2019/11/06女子プロレスキュー!

アプローチがグーンと上達! 球の高さの打ち分け方 井上りこ

「寄せワン率アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「アプローチでいつも寄せきれず、スコアを崩してしまいます。どうすれば“寄せワン”できるのでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 アプローチをいつも同じスイングで、一辺倒な寄せ方だけでは、なかなかスコアアップは望めません。例えばグリーンの手前にピンがあればボールを高く上げて止め、奥にあれば低く転がして寄せる。ピンの位置によって対応できるように、打ち方のバリエーションを増やしましょう。 1. ボール位置を変える まず、アドレス時はボールの位置で高低を打ち分けられるようにセットを変えています。高く上げたい場合は、インパ...
2019/11/13女子プロレスキュー!

グリーン周り、番手選びに悩んだら… 井上りこ

「アプローチでのクラブ選択」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーSさんの悩み】 「グリーン周りでどのクラブを選択するか、いつも悩んでしまいます。どういうポイントで選ぶべきかを教えてください」 【井上りこのレスキュー回答】 グリーン周りはある程度、使用する状況に応じて使うクラブを決めておくと、毎回迷わずにショットに集中できます。今回は私のクラブ選びのポイントをお教えしますので、一例として参考にしてみてください。 1. 花道以外は基本的に“58度” 花道以外の状況では、基本的にすべてロフト角58度のウェッジを使用しています。理由は単純で、アプローチの練習で一番使用しているからです。クラブ選びは...
2019/07/24女子プロレスキュー!

夏ラフ攻略のカギは“ボール下”にあり 臼井麗香

「夏ラフ対策」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーNさんの悩み】 「ラフからのアプローチが苦手です。特に夏の深いラフから脱出するにはどうしたら良いですか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 長い芝の中にスッポリ埋まったボールを打つには、しっかりコンタクトさせることが難しく、うまく距離感を合わせることが難しいです。今回は夏でもラフを苦にしない考え方をお教えします。 1. “ボール下”に仮想ボールをイメージする 私は実際のボールの下に、仮想のボールをイメージします。仮想ボールを目標にしてヘッドを入れていくと、芝の抵抗に負けず、実際のボールにしっかりコンタクトできるのです。芝の抵抗が強い夏の時季限...
2019/10/02女子プロレスキュー!

ショートパットはボールのディンプルを見よう 野田すみれ

「ショートパット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーSさんの悩み】 「1~2mのショートパットがまったく決まりません。カップインの確率を上げる練習法はありますか?」 【野田すみれのレスキュー回答】 狙ったところにボールを打ち出せるかどうか、ショートパットはそこが勝負です。そこで私が実践しているボールをしっかりカップ方向に打ち出すための練習法をお教えします。 1. 片手ドリルが効果的 効果的なメニューは片手のみの練習です。パターは意外と重さがあるため、片手の力だけでは体の軸がブレやすくなります。そんな状況でもしっかりボールを転がせるようになれば、本番でも軸がブレずにストロークできるという訳...
2019/08/07女子プロレスキュー!

パットの距離感、投げるイメージだと何で良いの? 臼井麗香

「脱3パット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーXさんの悩み】 「距離感が合わず3パットを連発してしまいます…。10m以上のパットで2パット圏内に寄せるにはどうすれば良いですか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 3パットを減らすためには、ボールを投げる感覚で距離をイメージすることが良いと考えています。理由はボールが転がるスピード感をより具体的に把握しやすいからです。 1. 空間で距離をとらえられる ロングパットが合わせにくいのは、打ち出しからカップまで、すべてボールを転がさないといけないからです。人は平面で距離をとらえるより、立体的に空間でとらえるほうが合わせやすいと考えています。 2...
2019/07/31女子プロレスキュー!

ピンを抜く抜かないの基準って何? 臼井麗香

「ピン(旗竿)の抜き挿し判断」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「今季から旗竿を抜かずプレーできるようになりましたが、プロは抜く派ですか? それとも抜かない派ですか?」 【臼井
2019/10/09女子プロレスキュー!

飛ばしたい時に意識するのは頭?腰?それとも… 井上りこ

ステップで存在感を見せる爽やかプロが登場! 7月のステップアップツアー「カストロールレディース」で初勝利を挙げた井上りこプロが登場。爽やかで笑顔の絶えないプロ3年目の26歳は、スイングへの探求心が
2019/10/16女子プロレスキュー!

