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2011年 全英オープン
期間:07/14〜07/17 場所:ロイヤルセントジョージズGC(イングランド)

R.マキロイは追い上げならず25位タイに終わる

54ホールを終えた時点で通算4オーバー、トーナメントリーダーとは9打差という位置でロリー・マキロイは最終日のプレーを開始した。気温は16度から19度前後、風は2日目、3日目と同じような南南西の方向から吹いていたが突風もあり難コンディションとなっていた。

最終日のチャージが期待される中、マキロイは2番で4メートルのバーディパットを沈めて良いスタートとなったが、続く3番パー3で右にプッシュアウトした球が灌木の中に止まってしまいトラブル。結局アンプレアブルを宣言したマキロイは3オン2パットでダブルボギー。チャンスホールの7番パー5ではバーディパットを打つ直前、アドレスをとったときにボールが動いてしまい1ペナルティ。このホールをボギーとしてスコアを更に落としてしまった。最終日は合計パット数33、全く流れが掴むことができなかった。

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一緒に回るセルヒオ・ガルシアが6つのバーディを奪う中、マキロイは2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの73。全米オープンに続きメジャー大会連覇を狙ったマキロイは通算7オーバー、25位タイという成績で競技を終了した。

マキロイはこのあと2週間後、欧州ツアー「アイルランドオープン」に参戦。そして翌週はアメリカに渡り「WGC世界ゴルフ選手権ブリヂストンインビテーショナル」、そしてジョージア州アトランタで行われる今期最後のメジャー戦「PGAチャンピオンシップ(全米プロ)」の3連戦を戦うことになっている。

■ Q&Aインタビュー

Q:最終日のプレーは

マキロイ:2番でうまくいって良いスタートでしたが3番のショットはひどかったですね。今日はアンダーパーで上がれば良い感じだと思いました。最後の2つのホールでボギーでした。もしその2つがパーだったらまずまずのラウンドだったはずです。

Q:今週の振り返り

マキロイ:タフな一週間でした。最初の2ラウンドは良かったんですが、週末は悪条件の下苦労しました。

Q:リンクスゴルフには運が必要ですね

マキロイ:はい。私は結果が天気に大きく左右されるゴルフの試合はあまり好きではありません。私のスタイルには適していません。今週は残念な結果に終わりました。また来年この大会でがんばりたいと思います。

Q:全英で争うということはどんな天気でも対応することが必要ですか?

マキロイ:そうですね。または天候のいい年まで待たないといけませんね(笑)。私のゴルフは基本的にどんなコースでも、いろんなコンディションの中でも対応できると思います。ただ今回のような難しい状況の中でプレーすることに楽しいとは思いません。華氏80度(摂氏26.6度)、風があまり吹かないところでプレーをする方が好きです。

Q:全米オープンのあとということで期待が大きかったですが・・・

マキロイ:そうですね。メジャーを1つ勝ちました。プロになってからは3勝しました。しかし(周りはメジャー記録の)18勝を期待するのはちょっと早すぎるかな?っていう思いです。私自身の期待はもちろんあります。もし今週の天候がもう少し良ければ上位に絡めたと思いますがしょうがないですね。

★ラウンドデータ
通算287ストローク(71-69-74-73)
最終日73(3オーバー)

フロントナイン37(2オーバー)
バックナイン36(1オーバー)

・バーディ:2ホール
・パー:12ホール
・ボギー:3ホール
・ダブルボギー:1ホール

・パー3:通算2オーバー
・パー4:通算イーブンパー
・パー5:通算1オーバー

・フェアウエーキープ率:57.1%(14ホール中8ホール)
・パーオン率:66.7%(18ホール中12ホール)

・合計パット数:33パット
(1パット5ホール、2パット14ホール)

・バンカーセーブ:1回中1回1パットセーブ(100%)

・ドライビングディスタンス(計測指定ホール13番、15番)2ホール平均314ヤード

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