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今日の日本人選手/安定したプレーが戻り、36位タイフィニッシュ! 有終の美を飾る

メジャー第2戦「全米オープン」も最終日を迎えた。5人が参戦した日本人プレーヤーの中で、ただ1人決勝ラウンドへ駒を進めた片山晋呉。その3日目は「79」とスコアを大きく崩し、19位タイから45位タイへ急落。残り1日、少しでも順位を上に戻したいところだ。

その滑り出し、3日間連続でボギーとしていた1番をパーで切り抜ける。直後の2番パー4をボギーとするが、5番パー4でバーディを奪取。その後8番パー3をボギーとし、前半を1バーディ、2ボギーで切り抜けた。折り返し直後の10番、14番をボギーとするが、15番パー4でバーディを奪い返す。しかし最終18番をボギーフィニッシュとし、この日「73」でホールアウト。最終日のハードなコースセッティングと昨日の乱調を考えれば、素晴らしいプレーで有終の美を飾れたと言えるだろう。

4日間を戦い抜いた片山は、通算18オーバーの36位タイ。日本人プレーヤーの最後の砦として、国内最強の面子を守った実力は流石だ。今大会は、とにかく4日間を通して安定したプレーが光った。入ればボギー必至の深く根が強いラフと、コース上に点在する210のバンカー。ミスがミスを呼び、大叩きの連鎖が起こりやすいオークモントで、ダブルボギーはわずかに1つ。海外選手に比べて飛距離が落ちる片山がここまで戦えたのは、持ち味である正確なショットが十分に世界トップレベルにあることを証明している。長尺パターも馴染み始め、パッティングも上り調子。日本ツアーはもちろんだが、今後も海外での活躍が大いに期待される。

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