ドローとフェード、意識するところはどう違う? 井上りこ

「球筋の打ち分け」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーGさんの悩み】 「ドローとフェードを打ち分けたいとき、注意するポイントは違うのでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 ドローとフェードで、ポイントは異なります。基本的に振り方は一緒といわれていますが、スイングする前に意識するポイントを変えることで、ヘッド軌道や弾道が自然と変わってくると思っています。 1. ドローでもオープンで構える 私はドローでもフェードでもストレートでもオープンスタンスで構えています。打ち出す弾道が視野に入り、ボールをより操作できるイメージがもてるからです。クローズでは曲げる意識が強すぎて、右肩が前に出てしまう...
2019/10/23女子プロレスキュー!

そもそも“払い打ち”ってどう打つの? 井上りこ

「フェアウェイウッドの基本」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーSさんの悩み】 「フェアウェイウッド(以下FW)でミスばかり出てしまいます。何が悪いか分からないのですが…」 【井上りこのレスキュー回答】 基本的にウッドもアイアンも、振り方はどのクラブでも同じです。ただ、FWは長さがあるため、自然と払い打つスイングになります。では“払い打ち”はどのように打てば良いのか? ミスの原因、効果的な練習法まで具体的に紹介します。 1. ミスの原因はアウトサイドイン軌道 払い打ちの基本は、ヘッドの最下点がボールの手前にくる打ち方になります。FWがうまく打てない人は、極端にアウトサイドインのヘッド軌道に...
2019/08/28女子プロレスキュー!

ユーティリティで引っかけるのはなぜ? 野田すみれ

「ユーティリティでの“脱引っかけ”」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーHさんの悩み】 「ユーティリティ(以下UT)でいつも引っかけのミスが出てしまいます…。その理由と対処法を教えてください」 【野田すみれのレスキュー回答】 ドライバーやフェアウェイウッドよりロフト角があり、クラブの長さも短いUTでは、基本的にボールのつかまりが良く、やさしく打つことができます。一方でそのやさしさを理解せずに振りにいくと、引っかけのミスが起こりやすいクラブでもあります。 1. フェースはやや開く ギリギリの距離をきっちり打ちたい時や、ロングホールの2、3打目で距離を稼ぎたい時など、強い球をイメージした時に引...
2019/02/27女子プロレスキュー!

ワックワク♪する距離ほど手打ちになる エイミー・コガ

「得意な距離のミス撲滅」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「残り100yd前後を得意としているのに、たまにとんでもないミスが起こります。そんな時に気をつけていることは何ですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 コースではピンを狙いたい得意な距離ほど、誰もが気持ちが高ぶり、目標方向に意識がすべて向いてしまいます。そんな時ほど想定外のミスを起こしてしまうものです。 1. 上半身が先に動いてしまいがち ミスの原因は「ピンに寄せたい」と思う瞬間、スイングのリズムが速くなり、上半身が先に動いてしまうことが挙げられます。切り返し以降は下半身が先に動き、その動きに連動して上半身が...
2019/02/06女子プロレスキュー!

ねじれば飛ばせる飛距離アップ練習法 エイミー・コガ

「飛距離アップの練習法」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーRさんの悩み】 「飛距離を効果的に伸ばすためには、どのような練習法がありますか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 飛距離を伸ばすには、前回お伝えした体重移動を大きくしてもブレない打ち方をマスターすることがおすすめです。今回はそのための効果的な2つのドリルをご紹介します。 1. 左足踏み込みドリル 一つ目は、両足を揃えたままバックスイングを行い、切り返しで左足を踏み込みながらボールを打つドリルです。スムーズな体重移動を体感することができ、飛距離アップにつながる下半身リードの切り返しを覚えることが目的です。 ポイントは、腕を下...
2019/11/20女子プロレスキュー!

クロスハンドを磨く練習法 井上りこ

「パッティング」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「パッティングの悩みは、打点がブレてしまうことです。方向性と距離感を安定させるには、どうすれば良いでしょうか?」 【井上りこのレスキュー回答】 私も以前はパットに悩んでいたのですが、ことしから右手を上、左手を下にしたクロスハンドに変えて、ストロークが安定するようになりました。今回はクロスハンドのメリットとデメリット、そしてより精度を上げるための練習法をお教えします。 1. 手首の動きを抑えられる 私はもともと順手だったのですが、手首の動きを使いすぎてヘッドスピードが毎回変わってしまい、距離感が一定ではありませんでした。クロ...
2019/10/30女子プロレスキュー!

