5年ぶり通算80勝 タイガー・ウッズ“復活”への軌跡
2015年 ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ
期間:01/09〜01/12 場所:プランテーションコースatカパルア(ハワイ州)
ウッズが熱狂に拍車 14年ぶりフェニックス出場へ
タイガー・ウッズは9日(金)、自身のウェブサイトで1月29日にアリゾナ州フェニックスで開幕する「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」に出場することを発表した。翌週にカリフォルニア州にあるトーレパインズで行われる「ファーマーズインシュランスオープン」にも出場する。
ウッズがPGAツアーに復帰するのは、予選落ちを喫した昨年8月の「全米プロ」以来、約5カ月半ぶり。昨年12月には、フェデックスカップ対象外の「ヒーローワールドチャレンジ」に出場したが、優勝したジョーダン・スピースとは26打差の最下位で終わっている。
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ウッズが「フェニックスオープン」に出場するのは4度目で、2001年以来14年ぶりとなる。初出場となったのは、プロ転向直後の1997年で、この年の3日目にはホールの周囲をぐるりと観客席が取り囲む16番(パー3)でホールインワンを記録して、ギャラリーを熱狂の渦に巻き込んだ。また、2度目の出場となった99年には、ギャラリーの協力を得て、球の前に立ちふさがった巨大な石を動かした経験もある。
「フェニックスに戻るのが待ち遠しい。ファンたちは素晴らしく、いつも熱狂的で、16番ホールはゴルフの中でも特別にユニークだ。トーレパインズは僕にとってはとても重要な場所。子供の頃、父がよく僕を連れて行ってくれて、ツアーを観戦した特別な思い出がたくさんある」とウッズ。
昨年の「ウェイストマネジメント――」は、一週間で56.3万人のギャラリー動員を記録してツアー記録を更新したばかり。今年は大会最終日に会場のTPCスコッツデイルから約30マイル離れたグレンデイル(アリゾナ州)で、NFLのスーパーボールが行われる。ウッズ出場は、熱狂にさらなる拍車をかけることだろう。