2010/01/06上達ヒントの宝箱

左足下がりのバンカーショット

左足下がりのバンカーショット いや~な左足下がりのライ…しかもバンカー。こんなシチュエーションでも上手く打つコツを伝授します! こんな風になりがち ボールが上がらなそう…そう思っても決してこんな風に下からすくい上げようとしてはいけません!ボールの手前を叩いて全然飛ばなかったり、ホームランしてしまったりといったミスを誘発してしまいます。 傾斜なりにアドレス まずこのライを攻略するための一番の肝は傾斜なりに構えるということです。体軸を傾斜に沿って傾けてアドレスしてください。 フェースを開きスタンスはオープン 平坦なライより球が上がりにくいので、フェースは普段よりも開き気味にセットします。その分スタ...
2010/09/27上達ヒントの宝箱

アプローチの距離感は体の回転量で決まる!

体の回転量で掴むアプローチの距離感 「大きい!」と思って、慌てて引いたり、「届かない!」と、慌てて足したり。そんな人をよく見かけます。しかし、スイング中に慌てて足したり引いたりすれば、スイング軌道は乱れ、ミスは必至です。こうした事態を避け、迷わず自信を持って振るためにも、自分の距離感を養っておくことが肝心です。今回は、距離感を高めるための大原則を伝授しましょう。 いつも一定のスピードで振ること 大きなバックスイングをしたにもかかわらず、「強い」と思って、急減速しないこと(上写真)。また、小さなバックスイングなのに「弱い」と思って、慌てて急加速するのもNG(下写真)。スイング軌道を安定させるため...
2010/01/20上達ヒントの宝箱

クロスバンカーからの脱出法

クロスバンカーからの脱出法 今回は、クロスバンカーにつかまってしまった場合の脱出法を伝授します! ボールの位置は右足寄り まず、ボールの位置ですが、普段のバンカーショットよりも右足寄りなるようにアドレスします。 足場を固める 2つ目のポイントとして、バンカー内ではスイング中にバランスを崩しやすくなりますので、しっかりと足場を固めるようにしてください。 短くグリップ しっかりと足場を固めると、少し足が砂に埋まって、自分が通常より低い状態になります。この低くなった分、グリップを半インチほど余らせて、短く握ってください。 当てにいく意識を捨てる そしてスイングでは、ボールに当てたい意識が強いと、こん...
2010/09/20上達ヒントの宝箱

ラインを出してアプローチの方向性アップ!

ラインを出してアプローチの方向性アップ! ショットやアプローチなどで、よく「ラインを出す」という言葉を聞きますが、具体的にはどういうことなのでしょう?分かりやすく言えば、方向性の明確なイメージを持って、それをボールに伝えることです。では、何を意識すれば、方向性のイメージを、よりリアルにボールへと伝えられるのでしょうか? 一番イメージしやすいのは右の手のひら ラインを出す際、体のある部分を意識して、それを出したい方向に合わせていくのですが、それはプロによって人それぞれです。ですが、やはり一番、方向性のイメージを出しやすいのは、右の手のひらです。 ゴミ箱にゴミを放り込む様子を想像してみましょう た...
2010/10/11上達ヒントの宝箱

しっかりスピンをかけるコツ!

しっかりスピンをかけるコツ! ビシッとスピンをかけたかったのにポッコン。キュキュッと止めたかったのに、ダルマ落としみたいな感じの緩~いインパクトになって、止まるどころか、逆に転がってしまうようなことはありませんか?今回は、固いグリーンなど、しっかりスピンをかけたい場面で、思い通りにスピンを利かせるコツをお教えいたしましょう。 ヘッドをしっかり走らせること ダウンブローでボールを捉えれば、自然に逆の回転がかかりますが、強くスピンを利かせる場合には、インパクトでヘッドを強く走らせることが大きなポイント。つまり、スピンをうまくかけられない人は、うまくヘッドを走らせることができていないといえます。で...
2009/06/10上達ヒントの宝箱

