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シャウフェレがジュニアに金言「ライバルを作って」 じゃんけん勝者に愛用パターをプレゼント

世界ランキング2位のザンダー・シャウフェレが17日、キャロウェイ心斎橋店(大阪市中央区)でジュニアゴルファーら27人を対象にゴルフクリニックを開催した。

5月「全米プロ」、7月「全英オープン」と今年メジャー2勝をあげたシャウフェレにとって大阪は初上陸。日本育ちの台湾人の母親とフランス人とドイツ人のハーフの父親の間に生まれた30歳は「たこ焼きを食べてみたいな」とリラックスした表情を見せた。

トークセッションでは「高校生のときに練習しておくべきことは?」と質問が飛んだ。「高校生のときは練習も大事だが、ライバルを作って切磋琢磨していくことも大事」と“金言”を送った。

自身の2歳上には松山英樹がいるが、2021年のメジャー「マスターズ」は松山が制して、シャウフェレが3位。同年の「東京五輪」ではシャウフェレが金メダルを獲得し、松山はプレーオフのすえ4位に終わった。競い合う“ライバル”の活躍こそが試合に向かう力となった。

スランプで苦しむときには、「ずっとプレーが悪いときはルーティンを大事にする。自信を持てるルーティンを見つける」と対応策を明かした。

その後、3人のジュニアとパター対決を行った。トレードマークとなっている赤のツノ型パターについては「赤がグリーンに映えて好きです」。じゃんけん大会の勝者には愛用モデルをプレゼントした。

次週の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(千葉 アコーディア・ゴルフ習志野CC)2日目の25日には31歳の誕生日を迎える。節目となるツアー10勝目を目指す戦いを前に「練習して、試合に出て、ゴルフを楽しんでください」と話して締めくくった。(編集部・玉木充)

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