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2014全英オープンの最新ゴルフニュースをお届け

全英オープン
期間:07/17~07/20  場所:ロイヤルリバプール (イングランド)

2013年 ミュアフィールド(スコットランド)

P.ミケルソンン
P.ミケルソンンが上がり6ホールで4バーディと見事なプレーで初めて全英の栄冠を手にした

フィル・ミケルソンが全英オープン挑戦20回目で悲願の大会制覇を達成。最終日、5打差の9位タイからスタートしたミケルソンは上がり6ホールで4バーディを奪い鮮やかな逆転優勝。前週に欧州ツアーの「スコッティッシュオープン」も制していて、早めにスコットランドに来てリンクスランドの風や地面の固さに慣れたのが勝因の一つだったと語った。松山英樹は全英オープン初挑戦で5打差の6位。松山は大会3日目の17番ホールでスロープレーが原因で1罰打を加算されたが、最終日に1アンダー「70」で回り11位から6位と順位を上げた。日本人選手のトップ10フィニッシュは2006年の谷原秀人以来のことだった。

2008年 ロイヤルバークデール(イングランド)

P.ハリントン
G.ノーマンを破り、P.ハリントンが2年連続となるクラレットジャグを勝ち取った

イングランド北西部にあるロイヤルバークデールで、3日目を終えて2打差でトップに立っていたのは53歳のグレッグ・ノーマンだった。最年長優勝を狙ったノーマンの最終日は8つのボギーが響き「77」とスコアを崩し3位タイフィニッシュ。前年度、カーヌスティーでセルヒオ・ガルシアを破り全英初制覇を果たしていたパドレイグ・ハリントン(アイルランド)が大会連覇を達成した。ハリントンは前半を3ボギーでターンしたが、バックナインはボギーなしの2バーディ、1イーグルで逆転した。この年は日本人選手7名が挑戦したが、5月にPGAツアーで優勝した今田竜二を含め全員が予選落ちとなってしまった。

2006年 ロイヤルリバプール (イングランド)

T.ウッズ
亡き父への思いを胸に、単独首位でスタートしたタイガーが涙のメジャー11勝目を飾った

39年振りに開催となったロイヤルリバプール(ホイレイク)での全英オープン。タイガー・ウッズが4日間でドライバーを使ったのがわずか1回だけ。3Wや2Iを多用してコースを攻略し大会連覇を成し遂げた。タイガーは4日間で19バーディに加えて3イーグル、通算18アンダーとスコアを伸ばし全英3勝目。2ヶ月前に父アールさんが他界するという苦しい時期を乗り越えての優勝だった。勝負を決めた18番ではキャディのウイリアムス氏の肩で泣き崩れてしまうシーンもあった。日本勢では 谷原秀人が3日目に6アンダー「66」を記録するなど健闘をみせて5位タイフィニッシュだった。

2002年 ミュアフィールド(スコットランド)

E.エルス
4人によるプレーオフを制し、E.エルスが優勝。丸山茂樹は1打差の5位タイに入った

ミュアフィールド開催の2002年大会は、この年マスターズと全米オープンを制した タイガー・ウッズの年間グランドスラムに注目が集まっていた。2日目を終えて2打差の9位タイと好位置にいたタイガーだったが、天候が崩れた3日目に「81」とスコアを崩し、優勝争いから脱落した(最終日は65で28位フィニッシュ)。勝負の行方は通算6アンダーで並んだ4人のプレーオフへ。アーニー・エルス(南アフリカ)が5ホール目でT.レベ(フランス)をかわし初全英制覇。豪州勢のアップルビーやエルキントンは計4ホールで敗退した。プレーオフに1打足りなかった5アンダーグループには丸山茂樹。全英の日本人最上位は1982年に倉本昌弘が記録した4位だが、優勝との差ではこの年の“1打”が一番惜しかったといえるだろう。

2000年 セントアンドリュース(スコットランド)

T.ウッズ
タイガーが初出場の全英オープンで優勝し、グランドスラムを達成した

ゴルフの聖地セントアンドリュース・オールドコースで全英オープンが開かれるのは、5年ぶり27回目。24歳のタイガー・ウッズが連日キレのあるショットと丁寧なパッティングでスコアを伸ばし通算19アンダーで優勝した。1ヶ月前の全米オープン(ペブルビーチ)では2位に15打差の圧勝だったが、今回も2位と8打差をつけての勝利で史上5人目となるキャリアグランドスラム(4大メジャー競技)制覇を成し遂げた。通算19アンダーは現在でもメジャー競技での最高アンダーパー記録となっている。

1999年 カーヌスティー(スコットランド/バンデベルデの悲劇)

ジャン・バンデベルデ
ダブルボギーでも優勝が決まる18Hで、バンデベルデを悲劇が待ち構えていた

2日目からトップを走っていたジャン・バンデベルデ(フランス)は、最終日に3打リードで迎えた18番でセカンドショットを右に曲げてトラブル。3打目をバーンと呼ばれる小川に入れてしまいトリプルボギーフィニッシュ。先に上がっていた6オーバーのポール・ローリー(スコットランド)とジャスティン・レナード(アメリカ)の3人で計4ホールを争った結果、イーブンパーでプレーしたローリーが優勝した。最終日、バンデベルデとは10打差からスタートしたローリーは全英予選会から勝ち上がってのメジャー優勝。また、1985年のサンディー・ライル以来となるスコットランド出身選手の優勝だった。