パットの距離感があわない場合の応急処置

パットの距離感があわない場合の応急処置 5メートル以上のパットの距離感が合わない場合の対処法をお教えしましょう。距離感習得には訓練が欠かせないのですが、手っ取り早く「寄る」確率を上げる方法があります。 距離感がでるまで振り子のように 目標を見ながら素振りを繰り返してください。 目標を見ながら素振りを行う テークバックからフォローまで・・・こうしながらボールがカップ付近に止まる、またはボールがカップに沈むイメージを出してください。イメージが出るまで素振りを繰り返します。 カップを見ながら 大切なのはカップを見ながら素振りを繰り返すことです。 イメージが出るまで素振り イメージが出るまで素振りして...
2009/11/18上達ヒントの宝箱

転がすバンカーショット

転がすバンカーショット 今回は、エッジからピンまでの距離があって、ランを使って攻めたい場合のバンカーショットを伝授します! フェースを少し閉じる まず通常のバンカーショットよりもフェースを少し閉じた状態にします。 スタンスをスクエアに近づける そしてフェースを閉じた分だけ、普段のオープンスタンスからスクエアに近いスタンスに。これで転がすための構えは完成! 払い打つイメージで 次にスイングですが、普段のバンカーショットより打ち込むイメージを弱くして手前の砂ごと払っていくようなイメージで振ってみてください。これでスピンが抑えられてランの出る球が打てます! 打ち込むのはNG! 上から打ち込むようなイ...
2009/07/29上達ヒントの宝箱

飛ばしの素振り(3)【シャフト編】

飛ばしの素振り(3)【シャフト編】 今回は、シャフトを使ったヘッドスピードが上がるドリルの紹介です。用意する物はヘッドを抜いたシャフトで、40インチ前後のものがあればOKです。古くなったクラブのシャフトを工房で抜いてもらうか、既にシャフトだけの状態のものが中古ショップなどで格安で販売している場合もありますので、グリップ付のものをご用意ください。 練習のコツ 練習のコツですが、「スイングのキレ」を意識して素早く振ることです。力を抜いて、腕を鞭のようにしならせるのがポイントです。体が先行して腕が後からついてくる意識だと速く振れません。体の正面で「ピュッ!」とシャフトが通り過ぎていくのを体感できるく...
2009/07/15上達ヒントの宝箱

飛ばしの素振り(2)【バット編】

飛ばしの素振り(2)【バット編】 「飛ばしの素振り」2回目は、バットを使った練習方法です。これは最も飛距離アップを体感してもらえる練習法ですが、注意したい点がいくつかありますので紹介しましょう。 まずは野球のバットをご用意ください。または、ゴルフの素振り用バットも市販されているので、そちらでも結構です。 ゆっくりと大きなスイング それでは素振りのポイント【1】をお教えしましょう。 バットを持って、普段どおりのスイングしてください。このとき、ゆっくりと大きなスイングを心がけて、体が温まるまで繰り返し振り続けてください。 右から左への体重移動を意識する そしてテークバックからフォロースルーまで、右...
2009/08/12上達ヒントの宝箱

風に負けない突き刺す球

風に負けない突き刺す球 今回は、向かい風に負けずに飛距離を稼ぐ、突き刺すような球の打ち方です。まずは半インチ程度、グリップを余して短く持ってください。 アドレスの注意点【1】 アドレスの際の注意点が2つあります。1点目は、スタンスを狭くすることです。 アドレスの注意点【2】 そして2点目は、ハンドファーストに構えること。ショートアイアンを打つ時のような感じで、クラブヘッドよりも手元側が飛球線方向に倒れている状態のことです。 スイング中の注意点【1】 スイングでの注意点は、スイングプレーン。アップライト(タテ振り)にすると、ボールにスピンが掛かり易くなるため、吹け上がって飛距離をロスしてしまいま...
2009/12/02上達ヒントの宝箱

