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2016年 WGCデルマッチプレー
期間:03/23〜03/27 場所:オースティンカントリークラブ(テキサス州)

ウーストハイゼンがサリバンを下して16強進出

ルイ・ウーストハイゼンが同じヨーロピアンツアーメンバーのアンディ・サリバンを下し、全勝で「WGCデルマッチプレー」のベスト16進出を決めた。

両者共に2戦2勝でグループリーグ最終日を迎えたことにより、この対戦は勝者がオースティンCCでの決勝トーナメントに駒を進めるというマッチになった。

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過去2シーズン、この大会で連続してベスト8入りを果たしている世界18位のウーストハイゼンは経験の差を見せつけ、彼に続くグループの第2シードだったサリバンに引導を渡した。

イングランドのサリバンは2番のバーディで先行するも、続く3番でティショットがトラブルとなり、コンシードを余儀なくされた。サリバンは5番でボギーを叩き、ウーストハイゼンの後塵を拝すると、両者はその差を保ったまま後半へ折り返した。

ウーストハイゼンが10番をコンシードしたことにより、勝負は振り出しに戻るも、2010年の「全英オープン」王者は12番、14番、15番、そして16番を奪取して4&2でグループリーグ突破を決めた。

「とてもソリッドなプレーをした」とウーストハイゼン。「バーディをたくさん奪ったわけではなかったんだ。ギリギリのパットがたくさんあったね。でも終盤は、良いチャンスを作って、常にアンディにプレッシャーをかけ続けることができたよ。今日は単に僕に利があったね」。

これでウーストハイゼンはベスト16で世界1のジョーダン・スピースと対戦することになった。スピースは米国の同胞で、親友でもあるジャスティン・トーマスを3&2で下し、ウーストハイゼンと同じく全勝でグループリーグを突破している。

「僕はこれまでこのコースでやってきたことを続けるだけだよ」とウーストハイゼン。

「人間相手のプレーだからね。もし対戦相手がミスをしたら、そのホールのプレーの仕方は若干変わるんだ。大きな仕事になるけれど、やれるような気がするよ」。

グループ9のパトリック・リードもまた、勝者が勝ち抜けるというグループ首位決戦に臨み、5&4でフィル・ミケルソンに大勝して週末へ駒を進めた。

リードは出だし2ホールをパーで2アップとすると、6番で13メートルのパットを沈めるなど、4番からの3ホールをバーディ、バーディ、イーグルとして主導権を掴んだ。リードは9番をパーとすると、10番で残り95ヤードの第2打を直接決め、この日2つ目のイーグルを奪ってリードを広げた。ミケルソンは11番と13番を取って意地を見せるも、リードの勢いの前に屈した。

「マッチプレーは大好きなんだ」とリード。「僕はこの方式の大会に臨み、一人の男と対戦するときはいつもこれを享受しているんだ」。

「僕はこれが大好きだし、得意でもあるんだ。戦いに臨み打合いをするのがね」。
同じくグループ9のマシュー・フィッツパトリックは、対戦相手のダニエル・バーガーが木曜に負った手首の怪我により棄権したため、譲られる形で大会初勝利を手にした。

これでリードは、プレーオフ1ホール目でキラデク・アフィバーンラトを下してグループ8を突破したダスティン・ジョンソンと相まみえることとなった。

ジョンソンはジミー・ウォーカーを2&1で、アフィバーンラトはロバート・ストレブを1アップでそれぞれ下していた。

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