勝利の4割はアジアで ジャスティン・トーマスが「ZOZO」へ弾み
2019年 ZOZOチャンピオンシップ
期間:10/24〜10/28 場所:習志野カントリークラブ(千葉)
10月に強いトーマスがアジアシリーズ2連勝へ「日本でのプレーは全英のよう」
◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前(23日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)
前週の「ザ・CJカップ」(韓国・済州島)で今シーズン初勝利を挙げたジャスティン・トーマスが、「なぜだか分かりませんが、アジアではパフォーマンスが上がります」と意気揚々と乗り込んできた日本でも波に乗る。
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2016年「ダンロップフェニックス」(4位)以来の日本ツアー。「日本のファンはとにかく素晴らしい。皆さん親切ですし、礼儀正しい。すべての選手を均等に応援しているように見えます。全英でプレーしているときのような感じがします。『いいゴルフが見たい、いいプレーが好き』という印象です。ただ今週に関してはヒデキに対して大きな声援が飛ぶでしょう」と話した。
米ツアーでは2015年10月に「CIMBクラシック」で初優勝を飾って以降、11勝を挙げているが、そのうちの4勝を10月に収めている。さらに8月に3回、9月に1回と秋口の強さが際立っている。「私にとってはすごくいい時期だと思う」と自覚もある。
今年7月の欧州ツアー「スコットランドオープン」(9位)以降の8試合で、すべて12位以上と好調をキープしている。「とくに先週はメンタル的にとても良かった。今まではボギーを打ったあとに引きずったりしていたが、ボギーを打っても怒らずにいられた。ボギーのあとにすぐにバーディが獲れた。それが私の精神状態を物語っているかと思います」と好調の要因を分析する。
「シーズン早々にいいプレーができたことで、イーストレイク(2020年7月「ツアー選手権byコカ・コーラ」)にも近づいたと思いますし、残りのシーズンもどれだけ勝てるか楽しみです」。初日は午前9時40分に、ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ザンダー・シャウフェレとともに1番ティからスタート。アジアシリーズ2連勝を狙う。(千葉県印西市/柴田雄平)