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2012年 全英オープン
期間:07/19〜07/22 場所:ロイヤルリザム(イングランド)

武藤俊憲「明日、ミズノの再現をしたい」

日本勢トップの通算1アンダー15位タイで予選通過を果たした武藤俊憲。「全英オープン」3日目は、ピーター・ハンソン(スウェーデン)との2サムで午後1時55分にティオフした。

1番(パー3)は2パットのパーとしたが、続く2番でいきなりトラブルに見舞われる。右に押し出したティショットは、ラフの中にある木にくっつきアンプレヤブル。ラフの中にドロップした3打目も、左サイドのクロスバンカーに入れてしまう。4打目はフェアウェイに戻すだけで、5打目でピン上1.5mにつけたが、これを沈めることはできずにトリプルボギーとしてしまう。

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8番、9番と連続バーディで盛り返したが、11番(パー5)の3打目はグリーンをショートして寄せきれずのボギー。直後に前組と離れていることを競技委員に指摘され「急いでしまった」という12番(パー3)のティショットは、グリーン右のラフへ打ち込みダブルボギー。「もうちょっと時間が欲しかった。時間があればあの時クラブを変えていたと思う」と悔しがったが後の祭りとなってしまった。

「参りました。出だしは結構良かったけど、2番だけですね」と、3日目を「74」で回り、43位タイへと後退した武藤は悔しがる。「コースは今日の方が格段に易しかったけど、勝負に行きたい12番あたりから時間をもらえなかったのは残念」とストレスのたまる1日となってしまった。

それでも、武藤は前を向く。「ミズノ(オープン)も最終日にまくって(63をマーク)、この試合に出られたし、それを再現できたらいいと思います。(ダンロップ)フェニックスの優勝で『WGCブリヂストン』の招待も頂いているので、あの時の武藤か、と言われるように、力を出し切って頑張りたいです」。最終日にもうひと仕事、やり遂げるつもりだ。(英国リザムセントアンズ/今岡涼太)

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