池田勇太が7年ぶりツアー22勝目 「ジャンボさん、優勝しました!」尾崎将司さんに涙の報告
◇国内男子◇ACNチャンピオンシップ ゴルフトーナメント 最終日(8日)◇三木GC(兵庫)◇7004yd(パー71)◇曇り(観衆4316人)
40歳の池田勇太が7年ぶりの復活優勝を遂げた。4位から2打差を追い、1イーグル3バーディ、1ボギー「67」の通算14アンダーで岡田晃平、古川龍之介とのプレーオフに進出。18番(パー5)の繰り返しで行われた4ホール目で制し、2019年「ミズノオープン」以来のツアー22勝目、18年に続く大会2勝目を手にした。
2022年に顎の位置が偏る「顎偏位(がくへんい)症」と診断され、体のいたる場所が痛む症状に苦しんだ。翌23年に14シーズン連続で保持してきた賞金シードを喪失。手術を経てようやく治療を終えた25年にシード復帰を果たし、今季は3度のトップ10に入るなど高い存在感を取り戻しつつあった。この日は深く敬愛する故・尾崎将司さんの勝負カラーである紫色のウェアを着用し、待望のタイトルをつかんだ。優勝インタビューでは「これでやっと宍喰に報告に行けます」と、思いは尾崎さんの眠る徳島・宍喰町(現海陽町)へ。大きな声で「ジャンボさん、優勝しました!」と空を見上げ、涙ぐんだ。
プロ3年目の岡田は16位から「65」、4年目の古川は4位から「67」と伸ばして初めてのプレーオフに持ち込んだが、ツアー初優勝はならなかった。
13アンダー4位にツアー未勝利の照屋佑唯智。12アンダー5位に単独首位から「71」で初優勝を逃した吉田泰基、年間ポイントランキング4位のイ・サンヒ(韓国)が並んだ。
ポイント争いトップの細野勇策は26位から4バーディ、1ボギーの「68」と伸ばし、9アンダー11位に浮上してフィニッシュ。今週棄権したランク2位・藤本佳則との差を約800ptに開いて残り4戦に向かう。
ポイントランク3位の岩田寛は6アンダー28位。10位から3打差を追ったアマチュアの小林匠(大阪学院大4年)は4アンダー38位だった。
<最終成績>
優勝/-14/池田勇太
2T/-14/岡田晃平、古川龍之介
4/-13/照屋佑唯智
5T/-12/イ・サンヒ、吉田泰基
7T/-11/浅地洋佑、小平智、前田光史朗
10/-10/スコット・ビンセント
11T/-9/細野勇策、若原亮太、岩崎亜久竜、小田祥平