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松山英樹は21位 ショットの好感触を手にオーガスタへ

米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」最終日を53位から出た松山英樹は、5バーディ、1ボギー「68」と4つ伸ばしてホールアウト。通算8アンダーの21位タイに浮上し、3週間後に迫った海外メジャー今季初戦「マスターズ」前の最後の1戦を終えた。

「ドライバーは良い感じに仕上がってきた」と、ティショットの手応えは十分。この日フェアウェイを外したのは、右のファーストカットにわずかにこぼれた9番のみだ。3日目と合わせても、3回しか外していない。「2日間良かったことは最近なかった。良い傾向だとは思う」と、久々の好感触に満足感を漂わせた。

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しかし、グリーン上については前日と同じく悲観的な言葉が並ぶ。「ダメですね。あとはパッティングだけ」。この日は29パットと、予選ラウンドで続いた30オーバーを免れ、終盤17番では「奇跡の1打」という約10mの下りフックラインを決めてみせたが、「パットが入っていました? 17番だけでしょう」とやはり辛口の評価。初日から続くグリーン上のストレスだけは晴らせぬまま、フロリダの地を去ることになった。

次週から2週間続くテキサスシリーズはスキップし、次なる戦いの舞台は、いよいよ3週間後に迫ったマスターズ。「ショットに関しては、オーガスタに向けてどうすれば良いのかだいぶ分かってきた感じ。パットはまだ先が見えない。2週間で良い方向にいけるように、少しでも練習していきたい」

今週は頻繁に気にする素振りを見せた古傷を持つ左手首も、「状態はだいぶ良くなってきている」と改善の方向へ。まずは静養を優先しつつ、オーガスタへの準備を整える。関係者によれば、日本への一時帰国も検討しているという。(フロリダ州オーランド/塚田達也)

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2015年 アーノルド・パーマーインビテーショナル



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