新リーグ参戦のポールターらが“勝訴” 欧州ツアーが出場停止を一時撤回
2022年 ジェネシス・スコットランドオープン
期間:07/07〜07/10
一転ツアー出場許可のLIVゴルファー「これほどの騒ぎになるとは」
◇欧米共催◇ジェネシス・スコットランドオープン 初日(7日)◇ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7237yd(パー70)
PGAツアーと欧州男子ツアー(DPワールドツアー)の共催試合は、大会直前にフィールドが当初予定されていた156人から160人に広がった。
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サウジアラビアの資金を背景にした新リーグ「LIV招待」に出場した4人に対する欧州ツアーからの出場停止措置が解除されたため。そのうちのひとり、ジャスティン・ハーディング(南アフリカ)が「65」をマークして5アンダーの3位と好発進を決めた。
ツアーは英国の非営利の国際仲裁機関が任命した裁判官による審問を通じて、ハーディング、イアン・ポールター(イングランド)、アドリアン・オタエギ(スペイン)の今大会の出場を認めた。また、「LIV招待」の第2戦で優勝したブランデン・グレース(南アフリカ)についても英国のスポーツ仲裁機関の判断から、急きょ参戦を許可した。
渦中のハーディングは「問題は横に置いてベストを尽くそうと思った。僕はファイターではないし、対立しようとは思わない。難しい状況だけれど、とにかく最善を尽くすほかない」と首位と4打差でのスタートを振り返った。
一方で「厄介なことになりそうだとは思っていた。これほどの騒ぎになるとは思っていなかった。正直なところ、もう少しうまく処理されると思っていた」と、周囲の喧騒ぶりに困惑した様子も見せた。
欧州ツアーは今大会及び次週のPGAツアーとの共催試合に関する出場停止処分の撤回を「一時的なもの」として、上訴委員会等での追加の判断を仰いでいる。
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