1986年 ターンベリー(スコットランド)

G.ノーマン
中嶋常幸は、最終日最終組でG.ノーマンとラウンド

ターンベリー開催の1986年は3日目を終えてオーストラリアのグレッグ・ノーマンが1オーバーでトップ、中嶋常幸が1打差の2位で最終日最終組を一緒にプレーした。当時31歳だった中嶋常幸はマスターズでも8位と優勝争いを経験していたが、全英での最終日はスタートホールの1番で3パットのダブルボギーを喫すると、その後も6ボギー(1バーディ)とスコアを崩した。中嶋は最終日を「77」で回り8位タイフィニッシュ。ノーマンは3バーディ、2ボギーの「69」で、2位に5打差をつけての念願のメジャー初優勝を挙げた。

1984年 セントアンドリュース(スコットランド)

セベ・バレステロス
ウィニングパットを入れ、優勝を決めたセベの歴史に残るガッツポーズ

聖地セントアンドリュース・オールドコースでの第113回大会で、ワトソンの3連覇を阻んだのはセベ・バレステロス(スペイン)だった。1979年全英初制覇の後、バレステロスは1980年、1983年とマスターズで優勝しており、今回がメジャー競技4勝目。16番を終えてトップタイだったワトソンは、有名なロードホールと呼ばれる17番でグリーンをオーバーしてしまいボギー。ボールは道路を越えて壁の近くで止まるトラブルだった。前の組を行くバレステロスは18番をバーディとして熱意のこもったガッツボーズを披露。ここで魅せたバレステロスのガッツポーズはゴルフ史で有名なアイコンの一つとなっている。

1982年 ロイヤル トルーン(スコットランド)

トム・ワトソン
トム・ワトソンが全米オープンに続き、メジャー大会2連勝を4度目の全英タイトルで飾った

スコットランド南西部のロイヤル トルーンでは1ヶ月前のペブルビーチで全米オープンを制したトム・ワトソンが最終日に2アンダー「70」、通算4アンダーとスコアを伸ばし前日までの3打差を逆転してメジャー競技連覇を達成。ワトソンにとって全英制覇は1975年、1977年、1980年に続いて4回目(このあと1983年ロイヤルバークデールでも優勝して全英5勝となる)。日本勢では当時26歳だった倉本昌弘が6打差の4位タイフィニッシュ。この4位は全英オープンでの日本人最高順位記録となっている。

1979年 ロイヤルリザム&セントアンズ(イングランド)

セベ・バレステロス
最終日の16Hでティショットを駐車場に打ち込むも、まさかのバーディで、セベ・バレステロスが22歳の若さで初めてのメジャータイトルを手にした

22歳のセベ・バレステロスが最終日の16番ホールで臨時駐車場からリカバリーショットを見せるなど数々の技を披露して通算1アンダー、3打差をつけて全英初制覇。バレステロスは1977年、1978年と日本オープンでも連覇を飾っていたが、今回のロイヤルリザム&セントアンズの優勝は10年ぶりの欧州選手優勝ということで、この後の欧州ゴルフ躍進に大きな影響をもたらすことになる。同大会では青木功が7位タイ(2年連続)、尾崎将司は10位タイと健闘をみせた。

1977年 ターンベリー(スコットランド)

トム・ワトソン
“帝王”ジャック・ニクラウスとの一騎打ちの末、トム・ワトソンが勝利を収めた

スコットランド南西部のターンベリーで行われた1977年大会は「Dual in the Sun - 白昼の決闘」と呼ばれることになる。ジャック・ニクラスとトム・ワトソンは3日目に一緒に回り2人とも「65」でトップタイに浮上。最終日は最後の最後までスーパーショットの連続で、上がり6ホールで4バーディを奪ったワトソンがニクラスを1打差で振り切り全英2勝目を達成。最終成績では12アンダーのワトソンに対し、ニクラスは11アンダー、3位のH.グリーンは1アンダーと2人と他の選手とは大差がついていた。

1966年 ミュアフィールド(スコットランド)

ジャック・ニクラウス
ジャック・ニクラウスが全英オープン初優勝を果たし、史上最年少でのキャリア・グランドスラムを達成した

26歳のジャック・ニクラスが全英オープン5度目の挑戦で初優勝してキャリアグランドスラムを達成した。ニクラスはこれまで全米オープン(1962年)、マスターズ(1963、1965、1966年)、全米プロ選手権(1963年)を制していて今回の全英オープンがメジャー通算6勝目だった。ニクラスは開催コースのミュアフィールドをイギリスで最高のコースと評価、1974年自らがアメリカで設計したコースを「ミュアフィールド ビレッジ」と名付けることになる。

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