目玉からのバンカーショット

目玉からのバンカーショット 今回は目玉の状態からの脱出のしかたを伝授します。パワーがないとなかなか脱出は難しいのでは・・・?と思われがちですが、正しい準備と振り方をすれば、あまりパワーのない方でもカンタンに脱出できるのです。 フェースをかぶせる まず最初のポイントとして、フェースをかなりかぶせ気味にセットしてください。 スタンスをややクローズに そしてフェースを閉じたぶん、普段のバンカーショットよりもスタンスをクローズめに調整します。これで上から打ち込みやすい構えが完成しました。 左わきのゆるみに気をつけて 次にスイングですが、左わきがゆるんでしまうとクラブが寝て入り、フェースも開いてヘッドが...
2009/11/25上達ヒントの宝箱

止めるバンカーショット

止めるバンカーショット 今回はピンが近い場合の、スピンをかけてキュッと止めるバンカーショットを伝授します。 フェースを大胆に開く まず普段よりもフェースを大胆に開いてください。 スタンスをオープンに そしてフェースを開いたぶん、普段よりもややオープンにスタンスを調整してください。これでアドレスは完成です。 コックを早めに入れる 次にテークバックですが、普段のショットよりも早めに、積極的に手首のコックを使っていきます。 すばやく左へ振りぬく そしてフォローでは、すばやく左へ振りぬきます。早めのコックから、左へすばやく振りぬくことによってスピンがきいた球を打つことができます。 これはNG! 左へ振...
2009/09/24上達ヒントの宝箱

フェードボールで飛ばす

フェードボールで飛ばす フェードボールで飛距離を稼ぐ方法です。特に球がドロップしている方は、フェードのほうがキャリーが稼げる分、飛距離が伸びる可能性が高くなります。 まずは構えですが、通常よりもオープンスタンスにしてください。 ボールの位置はスタンス中央側へ ボールの位置は通常のまま、オープンスタンスにするのがポイントです。こうすると自然にボールが体の中央寄りになりますが、それが正解です。ボールの位置を、いつものように左足かかと線上に移動してしまうと、左に打ち出して、そのまま真っ直ぐ行く、俗に言う“ヒッカケ”になってしまいます。 テークバック テークバックは、両足・両肩のラインと平行に振り上げ...
2009/05/06上達ヒントの宝箱

アイアンでトップが出る場合の応急処置

アイアンでトップが出る場合の応急処置 アイアンでトップしてしまう場合の応急処置です。池越えやバンカー越えなど、特定の場面でトップが出てしまう方はいませんか?理由がいくつか考えられるのですが、すぐに効く対処法は、目線を低くすることです。 トップする原因 トップするのは、このように下からしゃくり上げる動きになるからなのですが、球を高く上げようとすると右肩が下がってアッパーブローになり、スイング弧の最下点を過ぎてからボールにあたってしまうのです。 目線を高い位置に置く アドレスで目線を高い位置に置くと高弾道が打ち易くなりますが、トップが出やすい時はこの動作は慎んだほうが良いでしょう。 高いフィニッシ...
2009/06/17上達ヒントの宝箱

ショートパットが入らない場合の応急処置

ショートパットが入らない場合の応急処置 1メートルくらいのショートパットは入れごろ外しごろ。「入れなくては!」というプレッシャーが難しさを増す原因のひとつですが、技術的な勘違いも大きな理由のひとつ。そこで今回は技術的な面にフォーカスしてショートパットを克服していきます。 両目線をパットのラインと平行に動かす ポイントは、「ボールの行き先を目で追う!」。ヘッドアップは大敵、と言われますが、それがスムースな動きを妨げる原因にもなります。大切なのは、頭の位置は動かさずに左右の目線をボールが進む方向と平行に動かすということです。 両目線をパットのラインと平行に 正しい方法をお教えします。まずはアドレス...
2009/12/09上達ヒントの宝箱

