池ポチャ2発にもめげず 松山英樹は“元相棒”と4アンダー
2020年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン
期間:01/30〜02/02 場所:TPCスコッツデール(アリゾナ州)
終盤に3バーディ 小平智は予選突破へ粘り
◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日(30日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)
2戦ぶりの予選突破を目指す小平智は3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの2オーバー「73」。終盤に3バーディを取り返して、初日を暫定98位として終えた。
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砂漠の中にあるフェニックスで、小平は思わぬ敵と戦っていた。乾燥した空気の影響もあり、左手親指の爪の下あたりの皮膚がパックリと裂けていた。「けっこう痛くて。ドライバーとか、長いのになると特に痛さが出るので、かばいながらやっている。ショットの感じは悪くないけど、ダウンスイングとかで痛みに反応しちゃう感じです」と、前半はフェアウェイキープ2回と苦戦した。
後半11番ではティショットを右に曲げ、2打目をサボテンに打ち込んでアンプレヤブルとしてダブルボギー。それでも「指が取れてもいいくらいの気持ちでやって、痛かったけど、ちゃんと振り抜くようにした」と、以降は13番(パー5)、14番、最終18番でバーディ奪取。「切り替えられたのは、少し成長した部分だと思う」と、2オーバーに巻き返して、予選通過に望みをつないだ。
「コースは良い感じで回れているし、きょうの後半のようなゴルフができればいい。伸ばして予選を通過したい」と意気込んだ。好調さを早く結果につなげたいところだ。(アリゾナ州スコッツデール/今岡涼太)
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