クラブ破壊、バンカーでパターの奇策も マシュー・ウルフが苦悩の「81」
2022年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
オーガスタに謝罪したホーシェルは今年も怒り心頭 “池ポチャ”でクラブをポイ
◇メジャー第1戦◇マスターズ 3日目(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7510yd(パー72)
ツアー6勝のビリー・ホーシェルは、今年も「マスターズ」でフラストレーションが溜まりに溜まっているようだ。初日に「74」、2日目を「73」で終えて38位タイ。3日目は前半を1オーバーで折り返すと11番で怒りが爆発した。
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フェアウェイから打った第2打はグリーン左手前の池めがけて飛んでいき、水しぶきを上げて池に落ちた。クラブを激しく地面にたたきつけてイライラを爆発させたが、ドロップして打った4打目を1mほどに寄せて苦笑い。なんとかボギーに抑えて12番(パー3)のバーディでスコアを取り返したが、そこから4ボギー1ダブルボギーと乱調。その後クラブを投げつけることはなかったが、「79」と崩れて通算10オーバー50位まで後退した。
試合中、たびたびクラブに“八つ当たり”する姿が目撃されているホーシェル。昨年のマスターズでも、最終ラウンドでクラブをバッグに何度も叩きつける様子がカメラに映された。すぐに自身のSNSを通じて謝罪。「自分のベストなゲームができないと熱くなってしまう。オーガスタナショナル、クラブメンバー、パトロンにお詫びしたい」とコメントしていたが、今年も我慢できなかったようだ。
昨年は「若い世代の見本にならないといけないのに」と反省しながら、50位でオーガスタを後にした。大勢のファンが注目する、年に一度の祭典で明日こそ手本を示したい。
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