2024/02/24PGAツアーオリジナル

1W変更で飛距離アップ “飛ばし屋”トニー・フィナウの14本

今週の「メキシコオープン」でタイトル防衛を目指すトニー・フィナウは、昨年優勝した時とは大きく異なる14本を携えてビダンタバジャルタへやって来た。 2023年の優勝ギアセットアップと比較すると、フィナウはいずれも新しいドライバー、3番ウッド、ピン ブループリントSアイアン、そしてピン s159 (50度)とゲイブゴルフ6109“ザ・サージョン”(61度)といったウェッジをバッグに入れている。フィナウが当時と替えていないのは、長年愛用するナイキ ヴェイパーフライプロの3番アイアン、56度のピン グライド4.0ウェッジ、そしてピン PLD パターのみである。 これらの変更の中で最も目についたのは、...
2006/03/09米国男子

レフティの飛ばし屋、新星B.ワトソン!ビジェイにも励まされ狙うは優勝!

「ソニー・オープン」でいきなり4位に入ったバッバ・ワトソンは、「クライスラー・クラシック」では3位タイに入り注目を集めている。ショートゲームが巧みなワトソンは昨年はPGAツアー下部組織のネイションワイドツアーに参戦、今期レギュラツアーに昇格し実力を発揮しているワトソンが、インタビューに応えてくれた。 バッバ・ワトソン 「このところ物凄いことになっています。先週の活躍でカミロ・ヴィレガスが注目され、またJ.B.ホームズが優勝した時は彼が騒がれました。3人一緒の雑誌用の写真撮影を終えたばかりなんですよ。勿論、有名になることを期待していましたがこんなに早くその時期が来るとは思いませんでした」 -「す...
2023/07/01国内女子

260yd飛ばして“谷越え”バーディ 19歳の櫻井心那に漂うすごみ

◇国内女子◇資生堂レディスオープン 2日目(30日)◇戸塚CC西コース(神奈川)◇6605yd(パー72)◇曇り(観衆4386人) 予選36ホールで2番目に難度が高かった410ydの15番パー4は、ほとんどの選手が深くえぐれたフェアウェイから、見えないグリーンへのセカンドショットを余儀なくされる。櫻井心那のドライバーショットは、その“谷”を越えた。弱いフォローの風が吹いていたとはいえ、キャリーで260yd弱が必要なエリアをとらえた。セカンドはピンまで141yd。ショートアイアンでピン右4mにつけた。 「グリーン面ですか? 見えました。昨日も見えたんです」。限られた選手しか見えない景色を2日続け...
2022/11/19国内女子

「筋肉痛が心配」 川岸史果“飛ばし屋”3人でプレー

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 3日目(19日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71) 「ショットとパットがうまくかみ合ってくれた」と川岸史果が6バーディ、1ボギーの「66」でプレー。通算10アンダー5位で最終日に臨む。 この日は今季ドライビングディスタンス1位の穴井詩、アマチュア馬場咲希(代々木高)とのラウンド。「みんな飛距離が似ているので、参考になる。終盤はみんなにつられて振っていた。あした筋肉痛になってないか心配」と笑った。 今大会は17番、18番で計測され、この日は穴井が平均284yd、馬場が同265.5yd、川岸は251ydだった。 大会前のメルセデ...
2019/08/27優勝セッティング

小柄な体で飛ばして初V 浅井咲希の優勝ギア

大会名:CATレディース 日時:8月23日(金)~8月25日(日) 開催コース:大箱根CC(神奈川) 優勝者:浅井咲希 21歳の浅井咲希が初日から最終日まで首位の座を守りきり、ツアー初優勝を飾った。 後半15番(パー5)で残り90ydから58度での3打目を2mに寄せ、バーディを決めてガッツポーズ。18番では勝みなみ、大里桃子、高橋彩華と同級生が見守るなか、50㎝のパーパットを外して祝福ムードが一転、ヒヤリとした空気が流れたが、後続に1打差つけて逃げ切った。 身長151㎝と小柄な体型。「オーバースイングやジャンピングスイングと、リスクを背負わないといけないので、身長が高いに越したことはない」とい...
2019/11/19国内男子

