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2019年 WGCフェデックス セントジュード招待
期間:07/25〜07/28 場所:TPCサウスウィンド(テネシー州)

5打差を追う松山英樹 カップに嫌われ続けても前向き

◇世界選手権シリーズ◇WGCフェデックス セントジュード招待 2日目(26日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7237yd(パー70)

首位に3打差の2位から出た松山英樹は2バーディ、3ボギーの「71」と落とし、通算4アンダーの13位に後退した。1つ伸ばして迎えた後半6番から2連続ボギーをたたいて失速。首位とは5打差に開いたが、「あす、あさってにどんなゴルフをするかによって変わってくると思うので頑張りたい」と言葉に気合を込めた。

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「まあ、残念ですね」。序盤からアクセルを踏みかけながら、わずかなズレが加速を鈍らせた。最初の10番では、ピン右手前から6mのバーディパットがカップ右からクルリと半周し、踏み出しかけた足を止めて天を仰いだ。続く11番(パー3)では8mのバーディパットをねじ込んだが、12番では3mのチャンスが再びカップを蹴る。後半2番(パー3)でも2.5mのバーディパットがカップ左淵から半周し、落胆の表情を浮かべた。

「いいストロークしているのにもかかわらず、カップをナメて外れるっていうのが多かったのでスコアが伸びなかった」。カップインを確信しながらボールが逸れるストレスのたまるホールが続いたが、それでも内容に関してはポジティブな要素が多くを占める。「悪いパットは2回くらいしかなかった。それはすごくプラスだし良いパットの方が多かった」と前向きだ。

ティショットに関しては、前半インでフェアウェイを外したのは1ホールのみ。2ボギーを喫した後半アウトは7ホール中3回と数字を落としたが、「ずっと同じ感じだった」と感触に変化はない。あとは、パットがかみ合えば流れも変わる。ビッグスコアへの予感とともに、自身に向けての期待も口をつく。「そこをうまく合わせられれば5アンダー、6アンダーを出せると思うし、チャンスも増えると思う」と頼もしかった。(テネシー州メンフィス/塚田達也)

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