2019/08/06優勝セッティング

42年ぶり快挙 メジャーを制した渋野日向子の14本

大会名:AIG全英女子オープン 日時:8月1日(木)~4日(日) 開催コース:ウォーバーンGC(イングランド) 優勝者:渋野日向子 20歳の渋野日向子が、日本女子ゴルフ史に42年ぶりのメジャー制覇をもたらした。樋口久子が優勝した1977年「全米女子プロゴルフ選手権」以来の快挙達成。用具使用契約を結ぶピン社のクラブでビッグタイトルをつかみ取った。 ルーキーとして臨んだ今年5月の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップ」で初勝利。2勝目となった7月「資生堂アネッサレディスオープン」までに1Wのシャフトを変更し、信頼度をいっそう高くして英国に乗り込んだ。 パターはかつてマレット型を愛用してい...
2019/06/24優勝セッティング

鈴木愛 盤石の14本 連覇&2週連続Vの優勝ギア

大会名:ニチレイレディス 日時:2019年6月21日(金)~23日(日) 開催コース:袖ヶ浦CC新袖C(千葉) 優勝者:鈴木愛 鈴木愛が逆転で今季3勝目を挙げた。2打差3位から「70」で回ると、通算9アンダーの首位で並んだ高橋彩華とのプレーオフを制した。前週「宮里藍 サントリーレディス」から自身初の2週連続優勝になった。 クラブは前週投入した1Wのピン G410 LST ドライバー(10.5度)を引き続き使用するなど、14本は変わらず。得意のグリーン上では3日間平均26パットと安定した。 フェアウェイの絞られるコースで3日間のキープ率は69%。パーオン率は64%だったが、「2打目以降でチャンス...
2019/05/27優勝セッティング

アイアンは8月発売の最新モデル 大槻智春の初優勝クラブ

大会名:関西オープンゴルフ選手権競技 日時:5月23日(木)~26日(日) 開催コース:KOMAカントリークラブ(奈良) 優勝者:大槻智春 29歳の大槻智春が、プロ10年目で悲願のツアー初優勝を飾った。通算19アンダーの首位で並んだ星野陸也をプレーオフ4ホール目で破り、賞金ランキングは40位から6位に上がった。 クラブは契約するピンが多くを占め、アイアン(6番~PW)は今年8月に発売予定の『BLUE PRINT(ブループリント)』を国内初戦の「東建ホームメイトカップ」から投入。ピン史上初の鍛造マッスルバックモデルで、海外ではメジャー優勝者のルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、米国ツアー1勝の...
2018/06/19優勝セッティング

マレット型パターが練習不足をアシスト 鈴木愛の優勝ギア

大会名:ニチレイレディス 日時:2018年6月15日(金)~17日(日) 開催コース:袖ヶ浦CC新袖C(千葉) 優勝者:鈴木愛 鈴木愛がプレーオフでテレサ・ルー(台湾)と申ジエ(韓国)を破り、今季4勝目。左ひざ痛のため、練習時間が不足していることを理由に、パターは前回の優勝時と異なるマレット型のピン ヴォルト 2.0 パイパーのプロトタイプを選択したという。 「練習していなくて、まっすぐストロークもできなかったのでマレットでいこうと思った。マレットのほうが、思ったところに出しやすいし、しっかりと転がってくれるので、ありがたかった」と説明。3日間を通じての平均パット数は「26」(全体4位)と、安...
2015/08/21ツアーギアトレンド

鈴木愛の気分転換 “重め”パターで調整中

「入る時は入る。でも、入らない時はまったく入らない。もう、怖いくらい!」。何度打っても、ちっともカップに沈まないボール。鬱積するフラストレーション。ああ、もうやってられない…。グリーン上での心理は、ゴルファーならばアマチュアもプロも似たようなもの。今季初勝利が欲しい鈴木愛の内心も、近頃そんな状態だったらしい。 溜まりに溜まったイライラを解消してくれたのが、前週「NEC軽井沢72」でテレビ解説を務めていた森口祐子プロ。「良い時はどっしり構えられているし、ストロークも良いリズム。悪くなるとアドレスもしまっていない。右肩をうしろに引くイメージで打った方がいい」 アドバイスに加えて「重いパターの方がそ...
2014/11/19ツアーギアトレンド

「伊藤園レディス」優勝 前田陽子の使用ギア

国内女子ツアー「伊藤園レディス」の最終日、前田陽子が大城さつきをプレーオフで下し、ツアー初優勝を飾った。2006年の非会員登録から8年目、ゴルフをしながらアルバイト生活を送ってきた苦労人・前田がシーズン終盤の土壇場で、来季シードをつかんでみせた。 この優勝により賞金1800万円を加算した前田は、今季獲得賞金を2842万666円に積み上げ、前週の賞金ランキング68位から34位にジャンプアップ。主要スタッツは平均ストローク数(73.2797)60位、パーオン率(62.7965)45位、平均パット数(1.8894)90位、パーセーブ率(81.5231)56位、リカバリー率(62.2483)29位とな...
2014/09/10ツアーギアトレンド