松山英樹に米ナンバー1の飛ばし屋が参戦 舞台は宮崎フェニックス

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 事前情報◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71) 今年も宮崎が熱くなる季節がやってきた。大会は1974年に第1回が行われ、今年で46回目。かつては、帝王ジャック・ニクラスやタイガー・ウッズも参戦した歴史と伝統ある大会が、21日(木)に幕を開ける。 昨年は最終日に5打差を逆転した市原弘大がシーズン2勝目をマーク。一方、ツアー初優勝を目指して単独首位から出た堀川未来夢は、最終ホールをボギーとして1打差で惜敗した。 今年のフィールドを彩る招待選手は、昨年に続き8度目の出場となる松山英樹をはじめ、今年の「全米オープン」覇者のゲーリ...
2023/08/04国内男子

「空中で止まる…」計測? 飛ばし屋・清水大成の“ランク”が落ちたワケ

◇国内男子◇横浜ミナト チャンピオンシップ ~Fujiki Centennial~ 2日目(4日)◇横浜CC(神奈川)◇パー71(7231yd)◇晴れ 昨年のドライビングディスタンス部門で1位だった河本力は、今季もその座を譲らない(2022年315.74yd、23年320.89yd)。その反面、2位(302.72yd)だった清水大成は今大会を迎えるまでに28位(293.63yd)と低迷中。パワーが落ちただとか、安全策をとるようになっただとかが理由ではないそうだ。 1Wショットで出球から勢いよく右に流れていく“右プッシュ”に長らく悩み、今春からスイングを改造中。「いろんな状況に対応できるように。...
2018/10/05国内女子

飛ばし屋・葭葉ルミが理想を追い求め続ける1W

◇国内女子◇スタンレーレディスゴルフトーナメント 初日(5日)◇東名CC(静岡)◇6571yd(パー72) 飛距離を売りにするクレイジー社の1Wを愛用し、昨季平均飛距離で1位(260.76yd)になった葭葉ルミ。今年5月に1Wのヘッドをロッディオ社製に変更しており、「飛距離は落ちてないし、安定感も増している」と手ごたえを口にする。 今季開幕時は、こだわりのあったクレイジー社製から変更する想定は「まったくなかったし、想像もしていなかった」という。ただ、第3戦「Tポイントレディス」の練習場でロッディオ社の担当者に勧められたこともあり、練習で同社の1Wをテストするようになった。 飛距離を求める葭葉が...
2018/09/29GDOEYE

時松&川村世代の2児のパパ 飛ばし屋・竹内廉の遠回り

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 2日目(28日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7330yd(パー72) 予選ラウンド2日間のドライビングディスタンス部門の一番上(308.5yd)に、見慣れない名前が陣取った。竹内廉(たけうち・れん)は今季、レギュラーツアーに本格参戦を始めた25歳。173㎝、65㎏と細身に見える体格ながら、幼い頃から極真空手でならした肉体でボールを飛ばす新鋭だ。 今大会はマンデー予選会をトップ通過して本戦に出場し、通算7アンダーの5位タイで決勝ラウンドに進出した。三重県生まれだが、同じ東海地方の三好カントリー倶楽部でのプレーは、「日本アマチュア選手権」が開催され...
2018/12/05国内男子