高いアゴを越えるためのバンカーショット

高いアゴを越えるためのバンカーショット 今回は、非常によく出くわす場面だと思いますが、高いアゴを越えるためのバンカーショットを伝授します。 フェースは開き、スタンスを広く まず構えですが、ボールを高く上げたいのでフェースは開き気味に、そしてスタンスは通常よりも広めにとって、どっしりと構えてください。 目線を高く 次にターゲットを高い位置に定めて目線も高くします。すると必然的に体重は右足寄りになっているはずです。これでアゴを越えて高く打つための準備が整いました。 右足に体重を残しながらスイング そしてスイングでは、右足に体重を残すように振っていくのがポイントです。 あおり打ちはNG! いくらボー...
2009/12/16上達ヒントの宝箱

硬い砂からのバンカーショット

硬い砂からのバンカーショット 雨が降った後など、砂がしまって硬くなっている場合のバンカーショットを伝授します! 砂の硬さをチェック まずスタンスする際に砂の硬さを足の裏で確かめます。砂が硬いな~と思ったらこの打ち方の出番です。 フェースの開きを少なめに フェースを開けば開くほどバンスがきいて、砂にはじかれる可能性が高くなるので、普段よりもフェースの開きは少なめにしてください。 左手の三本指をしっかり握る インパクトの瞬間にグリップがゆるんでしまうと硬い砂にはじかれてホームランなどのミスにつながります。そのためしっかりとグリップを握る必要があるのですが、全部の指でギュッと握ってはいけません。左手...
2009/12/24上達ヒントの宝箱

やわらかい砂からのバンカーショット

やわらかい砂からのバンカーショット 今回は、やわらかくてふかふかの砂からのバンカーショットです。 足場を固めて砂質をチェック まず、スイング中にバランスを崩さないよう、しっかりと足場を固めると同時に、砂のやわらかさもチェックしましょう。 フェースは開き気味に 砂がやわらかいな、と思ったら、ヘッドが砂に潜りすぎるのを防ぐために、フェースを少し開き気味にセットしてください。 スイングはゆったりと大きく そしてスイングは上から打ち込むのではなく、ゆったりと大きな弧を描くイメージで振ってください。 打ち込むのはNG! こんな風に上から打ち込んでしまうと… ヘッドが潜る ヘッドが砂に潜っていってしまいま...
2009/08/26上達ヒントの宝箱

高い球でキャリーを稼いで飛ばす

高い球でキャリーを稼いで飛ばす 風がフォローの時や、高い木の上を狙いたい時に、高弾道で飛距離を稼ぐドライバーの打ち方です。まずは、いつもよりスタンスを広めに取ってください。目安は肩幅よりも左右一足分ずつ広げます。 ヘッドファーストにする そして正面から見て、シャフトが飛球線後方側に倒れているヘッドファースト(ハンドレイト)の状態にしてください。 アッパーブロー軌道を確保 こうする事でロフトが増えると同時に、アッパーブロー軌道を自然に作ることができます。 肩をしっかりと回す テークバックでは、肩をしっかりと回すことを心がけてください。 悪い例 手だけでクラブを上げて肩が回っていないと、フェースが...
2009/04/28上達ヒントの宝箱

アイアンでダフる場合の応急処置

アイアンでダフる場合の応急処置 アイアンでダフると飛距離を大幅にロスするのでトップするよりもダメージが大きいかもしれません。そこで応急処置法をお教えしましょう。 ダフる原因 ダフる原因は、コックが早くほどけすぎているか、ボールの設置位置が悪い場合に発生します。 対処法の第一 対処法の第一は、まずボールをいつもより右足寄りに設置してください。 左足を半歩だけ背中側に引く 第二に、左足を半歩だけ背中側に引きます。 アドレス 後方から見た場合のアドレスです。 左足を半歩分だけ背中側に引く ボールを右足寄りにセットしてから、左足を半歩分だけ背中側に引きます。 通常のアドレス これは通常のアドレス。両足...