拠点を置くフロリダで米ツアー今季初戦を迎えるR.マキロイ

25歳の若き世界ナンバーワンが、拠点を置くフロリダ州で米国男子ツアー今季初戦を迎える。26日（木）からPGAナショナルで行われる「ザ・ホンダクラシック」開幕を前に、ロリー・マキロイ（北アイルランド）が公式会見で意気込みを語った。

「ここに戻って来られたこと、ホームタウンでプレーすることにワクワクしているよ。今の勢いを今週にも持ちこめるように全力を尽くしたいね」。

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今週を前に、マキロイは欧州ツアー2試合に参戦。自身の今年度初戦「アブダビHSBCゴルフ選手権」を2位で飛び出すと、3週間前の「オメガデザートクラシック」で早々にタイトルを獲得した。昨年度を含めた直近の12試合では、4回の優勝と4回の2位フィニッシュ。王者の風格を漂わせ、2012年大会を制し初の世界1位に上り詰めた思い出の地へと乗り込んだ。

マキロイは前週時点で、世界ランクトップ在位30週目を記録。同2位のバッバ・ワトソンには大差のリードをつけており、12年8月から32週に渡った自身のトップ防衛記録の更新は確実な状況にいる。

世界ナンバーワンは重荷ではない？ むしろ今は、「2年前に比べて多くの経験を重ねてきたし、だいぶ馴れてきたようにも感じる」と、その称号をも支配した境地にいる。PGAツアー公式ページの特集でも、不動の優勝候補の筆頭。プレーオフで敗れた昨年大会のリベンジを疑うものは、誰もいない。（フロリダ州ウエストパームビーチ／塚田達也）