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R&AとUSGAが“グリーン読み”の制限強化へ 水準器も使用禁止に

世界のゴルフルールを統括するR&AとUSGAは1日、グリーン上でライン読みを助けるメモの使用に関する新しいローカルルールのひな形を発表した。対象はプロツアーなどトップレベルの競技会に限定され、2022年1月1日から利用可能となる。

いわゆる“グリーンブック”と呼ばれるグリーンの傾斜や高低差を記したメモは、すでにそのサイズや縮尺に制限が課されているが、新たなローカルルールはさらに一歩踏み込んだ内容で、「選手とキャディがパッティンググリーン上でラインを読むときに、彼らの目と感覚だけを使うことを確実にすること」を目的とされている。

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新たなローカルルールでは、ラウンド中は委員会が承認したヤーデージブックのみを使うことが許可され、その他のいかなる地図や資料も使えない。ヤーデージブックに手書きのメモを書き込むことは可能だが、その情報は、選手もしくはキャディ自身の経験やグリーン上で球を転がした観察に基づくもの、あるいは選手やキャディの判断力や一般的な観察を通じたものに限定される。

つまり、練習ラウンドで水準器を使って測った傾斜の強さを手書きでヤーデージブックに書き込むことも、認められていない手段で得た情報として、新たなローカルルールでは違反となる。

すでに米ツアーは11月頭に各選手たちに新たなローカルルールを採用する可能性に関して案内を送っているという。

※ルールの詳細は日本ゴルフ協会のウェブサイトを参照ください

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