杉原大河がアマチュアV 小平智以来9年ぶり/AbemaTVツアー
2019年 石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament
期間:10/09〜10/11 場所:ロイヤルメドウゴルフ倶楽部(栃木)
アマ杉原大河「まさか」の大逆転V 石川遼から祝福も
◇国内下部AbemaTVツアー◇石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament 最終日(11日)◇ロイヤルメドウゴルフ倶楽部(栃木県)◇7161yd(パー72)
通算15アンダー首位で終えた杉原大河(東北福祉大2年)が小林伸太郎をプレーオフで破り、国内男子下部ツアー史上3人目となるアマチュア優勝を飾った。5打差の7位で迎えた最終日は「優勝する人のスコアに近づけるように」と意気込んでスタートし、8バーディ、ボギーなしの「64」でプレー。「予選通過が目標だったので、まさか優勝できるとは」とよろこびに浸った。
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杉原は、海外ツアーを主戦場にする松山英樹や宮里優作らを輩出した東北福祉大に通う徳島県出身の19歳。「大学で多くのチームメイトに出会えたことで自分も成長ができたと思っているので、本当に感謝です」。ゴルフ部では世界アマチュアランキングで頂点に立つ1歳上の金谷拓実や、同学年の米澤蓮らと切磋琢磨を続けている。
「おこがましいかもしれないですけど、優勝するつもりでプレーしていました」と振り返る杉原。先輩の松山も、当時19歳だった2011年の「三井住友VISA 太平洋マスターズ」でアマチュア優勝を飾った。もちろん下部とレギュラーの違いはあるだけに「松山さんと並ぶとか、本当にそれこそおこがましいと思います」と恐縮しつつ、「ファンの人たちを魅了できるようなプロゴルファーになりたいです」と理想像を思い描いた。
大会名に自身の名前が入る石川遼からは、「すごいですね。彼は小学6年生ぐらいから知っていました。その時からすごかったし、それから毎年会う度に身体も大きくなって、下半身が強くなって、その下半身を活かすスイングでドライバーも330ydぐらい飛ぶんじゃないですかね。本当に楽しみな選手です。おめでとう」と祝福のコメントが寄せられた。
<アマチュアの優勝記録>
【レギュラーツアー】
1980年「中四国オープン」倉本昌弘
2007年「マンシングウェアオープンKSBカップ」石川遼
2011年「三井住友VISA 太平洋マスターズ」松山英樹
【AbemaTVツアー】
1993年「水戸グリーンオープン(旧グローイングツアー)」片山晋呉
2010年「鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジ」小平智
2019年「石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」杉原大河