ニュース

米国男子フライズドットコムオープンの最新ゴルフニュースをお届け

2013年 フライズドットコムオープン
期間:10/10〜10/13 場所:コルデバレーGC(カリフォルニア州)

松山英樹「9アンダーを出せば勝てると思った」

13 -14年シーズンの米ツアー開幕戦「フライズドットコムオープン」の最終日。首位と6打差の9アンダーからスタートした松山英樹は、7バーディ2ボギーの「66」とスコアを伸ばして通算14アンダーでフィニッシュ。米ツアー自己ベストの3位タイと、最高の形で新シーズンをスタートさせた。

今年4月のプロ転向後、7戦目の米ツアー出場。そのすべてで予選通過を果たし、トップ10入りは今回で3度目。その他の試合でも、21位を下回ったことがない。この男の本領は、最終日最終ホールが近づくほどに発揮されるようだ。

<< 下に続く >>

序盤からバーディを先行させたこの日、7番までに4バーディを奪った松山だったが、8番でアプローチミスからボギーとして流れを止めてしまう。「日本の試合でも、良いスタートを切ったのに止まってしまうことがある。最後まで勢いを続けられるようにならないと逆転優勝はできない」と自らを叱責した松山。「9アンダーを出せば、勝てると思ってスタートした。7番まではいい感じだったけど・・・」

その後はパーを積み重ね、14番では再びボギーとして11アンダーへ後退。15番(パー5)では2打目をピンまで4メートルのグリーンエッジまで運んだが、そこから3パットのパーと、苦しい流れが続いた。

だが、打ち下ろしのパー3となる16番、ピンまで173ヤードで9Iを振り抜いた松山の球は、ピンそば30センチにぴたりと止まる起死回生のスーパーショット。「(悪い流れを)補えるような1打が打てた」と、好調なショットで状況を打開する。

17番(パー4)では、前に出されたティグラウンドから3Wでグリーンを捉えて8メートルのイーグルトライ。このパットは惜しくも外れたが、連続バーディとして最終18番へ。右サイドのラフからSWで放った第2打は、グリーンにキャリーしてからマウンドを越え、ピンに向かって一直線。ギャラリーの歓声と共にカップをかすめて50センチに止まり、上がり3連続バーディで締めくくった。

「今週打っていたアイアンショットが打てれば、ソコソコはいけると思う」という松山。「でも、ショートゲームとドライバーの精度が足りない。すべてを自分が目標とする基準に持っていきたい」。まだまだ成長の余地はある。そして、今週が終わって上にいたのは2人だけだ。(カリフォルニア州サンマーティン/今岡涼太)

関連リンク

2013年 フライズドットコムオープン



あなたにおすすめ

特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

新着記事


ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!