1打目で“直ドラ” タイの飛ばし屋がティアップしない理由

◇国内男子◇ファイナルQT 最終日(4日)◇セントラルゴルフクラブ 西コース(茨城県)◇7165yd(パー72) 26歳のガン・チャルングン(タイ)が驚きのティショットだ。スタートホールで1Wを手に、ボールをポイっとティグラウンドに投げ落とすと、直後に飛球線方向へアドレス。ティアップせずに、そのまま“直ドラ”でティショットを放った。周囲の驚きをよそに、涼しげな表情で2打目地点へ歩き出した。 「自信がないホールだけ。ティアップしないと真っすぐ飛ぶんです」という直ドラのティショットは、幅が狭いホールや、アゲンストの風が強いシチュエーションで多用するという。低く抑えられたボールは20ydほど距離が落...
2024/05/20全米オープン

河本力「めっちゃ楽しみ」 日本一の飛ばし屋がメジャー初挑戦へ

◇男子メジャー◇全米オープン日本地区最終予選会(20日)◇日野ゴルフ倶楽部キングコース(滋賀)◇6910yd(パー70)◇出場34人 河本力は36ホール目をバーディでフィニッシュし、石川遼と並ぶトップ通過で全米オープン出場権を射止めた。430ydの9番、ドライバーショットでフェアウェイを捉え、135ydの2打目を50度のウェッジで右ピンの右5mにつけた。 「最後をバーディにして、通算9アンダーで終わったら“ワンチャン”あると思った」。だからリスクを冒し、ショートサイドを攻めて、イメージ通りにチャンスを決めた。24歳で挑む初メジャー。「めっちゃうれしい。めっちゃ楽しみです」と声を弾ませた。 昨季...
2016/04/08国内女子

飛ばし屋・比嘉真美子が気付いた“1Wだけがゴルフじゃない”

賞金シードを喪失して今季はQT上位(18位)の資格でプレーする比嘉真美子が、「スタジオアリス女子オープン」初日に6バーディ2ボギーの「68」をマーク。首位と2打差につける4アンダー4位の好スタートを切った。 比嘉がトップ5でラウンドを終えるのは、2位でフィニッシュした2014年4月「フジサンケイレディス」最終ラウンド以来でほぼ2年ぶりだ。 2012年にプロテストに合格。実質的なルーキーイヤーだった13年に、得意としていた1W(ドライバー)の飛距離を武器に年間2勝を達成し、鮮烈なデビューを飾った。最優秀新人にも輝いたが、翌14年から予期しなかった1Wの不調に見舞われた。同年こそ賞金ランク45位で...
2016/03/12国内女子

もう飛ばしだけじゃない!渡邉彩香は100ydショットも強みに変えた

キム・ハヌル(韓国)の独走にストップをかける猛チャージだ。国内女子ツアー「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」の2日目、10位から出た渡邉彩香が7バーディ、1ボギー、この日のベストスコア「66」をマーク。首位を快走していたキムと2打差の通算7アンダー2位に迫り、今季1勝目を射程にとらえた。 最初の1番こそ3パットボギーとしたが、2番からの3連続バーディで流れに乗る。9番、10番(パー5)といずれも1m以内につけて2連続。最終18番は4mのパーパットを粘り強く沈め、ガッツポーズで18ホールを締めくくった。 100yd前後からのウェッジショットに力を注いだ、オフの成果が凝縮さ...
2017/04/13国内男子

323ydショットからイーグル奪取!飛ばし屋・星野陸也がお手本にする選手は?

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 初日(13日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71) 1月のアジアリーズ2試合を連続トップ10(6位、9位)とした20歳の勢いは、2カ月半のオフを挟んでも止まらない。ツアー本格参戦1年目の星野陸也が1イーグル4バーディ、1ボギーの5アンダー「66」をマーク。後続に1打リードの5アンダー単独首位で初日を滑り出した。 平均飛距離300ydを誇るツアー屈指のパワーで、自身初となる首位の座を引き寄せた。「一気に流れが良くなった」と振り返るのは、2つ伸ばして迎えた前半17番。緩やかな下り傾斜が続く518ydのパー5だ。323ydの1Wショ...
2016/11/19国内男子

