東北福祉大の蝉川泰果が史上5人目の男子下部アマチュア優勝
2022年 JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI
期間:07/21〜07/23 場所:越前カントリークラブ(福井)
福井工業大の19歳・高宮千聖が史上6人目のアマチュアV/男子下部
◇国内男子下部ABEMAツアー◇JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2022 最終日(23日)◇越前カントリークラブ(福井)◇6625yd(パー70)
連日の日没サスペンデッドとなっていた大会は第2ラウンドの残りと最終ラウンドが行われ、19歳の高宮千聖(たかみや・ちさと、福井工業大)が下部ツアー史上6人目のアマチュア優勝を飾った。初日からの首位を守る完全Vとなった。
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前日のうちに第2ラウンドを完了していた高宮は後続に3打差の単独トップでスタート。5バーディ、4ボギーの「69」で回って通算14アンダーとした。最終18番(パー5)、同じ最終組でタップインバーディを決めた嘉数光倫に並ばれたが、3打目のウェッジショットで作ったチャンスを逃さずバーディパットを入れ返して振り切った。
「1番ホールから最後の最後まで、ぎりぎりのところで、ただガムシャラに戦った感じです。スコアを落としたら負けだと思って、強気の気持ちだけ忘れずにプレーできました。18番のパットを外したらプレーオフだったので、『絶対このホールで終わる』と言い続けて、決めることができました。メチャクチャ緊張しました」と初々しく笑った。
初めての下部ツアー出場でいきなり優勝。プロ転向のタイミングについては「大学の監督や家族と相談してゆっくり考えたい」としつつ、「最終的な目標は高校(明徳義塾高)の先輩である松山(英樹)選手のようになりたい」と夢を広げた。
<上位の最終成績>
優勝/-13/高宮千聖(アマ)
2/-12/嘉数光倫
3/-10/木村太一
4T/-9/河本力、竹内大、西山大広
◆ABEMAツアー過去のアマチュア優勝◆
1993年 片山晋呉(水戸グリーンオープン)
2010年 小平智(鳩山カントリークラブ・GMAチャレンジ)
2019年 杉原大河(石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament)
2021年 河本力(TIチャレンジ in 東条の森)
2022年 蝉川泰果(ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山)