日本勢3人が顔を合わせ、談笑

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報（3日）◇オーガスタナショナルGC（ジョージア州）◇7510yd（パー72）

開幕を4日後に控えたオーガスタナショナルGCに3人の日本勢が姿を見せた。松山英樹と金谷拓実は前週のPGAツアー「バレロテキサスオープン」を終え、3日にオーガスタ入り。アマチュアの中島啓太（日体大）は3月末に日本から渡米した。

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首痛のため前週の大会2日目に9ホールを終えて途中棄権した松山は、午後2時半に練習場に現れ、パッティング調整からスタート。ドライビングレンジでは痛みが残るためか、長いクラブは普段よりもスピードを落としてスイングしていた。打ち込みを終えると1番ティに向かい、クラブの本数を制限して早藤将太キャディらと歩いてコースをチェックした。

練習開始直後には、昨年「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制して今大会に初出場する中島とパッティンググリーンであいさつ。その後、金谷も加わって談笑した。

中島は、ナショナルチームのアシスタント（ショートゲーム）コーチを務めるクレイグ・ビショップ氏をキャディに起用する。チッピンググリーンでアドバイスをもらいながら、確認に余念がなかった。

金谷は今週1日（金）までテキサスでのPGAツアー2連戦を終えたばかり。次週の「RBCヘリテージ」（サウスカロライナ州ハーバータウンGL）出場も決まっており、今大会を含め4連戦になる。疲れの色も見せず、クラブを振り込んでいる。（ジョージア州オーガスタ／桂川洋一）