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リ・エスド、飯島、比嘉が首位に並ぶ!

◇国内女子◇サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 2日目◇六甲国際GC(兵庫県)◇6537ヤード(パー72)

初日首位に立った成田美寿々が2番(パー3)でトリプルボギーを叩くなど、「75」とスコアを落として後退する一方で、リ・エスド(韓国)、飯島茜比嘉真美子の3選手が通算7アンダーの首位タイに並んでいる。

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通算5アンダー、4位タイグループには、この日今季4つめのイーグルを奪うなど「66」とスコアを伸ばした森田理香子の他、藤田幸希、金田久美子新崎弥生、成田がつけている。

通算4アンダーの9位タイには、先週は最終日最終組で回った福田裕子ら7人が続く混戦。また、一時はカットライン付近に沈んで連続予選通過記録が途切れるかと思われた横峯さくらだったが、後半巻き返して通算2オーバー48位タイでフィニッシュ。その記録を97試合と伸ばしている。

<首位タイ浮上の比嘉、チップインから流れを掴む>

首位に3打差で迎えた2日目は、耐えるコースマネジメントを目標に置くアウトコースからのスタート。そのプラン通りに6番までパーを重ね、迎えた7番で“ご褒美”が巡ってくる。グリーンを外しながらも、ウエッジで打った残り15ヤードの3打目は直接カップに吸い込まれるチップインバーディ。「たまたま、という感じのチップイン。自分に流れが来ているのかな、という感じでした」。続く8番(パー3)でもバーディを奪い、アウトで2つ伸ばして後半へと折り返す。

アウトとは逆にスコアを伸ばす目論見のインコースだったが、「近くてもラインが難しかったり、噛み合わせが悪かった」と、16番まで1ボギーと苦戦。しかし、17番(パー5)ではフェアウェイから残り240ヤードの2打目を5番ウッドで2オンに成功。12メートルのイーグルトライは外したが、悠々のバーディで首位に並んだ。

今季3勝目、そして「全英」出場権獲得に向けて絶好のポジションに立った比嘉。その心の中は、19歳らしからぬ冷静さで満ちている。「常に初日と変わらない気持ちでいることが、4日間で勝つための必勝法。決勝ラウンドだから、最終日だから(気持ちを)変えることは、一切しません」。かねてからこだわりを口にしていた4日間競技のタイトル。ツアー初勝利を挙げた4月の「ヤマハレディースオープン葛城」に続く4日間競技の頂きに、また一歩近づいた。

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