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2020年 WGCフェデックス セントジュード招待
期間:07/30〜08/02 場所:TPCサウスウィンド(テネシー州)

「いいところも悪いところも」松山英樹は上々スタートに淡々

◇世界選手権シリーズ◇WGCフェデックス セントジュード招待 初日(30日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7277yd(パー70)

3年ぶりのタイトル“奪還”へ松山英樹は上々のスタートを切った。4バーディ、2ボギーの「68」で首位と6打差の15位。「いいところもあって、悪いところもある。まだまだかなと思う」と冷静に振り返り、残る3日間の伸びしろに期待感を抱かせた。

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3番(パー5)でバーディ先行。ラフからグリーンを外した5番でボギーとしたが、6番ですぐに獲り返した。9番では深い右ラフからの2打目がグリーン左手前に広がる池に転がり落ちたが、何とか1パットのボギーにとどめて傷口を広げなかった。

後半はアイランドグリーンの11番(パー3)で風を読み切ってピンそば1.5mにつけ、再びアンダーパーへ。バーディパットがわずかに決まらない場面があった一方、グリーンを外した12番、17番と安定感のある寄せでパーをセーブ。ポイントに挙げていたショートゲームに関しては、「あんまりミスなくプレーできたので、ストレスがたまらなかった」と及第点をつけた。

最終18番はティショット、2打目と納得のつなぎで2mのチャンスを演出。慎重に打ったバーディパットは、ど真ん中からカップに消えた。「いっぱいいっぱいの2アンダー。あすも一生懸命頑張りたい」。バーディフィニッシュにも引き締まった表情のまま、パッティンググリーンへ足を向けた。

オハイオ州ファイヤーストーンCCで開催されていた前身大会「ブリヂストン招待」を勝ったのが2017年。これが直近のツアー優勝でもある。悪天候予報を考慮して一気にスタート時間が早まった2日目。1組後ろを回る首位ブルックス・ケプカとの差を詰めていく。

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