佐久間朱莉は地元で巻き返しなるか ランクトップの桑木志帆は不在で女王争い佳境
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント事前情報◇武蔵丘GC(埼玉)◇6690yd(パー72)
世界ゴルフ殿堂入りも果たした樋口久子氏の功績をたたえる3日間大会が、30日(金)に開幕する。賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円。2026年シーズンも本大会を含めて残り5試合となり、年間女王争い、そして来季のシード権を懸けた争いは佳境を迎えている。
会場となる埼玉県飯能市の武蔵丘GCは、かつて米女子ツアーを兼ねた「マツダジャパンクラシック」などが開催され、2004年から本大会の開催コースとして定着している。埼玉県出身で、昨季年間女王に輝いた佐久間朱莉にとっては、地元開催の“負けられない一戦”となる。
ポイントレース首位を桑木志帆が独走する。海外メジャー「AIG女子オープン」を制し、前週の4日間大会「マスターズGCレディース」でも優勝してさらに300ptを上積みした。2位につける佐久間は同大会で3位に入ったものの、桑木との差は約1079pt差まで広がった。
残る大会は、優勝200ptの3日間大会が2試合、同300ptの4日間大会が2試合、そして同400ptの国内メジャーが1試合。逆転での2季連続戴冠に向け、佐久間は厳しい状況に追い込まれている。ただ、桑木不在の今週は佐久間にとっては差を縮める好機でもある。前週は第2日から3ラウンド連続でボギーなしと調子を上げている。地元で今季4勝目を挙げ、逆転への足掛かりとしたい。
来季シード権を巡る争いも緊迫している。出場枠が絞られる次週の米ツアーを兼ねる「TOTOジャパンクラシック」(茨城・太平洋クラブ美野里コース)と最終戦「JLPGAツアー選手権リコーカップ」(宮崎・宮崎CC)を除けば、実質的に残されたチャンスは3試合。前週10位に入り、ポイントランク50位のボーダーライン上に浮上した都玲華を、52位の藤田さいきや54位の川崎春花、57位の吉本ここね、59位の尾関彩美悠らが追う。
25歳の仲村果乃は、ツアー初優勝を飾った大会で連覇に挑む。さらに、特別協賛の三菱電機と所属契約を結ぶ吉澤柚月、稲垣那奈子にも注目。米ツアーを主戦場とする馬場咲希も参戦する。年間女王、シード権、大会連覇、そしてホステスV――。それぞれの目標を懸けた戦いが幕を開ける。
初日のペアリングが発表され、佐久間は荒木優奈、永井花奈と同組。仲村は吉澤、菅楓華とともにプレーする。
<主な出場予定選手>
青木瀬令奈、荒木優奈、稲垣那奈子、稲見萌寧、尾関彩美悠、金田久美子、川崎春花、河本結、木戸愛、倉林紅、小祝さくら、佐久間朱莉、菅楓華、高橋彩華、永井花奈、馬場咲希、藤田さいき、政田夢乃、都玲華、安田祐香、吉澤柚月、吉田鈴、吉本ここね、脇元華