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日没間際に連続バーディ 松山英樹は月曜日に望みをつなぐ

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 4日目(27日)◇アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ◇7041yd(パー70)

午後4時41分、日没サスペンデッドを知らせるフォーンが鳴り響いた。最終ラウンドの後半12番をプレー中だった松山英樹は、約8mのバーディパットを沈め、力強くガッツポーズを決めた。「上の人(タイガー・ウッズ)はね、第3ラウンドが終わってトップだとかなり勝率が高い。それをどうにかして勝ちたいと思っていたけど、なかなかいいプレーができなかった」。そのウッズとの差を3打に戻す価値あるバーディで、30ホールに渡った長丁場の一日を締めくくった。

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早朝に始まった第3ラウンドを首位のウッズに4打差から出た松山は、最終18番でバーディを奪い、6バーディ、1ボギーの「65」でプレー。その差を3打へと縮めた。しかし、同ラウンドでフェアウェイキープ率61.5%に保っていたティショットは、「フェアウェイにいたけど、ブレてんなと思った。アジャストできなかった」と不安があったという。

最終ラウンドに突入すると、出だし1番の1打目は左のラフへ。続く4番では右側にある木の真後ろへとボールは転がっていき、3オン2パットのボギー。ため息ばかりが漏れた。フロントナインを終え、ウッズとの差は5打へと広がった。

陽が沈み始め、一人、また一人と観客はゴルフ場を後にし、溢れていた人は徐々に減っていった。それでも周囲から聞こえる「松山―!」「頑張れー」という声援が、力に変わった。ピン奥2m弱につけた11番から2連続バーディを奪取。差を3打に縮め、「最後は残ってくれたお客さんが後押ししてくれた。いつもならボギーを打った後に崩れそうなところを踏みとどまれたのは、そういう力が大きいかな」とギャラリーへの感謝を口にした。

決着がつく28日(月)は、いずれもティイングエリアの1打目から、ウッズは後半12番、松山は13番から再開する。逆転優勝に向けて、松山に残されているのはあと6ホールだ。(千葉県印西市/石井操)

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