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今日の日本人選手/「のれなかった・・」。前日の貯金を使い果たし、1オーバーの24位タイに後退

全米プロゴルフ選手権 3日目

出場した3人の日本人選手の中で、唯一決勝ラウンドに進んだ片山晋呉。しかもトータル3アンダーの6位タイと優勝争いも狙える位置からのスタートだ。2001年に4位タイに入った時と同様の活躍が期待されたが、思い通りにはならないのがメジャー。ムービングデーの3日目、開催コースであるバルタスロールGCは片山に試練を与えた。

スタートの1番パー4では2打目を右ラフにはずし、寄らず入らずでボギー。7番パー4ではティショットをラフに打ち込み、2打目もまた深いラフへ。厳しいライからの3打目はグリーン手前のバンカーに・・・。結局このホールは痛恨のダブルボギーとなった。

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バック9に入ってからも狂ったリズムを取り戻せなかった。14番では短いパーパットをはずしてボギー。さらに16番パー3ではティショットをグリーン右のバンカーに入れボギーをたたいてしまう。唯一の光明は最終の18番パー5だけだった。2オンを果たしこの日初めてのバーディ。3日目は4つスコアを落とし、トータル1オーバーの24位タイまで後退してしまった。

風と厳しいピン位置、そして固く引き締まったグリーンに翻弄された一日だった。「これはピンに寄った!」というショットを放っても、固いグリーンでスピンはほどけピン奥まで転がってしまう。のれないまま、1日が過ぎ去っていった。

リズムをつかめば大きくスコアを伸ばせる実力を持っている片山。最終日は大きくスコアを伸ばした2日目のような「ノリノリSHINGO」を期待したい。

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