米PGAツアー2勝のグレイソン・マレーが30歳で死去 前日に途中棄権
2024年 チャールズ・シュワブチャレンジ
期間:05/23〜05/26 場所:コロニアルCC(テキサス州)
死去したグレイソン・マレー 両親が声明「彼は愛された」
25日に30歳の若さでこの世を去った男子プロゴルファー、グレイソン・マレーの死因が自殺だったことが分かった。父エリックさん、母テリーさんが26日に声明で「PGAツアー、ゴルフ界からのサポートに感謝したい。グレイソンにとって人生は決してやさしいものではなく、彼は自ら命を絶ったが、今は安らかに眠っていると信じている」と発表した。
マレーは2017年「バーバゾル選手権」でツアー初優勝を飾った後、アルコール依存症との闘いなどを経て、今年1月「ソニーオープン」で7年ぶりに優勝。6月には「全米オープン」(13日開幕/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)出場も控える中、前週の「チャールズ・シュワブチャレンジ」を第2ラウンド途中で棄権していた。
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エリックさん、テリーさんは「この24時間、息子が亡くなった事実を受け入れようと時間を使ってきた。自分たちが受け入れることだけでなく、世の中に向けて発信することも現実だとは思えない。悪夢でしかない」と苦悩を明かした。
チャールズ・シュワブの最終日は選手たちがマレーを悼み、赤と黒のピンバッチをウェアなどにつけてプレーした。両親は「問いたいことはたくさんあるが、ひとつだけ分かることがある。グレイソンは愛されていたのか? イエスでしょう。私たち、きょうだいのキャメロンにエリカ、他の家族や友人、仲間の選手たち、そしてこれを読んでいる皆さんが彼を愛し、寂しく思っている」とコメントした。
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