タオルを挟む練習って何がイイの? 井上りこ

「アイアンのミート率UP」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「5番と6番アイアンの飛距離の差がほとんどありません。ロングアイアンのミート率を上げるには、どういう練習をすれば良いですか?」 【井上りこのレスキュー回答】 クラブが長くロフトが立っているクラブでは、ボールはつかまりにくくなります。番手なりにしっかり飛距離を出すために、私が普段行っている練習メニューは、タオルを両わきに挟む練習法です。 1. 手打ち防止につながる 以前からタオルを挟む練習法は効果があると言われてきましたが、今回は具体的にその利点をご紹介します。まず考えられるのは、手打ちが防げること。両わきが開いて...
2019/09/04女子プロレスキュー!

ライン出しは通常ショットと何が違う? 野田すみれ

「アイアンの方向性」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーYさんの悩み】 「プロのようなボールの高さを抑えてラインを出すショットが打ちたいです。ポイントを教えてください」 【野田すみれのレスキュー
2019/05/29女子プロレスキュー!

バンカーが得意な人と苦手な人の違い 鶴岡果恋

「ガードバンカーからの脱出」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーIさんの悩み】 「バンカーショットが大の苦手です。常にホームランか大ダフリのどちらか…。どのように打てば良いのでしょうか?」 【鶴岡果恋のレスキュー回答】 バンカーショットは難しいようで、基本を押さえればそれほど難しくないショットだと思います。苦手な人でも基本に立ち返るだけでミスが減ったり、意外と得意になったりすることも多いからです。 1. ボール位置は左足寄り&左足体重 苦手な人と得意な人の違いは、アドレスのつくり方です。バンカー脱出の鍵は、ボールを上げるための準備ができているかどうか。ボール位置はドライバーと同じくらい左...
2019/08/21女子プロレスキュー!

ヘッドが走らない絶対NGな動きとは? 野田すみれ

「飛距離アップ」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーKさんの悩み】 「とにかくドライバーが苦手です。ボールがつかまらず、飛距離を稼げません。どうしたら良いでしょうか?」 【野田すみれのレスキュー回答】 ヘッドスピードの割に飛距離が出ていなかったり、大きくスライスしたり、ドライバーショットが苦手という人には、ある共通点があります。それはインパクト時の左肩です。左肩が浮いて上体が傾くことで、ヘッドが走らなくなるのです。 1. 左肩が上がる動きは絶対NG インパクトでボールを上げようとして左肩を上げたり、右ひじを絞って右肩が極端に下がると、フェースが開きやすくなります。また、無理にフェースを返せ...
2019/02/20女子プロレスキュー!

左足下がりは傾斜に沿ってブラッシング♪ エイミー・コガ

「左足下がりでFWを使ったショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーTさんの悩み】 「距離がかなり残った状況で、左足下がりのライからでもフェアウェイウッド(以下FW)で花道に運びたい場合、どうしたら良いですか?」 【エイミー・コガのレスキュー回答】 左足下がりではフルスイングをすると体の軸がブレやすく、ボールを無理に上げようとするとダフリやトップのミスが出てしまいます。そこで心掛けているのは、傾斜に沿っていかにソールを滑らせることができるかという点です。 1. ロフト角でボールを上げる この状況で考えられる主なミスの要因は、ボールを上げようとする動きです。FWのロフトは少ないながらも3...
2019/07/17女子プロレスキュー!

雨の日と晴れの日のバンカーショット、違いは何? 臼井麗香

「硬い砂からのバンカーショット」をレスキュー♪ 【アマチュアゴルファーUさんの悩み】 「雨の日のバンカーが苦手です。そもそも晴れの日とどう違うのでしょうか?」 【臼井麗香のレスキュー回答】 水を含んで硬くなったバンカーは、晴れの日のやわらかい砂と違い、ウェッジのバウンスが弾かれてホームランしやすい状況になっています。まずは弾かれにくい構え方と打ち方を頭に入れることが重要です。 1. クラブを長めに持つ バウンスが弾かれないようにするには、しっかりとヘッドを上から打ち込むことが大切になります。アドレスではクラブを晴れの日の時より若干長めに持ち、硬い砂に負けないようにヘッドスピード(以下HS)が...
2019/12/18女子プロレスキュー!

真冬の朝イチショットを成功させるには? 荒川侑奈

のレスキュー回答】 朝イチのショットは、プロでも緊張するシーンです。特に冬場で体が動きにくいと、思わぬ方向に飛んでしまうことが多々あります。なるべく多くを考えずにシンプルに注意点を絞って攻略することを