンドユーザーまで、同社の周りには“こだわりの人”にあふれている。 金メダルへと導いた大きな決断 1998年「長野五輪」スピードスケート500mの金メダリスト・清水宏保(敬称略、以下同)は、時代の変化とも戦ったアスリートだった。長野五輪の直前にはスケート靴が進化し、トレーニングは根性論から科学的なものに変わっていく。そのなかでも変わ...
2022/12/01ダンロップ特集

人気ブランドが本格始動に入ったリブランディング戦略とは

ブランド発足から20年となる2019年冬、住友ゴム工業の「ゼクシオ」が「Re-Branding(リブランディング)」宣言を行った。時代の変化とともに、楽しみ方や求めるものが多様化した今、コース内外でさまざまな“体験価値”を提供することでゴルフの新たな楽しさと「ゼクシオ」の魅力を再発信する試みだ。 宣言直後からコロナ禍に入ったことにより、リアルイベントの開催を控えていたが、22年に入り徐々に再開。リスタートを切った新しい「ゼクシオ」の取り組みと、今後の展開に迫る。 一新されたロゴに込められた意味 老舗ブランドや人気ブランドであっても、そのイメージを守りつつ、ファン層を広げるためにリブランディング...