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今季3試合目に臨む石川遼「そろそろ結果を」

米国男子ツアー本格参戦1年目の石川遼は1月、「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」、「ファーマーズ・インシュランスオープン」を戦い、2試合連続で予選カットラインに遠く及ばず、決勝ラウンド進出を逃した。迎える自身3戦目は「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」。アリゾナ州のTPCスコッツデールで31日(木)、開幕する。

最終調整は“駆け足”で済ませた。開幕2日前の29日(火)にアウトコースの9ホールで練習ラウンドを行った石川は30日(水)、出場できなかったプロアマ戦の開始前にインコースを回った。まだ夜明け前の午前6時半にコース入りし、芝生に降りた霜が溶け出した午前8時半過ぎに誰よりも早くスタート。ホール全体がギャラリースタンドに囲まれている16番パー3も初めてプレーし「風は感じられない。その前のホールまでに、しっかりチェックしないと。スタンド自体に高さがあるので、ティグラウンドと上空とは違うと思う」と警戒した。

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しかしながら、この日は特にドライバーで鋭いショットを連発。模索中の新しいスイングが体に染み込みはじめたことを実感した。「前の2週は結果を優先するのではなく、これから先の試合で良い成績、優勝をするためにやるべきことがあった。スイングがあれだけ悪ければ、(自分は)落ちるレベル」。ラウンド中に細かいポイントをチェックし、“ぎこちなさ”を感じながらのプレーには苦悩が付きまとっていた。

しかし今週は「前の2週間で培ってきたものを、今週、自分が一番気持ちよく触れるリズムと調和させられたら。だいぶ違うと思います」と、前週までの試運転とは異なった、感覚重視のプレーを心掛ける。「ひとつの段階を踏めたかなと思う。前に行けたとは思う」と強調した。

となると、求めるもの、求められるのは“結果”の比重が大きくなる。「3週目にして、ようやく自分のフィーリングを活かしてゴルフができそう。マスターズ以外のメジャーも出場するのも大きな目標。こちらの場合は(日本ツアーとは異なり、シーズンの)後半に大きな試合がかたまっているとは限らない。そろそろ成績が出てきたらいいなと思う」と力を込めた。(アリゾナ州スコッツデール/桂川洋一)

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2013年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン



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