タイガー・ウッズの戦績&プロフィール
2013年 アーノルド・パーマーインビテーショナル
期間:03/21〜03/24 場所:Bay Hill Club & Lodge
T.ウッズは5位タイ発進 4つのパー5で5アンダー
フロリダ州のベイヒルクラブ&ロッジで開幕した「アーノルド・パーマーインビテーショナル」で、2年連続8度目の大会制覇を狙うタイガー・ウッズが余裕を持って好発進した。
初日は1イーグル、4バーディ、3ボギーの「69」。3アンダー、5位タイでのスタートにも、ラウンド後のウッズの表情は優れなかった。「スコアは良かった。でも自分のベストには程遠かったが、良いセーブがあってこうやって回って来られた」。早朝からの寒さと強い風、さらに厳しいピンポジション。「ドライバーもアイアンも良くなくて自分の思ったようにボールをコントロールできなかった」。
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石川遼の組からは2つ後ろ、大ギャラリーを引き連れたウッズは前半インの12番(パー5)で最初のバーディ。そして16番(パー5)では、ティショットをフォローの風に乗せて350ヤード先まで運ぶと、残り154ヤードの第2打をピン手前4メートルにつけイーグルを決めた。しかし続く17番(パー3)からはパーオンを逃し続けて2連続ボギー。1アンダーまで後退して折り返した。
ところが後半アウトの出だし、1、2番でいずれも1パットでのパーを拾うと、4番から3連続バーディを奪取。同組でロケットスタートを見せたジャスティン・ローズ(イングランド)との差は4ストロークにとどめた。
ベイヒルでのタイガーの強さを物語るのが、パー5での圧倒的な数字。この日は計4ホールで5アンダー(1イーグル、3バーディ)。キャリアでの合計ではなんと120アンダー以下。「そうだね。パー5には気を払っている」。
それでも「16番のイーグルを除けば、(今日は)あまり望んだ形でのバーディではなかった。他は良いショットではなかったからね」と満足には至らない。しかしながら不満を口にすればするほど、2日目以降のビッグスコアへの期待は膨らむばかりだった。(フロリダ州オーランド・桂川洋一)