「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」 優勝 大山志保の使用ギア

国内女子ツアー「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」最終日、大山志保が初日から首位堅守でバーディ合戦を制し、逃げ切って今季初勝利をマークした。 この優勝により賞金1,080万円を加算し、今季賞金ランキングは15位から9位にジャンプアップ。主要スタッツは平均ストローク数(71.4259)8位、パーオン率(71.1934)7位、平均パット数(1.7873)9位、パーセーブ率(84.6708)22位、リカバリー率(56.0714)75位となっている。 <大山志保の使用ギア一覧> ドライバー:ピン G20 ドライバー(9.5度)/ピン オリジナルTEC330D(45.5インチ/SR/D2) F...
2014/09/17ツアーギアトレンド

「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」優勝 鈴木愛の使用ギア

国内女子ツアーの今季メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を制したのは、今大会初出場のプロ2年目・20歳の鈴木愛。宮里藍が保持していた大会最年少優勝記録(21歳83日)を抜き、ツアー最高峰の舞台で新たな歴史を刻んだ。 優勝賞金2,520万円を獲得し、賞金ランキングは18位へと急浮上。3年の複数年シード権も手にした。主要スタッツでは、平均ストローク数/35位(72.5217)パーオン率/79位(56.2802)、平均バーディ数/28位(2.9565)などの数字に対して、最大の武器と自認するパターは、平均パット数/4位(1.7806)と飛び抜けている。 <鈴木愛の使用ギア一...
2014/10/29ツアーギアトレンド

「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」 優勝 大山志保の使用ギア

大会初日に7アンダー「65」を出して首位に立った大山志保が、4日間首位を守りきり通算19アンダー完全優勝。ツアー通算15勝目を果たした。 この優勝により賞金2520万円を加算し、今季賞金ランキングは7位に浮上。主要スタッツは平均ストローク数(71.2308)8位。リカバリー率(58.1152 )では63 位と低い数値になっているが、平均バーディ数(3,5278)4位と攻めのゴルフを信条とする大山ならではの数値。勝負どころでバーディを奪っていることが分かる。 <大山志保の使用ギア一覧> ドライバー:ピン G20 ドライバー(9.5度)/ピン オリジナルTEC330D(45.5インチ/SR/D2...
2014/05/07ツアーギアトレンド

「サイバーエージェントレディスゴルフトーナメント」一ノ瀬優希の優勝ギア

史上初となるアマチュア2選手が首位で並んで迎えた最終日、同じく最終組で首位を1打差で追いかける申智愛(韓国)もスコアを伸ばせず苦戦。最終組の1つ前でラウンドした一ノ瀬優希が、12番でバーディを奪い首位タイに並ぶと、最終18番パー5でピン手前33ヤードから劇的なチップインイーグルで逆転勝利を掴んだ。 今季9戦目にして2勝目一番乗りで、賞金ランキングは3位に浮上した。平均ストローク(72.8462)は22位、平均パット数(1.8047)も15位と際だった順位ではない。それは、2勝以外は最高が37位、2試合で予選落ちを喫している。ゆえに、一ノ瀬はここ一番の爆発力を持ち合わせていることがわかる。 <一...
2014/04/16ツアーギアトレンド

「マスターズ」優勝 バッバ・ワトソンの使用ギア

米国男子ツアーの今季メジャー初戦「マスターズ」を制したのはバッバ・ワトソン。2012年に続く2度目のタイトルを獲得し、初出場から「マスターズ」6戦目にして2度目の優勝は、ホートン・スミスの3試合に次ぎ、アーノルド・パーマーらに並ぶ2位タイの最速記録。レフティの優勝は過去12年で6度目となった。 最終日の各スタッツは、ドライビングディスタンス316.0ヤード、フェアウェイキープ率50.0%、パーオン率55.6%、平均パット数は1.39だった。 <B.ワトソンの使用ギア一覧> ドライバー:ピン G25 ドライバー(トゥルーテンパー グラファロイ バイマトリックス ロケットピンク X シャフト、...
2014/03/18ツアーギアトレンド

「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」優勝 一ノ瀬優希の使用ギア

国内女子ツアー第2戦「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」でプレーオフを制してツアー2勝目を飾った一ノ瀬優希。昨年の「Tポイントレディス」に続き、シーズン序盤での優勝で賞金ランキングも2位へと浮上した。 大会前日の木曜日は強い風雨のためプロアマ戦は9ホールに短縮。強風の金曜日に「70」、やや風の弱くなった土曜日は「72」とスコアをまとめ、穏やかなコンディションとなった最終日に「67」とチャージして勝利を掴んだ。 <一ノ瀬優希の使用ギア一覧> ドライバー:ピン i20 ドライバー(グラファイトデザイン ツアーAD DJ5/フレックス:R、ロフト9.5度) FW&UT:ピン G25 フェアウェイ...
2018/06/29ツアーギアトレンド

