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2020年 マスターズ
期間:11/12〜11/15 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

3日間オーバーパーなし 今平周吾は小技光るリカバリー率5位

◇海外メジャー◇マスターズ 3日目(14日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

「マスターズ」で初の決勝ラウンドに進出した今平周吾は、2バーディ2ボギーのイーブンパー「72」。3日間、オーバーパーなしのラウンドを続け、通算2アンダー36位で3日目を終えた。

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決勝ラウンドに入り、コースは難度を増してきている。「グリーンがちょっと硬くなっていたし、ピンも奥や狭いところに切られていた」という中、10番からスタートした今平は序盤にスコアを伸ばしていった。

13番(パー5)で、レイアップ後の3打目を2m弱に寄せてバーディ奪取。続く14番も6mを沈めて2連続とした。15番(パー5)も右上5mのチャンスにつけたが、これを決めきることはできなかった。

「前半は良かったけど、後半はぶれてしまった」というショットが、オーガスタ攻略を阻んでいく。1番はティショットを左サイドの木の後ろに打ち込みながら、なんとか寄せてパーセーブしたが、初日にボギーとした短いパー4の3番で再びボギーを喫すると、5番も2打目をグリーン奥に外してスコアを落とした。

それでも、ミスは最小限だ。6番、9番と2度の1パットパーでしのぐなど小技の冴えは健在で「後半は耐えられた」とオーバーパーは打たなかった。スクランブル(リカバリー率、パーオンを逃したときのパーセーブ率)は18回中14回(77.8%)で全体5位と光っている。

いよいよ大会は残り1日。「最終日は4日間で一番良いスコアで上がりたい」と、目指すはオーガスタ初の60台だ。

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