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2022年 プレジデンツカップ
期間:09/22〜09/25 場所:クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)

初日から2連敗は5度目出場で初 松山英樹は最年少20歳を引っ張れず

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 2日目(23日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71)

松山英樹は初日に敗れたパトリック・カントレー&ザンダー・シャウフェレ組に3&2(2ホールを残して3ダウン)で再び黒星を喫した。5度目の出場で初日から2連敗は初めてとなった(2015年大会は2日目にプレーせず)。

チーム最年少のキム・ジュヒョン(韓国)と組んだフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)のラウンド。20歳のルーキーを引っ張っていきたいところだったが、6&5と完敗した前日に続いて序盤から劣勢を強いられた。

シャウフェレが10mのバーディパットを流し込んだ3番で松山が上から4mを外して1ダウン。5番でもシャウフェレが決めた後のチャンスを逃し、ここから一気に4ホール連続で奪われた。

7番(パー5)で松山が右ラフから2オンに成功してペアの初バーディとした場面も、ライダーカップやツアーのダブルス戦でも経験豊富な相手のコンビネーションが光った。20mの超ロングパットをしっかり寄せたシャウフェレのバーディは松山の6mのイーグルトライに重圧をかけつつ、3mのイーグルパットを残すカントレーを勇気づけるプレー。これ以外にも、あえて先にシャウフェレがパーパットを沈め、カントレーが気持ちよくバーディパットを打つシーンがあった。

キム→松山の並びで固定していたティショットを11番から打つ順番を入れ替えると、後半に意地を見せた。12番で相手のショートゲームのミスを逃さず初めてホールを奪取。スクエアドーミーの14番(パー3)は再び先に打つ順番に回ったキムが2mに絡めて雄たけびを上げ、米国ペアがそろってティショットを左のクリークに入れた15番も獲って2連続とした。

しかし、反撃もここまでだった。16番(パー5)で3打目を5mにつけた松山に対し、シャウフェレが左下がりのライから放ったバンカーショットを1m弱に絡めて譲らず、コンシード。応援に回った後続のマッチの決着を見届けると、すぐに向かったパッティンググリーンでボールを転がした。(ノースカロライナ州シャーロット/亀山泰宏)

2022年 プレジデンツカップ 2日目 ハイライト
2022年 プレジデンツカップ 2日目 ハイライト
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