松山英樹は14日午前2時36分開始 同組予定だったラーム欠場/予選組み合わせ
2024年 全米オープン
期間:06/13〜06/16 場所:パインハーストリゾート&CC パインハースト No.2(ノースカロライナ州)
10年ぶりパインハースト 松山英樹は開幕2日前に石川遼、清水大成と練習ラウンド
◇メジャー第3戦◇全米オープン 事前情報(11日)◇パインハーストリゾート&CC パインハースト No.2(ノースカロライナ州)◇7548ヤード(パー70)
ノースカロライナ州北部のパインハーストリゾートは2014年以来、10年ぶりに「全米オープン」をホストした。当地での開催は1999年、2005年を含む4回目。6人が出場する日本勢のうち松山英樹はただ一人、14年大会を知る選手だ。
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前週のPGAツアー「ザ・メモリアルトーナメント」で今季4回目のトップ10フィニッシュ(8位)を決めた夜にはコース近くの宿舎に入った。練習開始は10日(月)の夕方、ドライビングレンジから。11日(火)にアウト9ホールで事前ラウンドを実施した。
午後0時40分からのコースチェックは、ダラスでの最終予選会を通過してきたブランドン・ウー、日本地区から勝ち上がった石川遼、清水大成と一緒に行った。自身が師事する黒宮幹仁コーチと、石川とはジュニア時代に切磋琢磨した同世代の仲間。真剣さの中にも和気あいあいとしたムードを漂わせながら、とりわけ砲台グリーンの周辺からの対処に時間をかけていた。
コース設計家、ドナルド・ロスが手掛けたパインハーストNo.2は14年大会の前に大改修を行った。ベン・クレンショーとビル・クーアによりフェアウェイの両サイドはラフよりも砂地のネイティブエリアが目立つレイアウトに変更。リンクスコースのような自然に回帰した風景が広がるようになった。
今大会を前にベント芝からバミューダ芝に張り替えられたグリーン、バンカー、ティイングエリアの形状や位置は変わっていないという。
新たなワナとして採用したのが、ひざ丈ほどの原生のワイヤーグラス。ティショットの落下地点に多く設けた。茎が強く、ボールが根本付近に張り付くとたちまち1打、損をしそう。500yd以上のパー4が3つあることを考えても、ティショットの技術からすべてを試される。(ノースカロライナ州パインハースト/桂川洋一)