祝!日本人最年少Vの畑岡奈紗 愛用パターは中学時代から

6月の「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」で米女子ツアー初優勝を日本人として最年少で飾った畑岡奈紗。プロ転向直後から海を渡った19歳は、中学生時代からの“相棒パター”で夢をつかんだ。 ジュニアのときから畑岡がグリーン上で使い続けてきたのが、ピン スコッツデールTR パター PIPER C。2013年に発売され、グリップの下部にシャフト長を調整するためのネジがついている珍しいモデルだ。「可変式シャフトは身長が伸びた時にいじったぐらい。ストロークの調整などのために(長さを)変えたりはしません」とのこと。シャフトはレギュラータイプよりも少し太めのモデルを使用している。 そもそも畑...
2017/01/31ツアーギアトレンド

上原彩子、高いキャリーボールと正確性はウッド7本にあった!

上原彩子が米国女子ツアー本格参戦5年目のシーズンがスタートした。自身の初戦は過去2年、連続で予選落ちを喫していたが、今季初戦となった「ピュアシルク バハマ LPGAクラシック」は24位で終え、取り組んできたことが結果として表れたことに安堵した。今季も使用ギアはピン。大幅な変更はないが、一部ニューモデルを採用している。 アイアンの本数は数年、7IからPWの4本のセッティング。特に米国女子ツアーに参戦し始めてから、高いキャリーボールを求められ、FWやUT重視のセッティングとした。昨年から3WはGを使用していたが、今シーズンから、高いキャリーボールが出やすい仕様のG SF Tecのヘッドに変更した。...
2013/03/31ツアーギアトレンド

L.ウェストウッドは中尺パターでプレー中

By Jonathan Wall PGATOUR.COM Equipment Insider リー・ウェストウッド(イングランド)は前週まで、ピン社のパター「スコッツデール TR アンサー 2B」を練習用に使っていた。38インチの中尺モデルは、シーズンの初めの時点で、シャフトの長さの調整機能が付いた「スコッツデールTR Shea」とともに所持。しかし前週の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」63位タイと低迷したことを受け、「シェル・ヒューストンオープン」ではこの「アンサー 2B」をバッグに入れることに決めた。 木曜日のラウンドを終えた後「通常のものよりも4センチ長いので、中尺パターとして...
2019/08/06優勝セッティング

新アイアンを武器に 成田美寿々の優勝ギア

大会名:大東建託・いい部屋ネットレディス 日時:2019年8月1日(木)~4日(日) 開催コース:鳴沢GC (山梨) 優勝者:成田美寿々 成田美寿々が4月「ヤマハレディースオープン葛城」以来の今季2勝目、ツアー通算13勝目を飾った。1勝目を挙げてから「調子がずっと悪くて、自分の武器を見つめ直した」と、高い球を打つことにこだわらず、本来得意とする低い球でラインを出すコントロールショットへ切り替えた。 クラブ契約フリーの成田は、前回優勝時に使用していたPXG 0311 P フォージド アイアンから、日本では今月8日に発売開始となるピンのブループリントに総入れ替えした。 5月「全米女子オープン」に出...
2019/03/18優勝セッティング

開幕2戦連続でピン契約選手が勝利 鈴木愛も『G410 PLUS』

大会名:ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ 日時:2019年3月15日(金)~17日(日) 開催コース:土佐CC(高知) 優勝者:鈴木愛 首位と2打差の3位からスタートした2017年の賞金女王・鈴木愛が通算9アンダーとして後続に4打の差をつけ、昨年6月「ニチレイレディス」以来のツアー10勝目を逆転で飾った。 3日間を通して12バーディ3ボギーの安定したゴルフを展開した。連日の強風の影響でフェアウェイキープは47%にとどまったが、平均パット数を「27」に抑え、パット巧者のポテンシャルを発揮した。 前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を制した比嘉真美子に続き、2戦連続で...
2019/03/12優勝セッティング

ウッド系は『G410』 比嘉真美子の開幕戦優勝ギア

大会名:ダイキンオーキッドレディス 日時:2019年3月7日(木)~10日(日) 開催コース:琉球GC (沖縄県) 優勝者:比嘉真美子 7打リードの単独首位からスタートした沖縄県出身の比嘉真美子が、「76」と落としながらも3日までの貯金を生かし、後続を3打差で振り切る通算5アンダーで初の地元優勝を飾った。 今年も引き続きピン契約プロとして開幕を迎え、14本のクラブすべてを同社製でそろえる。ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッドのウッド系を今年からすべて最新モデルの『G410』シリーズに切り替え、「ミスショットにすごく強くて、気持ちよくスイングできている」と評価は高い。最終日も「良いショッ...