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2015年 WGC キャデラックマッチプレー
期間:04/29〜05/03 場所:TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)

マキロイ ベスト16懸けホーシェルとの全勝対決へ

「WGCキャデラックマッチプレー」2日目にブラント・スネデカーを2アップで破り、初日に続いて2連勝としたロリー・マキロイは、金曜日の第3戦でかつて「ウォーカーカップ」で対戦したビリー・ホーシェルを退けてベスト16進出を決めるには、ベストのゴルフをしなければならいと認めた。

初日にジェイソン・ダフナーを下したマキロイは、かつてのフェデックスカップ王者であるスネデカーに対し、1番で10mのバーディパットを沈め、いきなり優位に立った。

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スネデカーは11番と12番でバーディを奪って応戦し、勝負をオールスクエアに持ち込んだが、マキロイは15番で4.5mのバーディパット決めて再びスネデカーを突き放した。最終ホールでも1.5mのバーディパットを決めて、この日、ダフナーに3&2で勝利して同じく全勝をキープしたホーシェルとの直接対決を迎えることとなった。

「良い勝負になるだろうね。ビリーは良いプレーをしているようだから」とマキロイ。マキロイは米国が1ポイント差で勝利した2007年の「ウォーカーカップ」のシングルスでホーシェルと2度にわたり対戦し、1勝1敗としている。

「今日、僕はブラントとの対戦ですべきことをした。ティからグリーンにかけてとてもソリッドなプレーができたと思うし、いくつかバーディを奪えたのが良かったね」

「明日は勝つか家路につくかのどちらかだから、これまでやり慣れた(トーナメント)方式に戻るようなものだね」

「チャンスは五分五分だね。僕らは2人とも最初の2試合で勝っているから、ベスト16進出は五分五分の勝負になるよ」

「勝てなければ家へ帰ることになる。生きるか死ぬかというやつで、僕は楽しみにしているよ」

オランダのジュースト・ルイテンは松山英樹に敗れ、ベスト16への道は断たれることなった。これで日本の松山はグループ16で2連勝を飾り、決勝トーナメント進出へ王手をかけた。

南アフリカのチャール・シュワルツェルは20ホール目でダスティン・ジョンソンに競り勝って今大会の勝率十割をキープしてベスト16進出へ大きく前進し、ポール・ケーシーアダム・スコットをグループリーグ敗退へと追いやり、同じく全勝キープでベスト16に王手をかけている。

ケーシーのグループでは、前日勝利を挙げたフランチェスコ・モリナリクリス・カークに敗れた。これで、それぞれ「ライダーカップ」に2度出場経験のあるモリナリとケーシーが決勝トーナメント進出を懸け、金曜日の第3戦で相見えることになった。

4&3でジェイソン・デイに圧勝したブランデン・グレースは前回王者を予選敗退へと追いやった。一方、ヘンリック・ステンソンはブレンダン・トッドを下すも、豪州のジョン・センデンビル・ハースを破り2連勝でベスト16進出を決めたため、この勝利は慰めにしかならなかった。

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