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今日の日本人選手/高山忠洋が4アンダー23位!藤田は最後まで粘りのゴルフ

全英オープン最終日

2アンダー39位タイで並んで最終日を迎えた藤田寛之高山忠洋の2人。3日目の勢いの違いが最終日のスコアにも現れてしまった。前日バーディラッシュを決めた高山は、この日もスコアを2つ伸ばし通算4アンダーの23位タイ。藤田寛之は1アンダー41位で4日間の競技を終えた。

2番ホールでバーディを奪った高山はショットが好調で、その後も数多くのバーディチャンスを迎えた。ところが、前日のようなパッティングの冴えは見られずパープレーが続いた。距離の短い9番パー4では、4日連続となるバーディを奪い、初日、3日目にボギーを叩いた12番パー4を克服するバーディで5アンダーまで伸ばした。

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この時点では最終組がスタートしていない状況だったが、暫定で10位タイまで浮上。来年の「全英オープン」出場資格が与えられる10位タイ以内、という成績が見えてきた。ところが続く13番、さらに前日もボギーを叩いている17番でスコアを落とし、最終18番では今大会通算19個目のバーディで締めくくったが4アンダー23位タイで初メジャー「全英オープン」の競技を終えた。

2日目に4ストローク伸ばしたが、それ以外は耐えるゴルフをしてきた藤田は、最終日も出入りの激しい苦しいラウンドとなった。スタートから3ホールは確実にパーをセーブしたが、距離の長い4番パー4ではこの日もボギー。スコアを伸ばしやすい5番パー5と9番では確実にバーディを奪ったが、12、13番で連続ボギー。その後は2バーディ、2ボギーで通算1アンダーの41位タイでフィニッシュした。

藤田は4番と13番で4日間全てボギーを叩いてしまった。苦手ホールを作ってしまったことが、スコアメイクに苦しんだ要因だ。それでも、ホールアウト後は、「初めての挑戦で自分らしいプレーが出来た」と、藤田らしい清々しい笑顔でセントアンドリュースを後にした。

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