石川遼が描く2019年の構想 フラッグ販売などファンサービス継続へ
2015年 ザ・ホンダクラシック
期間:02/26〜03/01 場所:PGAナショナル(チャンピオンコース)(フロリダ州)
石川遼はショットが乱調 28ホールで池に4発
2日目から進行が大きく遅れている米国男子ツアー「ザ・ホンダクラシック」4日目。通算1アンダーの10位タイ、午前10時20分に1番から第3ラウンドをスタートした石川遼は、4バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「72」(パー70)とし、通算1オーバーの18位タイに後退。引き続き行われた最終ラウンドも、日没サスペンデッドとなった後半10番までに3つ落とし、通算4オーバーの暫定40位に順位を落とした。
「ショットが悪かった」。計28ホールの1日が、ホール数以上に長く感じられた。ティショットでフェアウェイを18回外し、そのうち池に消えること4回。石川は、最後までティグラウンドで苦しみ続けた。
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決勝ラウンドのスタートホールから、ショットは乱調だった。1番、4Wで打ったティショットは、左の池に消えてボギー発進。以降は、フェアウェイを外してもアイアンとパットで粘り強くスコアを整えたが、ユーティリティで打ったティショットを再び左の池に落とした6番で痛恨のダブルボギー。さらに後半13番でも、4Wのティショットを右の池に打ち込み、2つ目のダブルボギーを喫した。
第3ラウンド終了後、約40分のインターバルを経た最終ラウンドでも、好転の気配は見られない。再び立った1番ティで、今度はアイアンを手にしたが、またも左の池の際まで曲げてボギー。6番では、1Wショットをまたも同じ池に入れて4回目。夕闇が迫った8番ティショットも大きく右に曲げ、爆発しそうな感情を必死にこらえる姿が痛々しい。
2日(月)は11番の第1打から午前8時に再開予定。『打てど打てど左 ひたすら左 わかってるのに直せない自分が情けない』。プレー終了後から間もなく更新された石川のブログ(一部抜粋)には、自身への怒りがこめられていた。(フロリダ州ウエストパームビーチ/塚田達也)