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「物語のようにカッコよかった」 トリンガーリは松山英樹を称賛

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 最終日(24日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70)

最終18番(パー5)、2オンに成功して4mのチャンスにつける松山英樹の優勝は揺るぎない状況だった。キャメロン・トリンガーリは自ら申し出てパーパットを先に打ち、イーグルフィニッシュの劇的な幕切れを“演出”した。「信じられないようなセカンドショットを打って、パットを決めて。まさに物語のようなハッピーエンド。カッコよかったね」と潔く勝者をたたえた。

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初優勝を目指した34歳が、戦いを盛り上げたことは間違いない。6番(パー5)のイーグルで抜け出すかと思われた松山に9番のバーディで並び、10番ではレイアップからチャンスに絡めて単独首位に立ったが、それがこの日最後のバーディになった。

再び松山を追いかける展開となった終盤はリスクを覚悟して攻めた。ラフからグリーン左奥に外した17番、セカンドを大きく曲げた18番と連続ボギーフィニッシュ。キャリア4度目の2位で終えた。

「学びながらプレーし続け、もっと今回のように上位に食い込んでいきたい。今回は後半まである程度優勝争いに絡んでいたし、落ち着いてプレーできた。上位にいることにどんどん慣れてきたと思うし、これからもこういう位置で争えることを楽しみにしている」。最終日も日本のファンの拍手に律儀に応え続け、さわやかに去った。(千葉県印西市/亀山泰宏)

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