練習場ではプロアマを終えた松山英樹と並んで練習

◇米国男子◇シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 事前情報（2日）◇TPCサマリン（ネバダ州）◇7255yd（パー71）

2年連続出場となる小平智は、開幕前日のプロアマ戦には出場せず、最終調整は練習場でリラックスした雰囲気で終えた。昨年大会は41位。「ショットは良いので、パター勝負になると思う」とTPCサマリン攻略に意気込んだ。

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自身のシーズン初戦となった前週は予選落ちに終わったが、「ずっと良い状態で、調子が良い時の感覚にほぼ戻ってきた。自信を持って自分のゴルフをできるようにしたい」と表情は明るいままだ。

「ホールもセパレートされているし、ちょっと外れたらベアグラウンドとかブッシュになるのでターゲットを絞りやすい。（標高が高く、空気が乾燥しているので）距離も出てくれるので、あまり長さも感じない」とコースの印象も悪くない。「グリーンも素直で、癖もなく読みやすい」と、最後までネガティブなコメントは出てこなかった。

先月、30歳の誕生日を迎えた小平は、ラスベガスの誘惑にも負けていない。「カジノには行かないです（笑）。痛い目に遭いたくなし、ちゃんとお金は貯めようと思います」ときっぱり。勝負の場所はコース上だと決めている。

「目標は15アンダー以上。去年予選を通っているし（通算9アンダー）、もう少し良いスコアで回れそうだなと思った」と、昨年の自分超えが最低ノルマだ。（ネバダ州ラスベガス／今岡涼太）