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永野竜太郎が米ツアーの予選会出場へ 11月末の2次から

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前情報(18日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70)

永野竜太郎が来季のPGAツアー、下部コーンフェリーツアーの出場権をかけた予選会に出場することが18日、明らかになった。5会場で開催される2次予選会(セカンドステージ)から参戦。11月28日からカリフォルニア州のバレンシアCCで行われる4日間競技を選択し、12月の最終予選会(フロリダ州TPCソーグラス)進出を狙う。

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20位に入った6月のメジャー「全米オープン」で決勝ラウンドに進出したことで、1次予選会を免除された。国内ツアーでは今季ここまで賞金ランキング5位。9月末にエントリーを済ませ、結果的に「10月9日時点での2位から5位」の2次受験資格もクリアしていた。

ツアー未勝利ながら、プロ1年目の2009年から飛距離とウェッジ技術の高さを武器に活躍。初出場の全米オープンでは持ち前の飛距離とウェッジワークが光った。

「コース自体が広くて、より気持ちよくプレーさせてくれた部分はある。(ショートゲームは)良い意味で“遊べていた”。米国では『当たって砕けろ、失敗して元々』でしたし。日本でやるときの方が、ナーバスになり過ぎていたと感じた」と得た自信は大きい。

「ただ、米国で実際に1年間シーズンを通してやるとなるとまた全然違うと思う」と慢心はない。最終予選会を突破しても苦難の道が待ち受けることを想像している。

地元熊本でゴルフに真剣になった幼少期、憧れたのは伊澤利光丸山茂樹田中秀道といった米国でプレーした選手たち。そしてもちろん、タイガー・ウッズだった。かつて彼らが戦った舞台に今、立てる望みがある。「こういうチャンスってなかなか来るものじゃない。初めての挑戦だから思いっきりやるだけ。行かないとそのチャンスもつかめない」

一昨年に第一子が誕生してからも、家族の変わらぬ応援もある。「年齢は関係ない。思ったタイミングで行けるかどうか」。2年ぶりに出場するPGAツアーとの共催大会で、35歳は日本勢14人のうち最年長。「いつも通りやります」と落ち着き払っている。(千葉県印西市/桂川洋一)

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