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グリーン上だけで9打稼いだ? ストラウドの驚異のパット

「パット・イズ・マネー」とはゴルフ界ではよく知られている言葉だが、まさにそれを地で行っているのが今週のクリス・ストラウドだ。テキサス州で生まれ、現在も同州ヒューストンに住む彼は、コロニアルCCで行われている米国男子ツアー「クラウンプラザインビテーショナル」の2日目を終えて通算6アンダーで首位と1打差の2位タイ。好調の要因は明白だ。

「ショットは本当に最悪だけど、パットはめちゃくちゃ素晴らしかった」。この2日間の平均パット数は1.35でフィールド1位。ストラウドは6メートルから7.5メートルのパット成功率は3/3で100%、7.5メートル以上も4/8(うち1度は17メートル!)で50%に達している。

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「グリーン上で全く不安が無かったので、とにかくグリーンに乗せればよかった」と振り返る。12回の1パットを含むトータル24パットで終えた2日目、沈めたパットの総距離は67.3メートルで、これは2003年以降の“1ラウンドで沈めたパットの総距離”でツアー歴代2位に入る記録だ。(歴代1位は06年のブーズ・アレンクラシックでブレント・ガイバーガーが記録した73.4メートル)

「今週に入って、スコッティ・キャメロンのまったく線の入っていないパターに替えたんだ。これまでは沢山の線が入っているものを使っていたけど、パッティングをシンプルにしようと思ってね。アドレスして、方向を合わせて、真っ直ぐ引いて、スクエアにインパクトする。とても良い転がりをしているよ」。

2日目のストローク・ゲインド・パッティング(パットのスコア貢献率)は、なんと6.129(1位)。初日と合計すると9.043となるから、彼の通算6アンダーというスコアも、フィールド平均のパットをしていたら通算3オーバーだったという計算になる。

参考までに、松山英樹のこの2日間のストローク・ゲインド・パッティングは-2.915で106位。これで通算1アンダーというのは立派というべきか、もったいないと言うべきか…。(テキサス州フォートワース/今岡涼太)

今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka

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2014年 クラウンプラザインビテーショナル



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