飛ばし屋ケプカが単独首位、賞金王争いも加熱

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 3日目(19日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎) ◇7027yd(パー71) 通算7アンダーで池田勇太、スマイリー・カウフマン(米国)と並んで最終組でスタートしたブルックス・ケプカ(米国)が、8バーディ、ノーボギーの「63」でプレーして単独トップに立った。4打差の通算11アンダーに「65」でプレーしたジャスティン・トーマス。通算10アンダーの3位で池田が続く。 気温は22.6度まで上がり、半そででプレーする選手が多かったこの日。10月に開幕した米ツアーの「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」で2位、世界ランク21位のケプカが力...
2014/04/11国内女子

3位発進の渡邉彩香 飛ばし対決でも森田理香子をリード!

兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコースで11日(金)、国内女子ツアー「スタジオアリス女子オープン」が開幕。2週間前の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でツアー初優勝を手にしたばかりの渡邉彩香が4バーディ、1ボギーの「69」で回り、首位に2打差の3アンダー3位タイと好スタートを切った。 この日は、昨年の「CAT Ladies」最終ラウンド以来、2回目となる森田理香子との同組ラウンドだった。初日に2人が組み合わされるのは初めてで、これも大会側がかける渡邉への期待の現れだろう。 この日の最大注目ペアリングでギャラリーが楽しんだのは、渡邉の「-3」に対して森田の「+6」と、思...
2013/10/19国内女子

飛ばし屋の渡邉彩香が2位浮上 単独首位はイ・ナリ

◇国内女子◇富士通レディース 2日目◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(千葉県)◇6,635ヤード(パー72) 首位タイから出た馬場ゆかり、井芹美保子がスコアを落として後続に飲み込まれる一方で、この日着実にスコアを伸ばした選手が上位へと浮上。通算6アンダーの単独首位に「67」をマークしたイ・ナリ(韓国)が立ち、首位と1打差の2位に昨年プロ転向したばかりの20歳、渡邉彩香がつけた。 3週前の「ミヤギテレビ杯ダンロップ」で悲願の日本ツアー初優勝を飾ったイに、早くも2勝目のチャンスが巡ってきた。初日を1アンダーで終えたイだったが、この日は後半に猛チャージ。4連続を含む5バーディをマークして、一...
2007/11/09国内女子

上田、横峯伸ばせず!飛ばし屋が上位を独占!!

千葉県にあるグレートアイランド倶楽部で、国内女子ツアー第34戦「伊藤園レディスゴルフトーナメント」が開幕。この試合に勝って、今季の賞金女王の座をほぼ手中に収めたい上田桃子は、3バーディ、2ボギーと伸び悩んでしまった。 この日もっとも多くのギャラリーを引き連れたのが、上田、古閑美保、有村智恵の熊本県出身3人娘の組だった。上田が1アンダー8位タイ。古閑はボギーを1つ、ダブルボギーも1つ叩いたが、5バーディを奪う健闘を見せ2アンダー6位タイ。有村は1オーバー39位タイとなっている。 初日首位に立ったのは、5アンダーをマークしたタミー・ダーディン(オーストラリア)。1打差の4アンダー2位タイには、福嶋...
2004/06/03国内男子

宮里優作は出遅れ!首位は飛ばし屋の小田龍一

国内男子ツアー第9戦「JCBクラシック仙台」が、宮城県にある表蔵王国際ゴルフクラブで開幕した。東北仙台の地で開催されるこの大会は、東北福祉大学出身者の活躍に注目が集まっている。昨年惜しくも2位になった宮里優作は、3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせず47位スタート。 宮里の3年先輩にあたる星野英正は、後半に4つのバーディを奪うなど3アンダーをマークし10位につけた。そして、今年4月に鳴り物入りで同大学入学した池田勇太(アマチュア)も出場している。昨年は日本ジュニアの連覇に加え、世界ジュニアも制覇。日本オープンではベストアマを獲得するなど、最も注目を浴びるアマチュアの一人だ。その池田は初日イーブ...